横浜国大附属鎌倉小学校の試験ってどんな内容ですか?
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校(鎌倉市雪ノ下)の入試は、口頭試問や運動などの考査に加えて抽選も行われる国立小学校ならではの形です。ここでは選考の流れと対策のポイントを、はじめての方にもわかりやすく整理します。
選考の流れ
横浜国大附属鎌倉小学校の選考は、考査に加えて抽選が行われる国立小学校ならではの仕組みです。まずは全体の流れを理解しておきましょう。
考査では口頭試問や運動などが行われるとされています。特別な知識よりも、子どものふだんの様子や指示を理解して動く力が見られます。
応募者が多い場合には抽選が行われることがあります。実力だけで決まらない面もあるため、仕組みを理解しておくことが大切です。
考査で見られる力
口頭試問では、自分の名前や好きなこと、身近な出来事について自分の言葉で答える力が見られます。ふだんの会話を大切にしましょう。
運動では、走る・跳ぶといった基本的な動作や、指示を聞いて体を動かす力が見られます。体を動かす遊びの経験が役立ちます。
国立小学校の考査では、年齢相応の生活習慣や人との関わり方が大切にされます。日々の暮らしで培った力が土台になります。
抽選という仕組み
横浜国大附属鎌倉小学校では、応募が募集人数を大きく上回った場合、抽選が行われることがあります。年度によって抽選の有無や方法は変わります。
抽選は運の要素が大きく、家庭でコントロールできるものではありません。結果に一喜一憂せず、できる準備を着実に進めることが大切です。
抽選の実施方法は年度ごとに異なります。最新の情報は必ず学校公式サイトや募集要項でご確認ください。
家庭でできる対策
対策の第一歩は、聞く力と生活習慣を整えることです。挨拶や身の回りのことを自分でできるようにしておくと、考査でも落ち着いて行動できます。
絵本の読み聞かせや親子の会話を通して、話を最後まで聞き、自分の言葉で答える習慣を育てましょう。口頭試問の土台になります。
運動面では、公園などで体を動かす遊びを楽しみながら、指示を聞いて動く経験を重ねておくとよいでしょう。
2027年度入試(令和9年度)の選考は第1次・第2次の2段階です
2027年度入試(令和9年度)の第1学年児童募集要項で公表されている日程は、次のとおりです。
- インターネット出願 2026年9月3日(木)9時から9月16日(水)17時。出願書類(入学志願票)は9月24日(木)必着です
- 入学選考事前説明会(動画配信) 2026年10月23日(金)9時から10月30日(金)17時
- 第1次選考 2026年11月10日(火)・11日(水)
- 第1次選考の合格発表 2026年11月18日(水)。出願サイトの合否照会ページで行われます
- 第2次選考(抽せん)および合格発表 2026年11月21日(土)
募集人員は105名(男子52名・女子53名)、検定料は受検者1人につき3,300円です。第1次選考・第2次選考とも、集合時刻に遅れた場合は失格と明記されています。また、出願者が募集定員の4倍を大きく超えた場合には、事前抽せんが行われることがあります。災害や感染症の流行などで日時が変わる可能性があり、その場合は学校ホームページで知らされます。最新は募集要項・学校公式サイトでご確認ください。
2026年度入試の選考日程(2026年度実績)
2026年度入試の日程は、次のとおりでした。
- 出願 2025年9月4日から17日まで(Web出願)
- 第1次選考 2025年11月11日・12日
- 第1次選考の合格発表 2025年11月20日
- 第2次選考 2025年11月29日
- 第2次選考の合格発表 2025年11月29日
選考が第1次と第2次の2段階に分かれていることが、日程から読み取れます。第1次選考が11月11日・12日の2日間にわたって行われ、その結果が11月20日に発表されます。そこを通過した方が11月29日の第2次選考に進み、同じ日に発表があるという流れです。
第1次の合格発表から第2次選考までは、2026年度実績では9日間でしたが、2027年度入試では11月18日の発表から11月21日の第2次選考まで3日間です。この間の過ごし方も、あらかじめ考えておきたいところです。
なお、2027年度入試(令和9年度)の募集要項では、第2次選考が「抽せん」と明記されています。第1次選考で何が行われるのかについては、公表されていません。
学校は考査の中身を公表していません
ここは、正直にお伝えしておかなければならない点です。
ただし、まったく分からないわけではありません。受験を経験されたご家庭の話をたどると、考査は口頭試問と運動という二つの柱で行われていることが伝わってきます。学校が公表した情報ではありませんので断定はできませんが、おおよその形は見えています。
国立小学校では、選考の内容を詳しく公表しない例が少なくありません。横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校についても、どのような課題がどのような形で行われるのかは、学校から示されていないと考えるのが妥当です。
そのうえで押さえておきたいのが、ペーパーが柱として挙がっていないという点です。机に向かって解く量を増やすことが、そのまま合格に近づく形の入試ではないと考えられます。
準備を進めるうえで確実な手がかりは、公表されている日程と募集人数、そして通学区域です。選考の中身については、学校説明会や入学選考事前説明会の機会に直接ご確認いただくのが最も確かです。
受験番号の決め方と月齢の考慮は、いずれも非公表です
私立小学校の記事では、受験番号がどのように決まるのか、生まれ月による調整があるのかを取り上げることが多くあります。けれども、この学校についてはどちらも「非公表」と記載されています。
受験番号が願書の受付順なのか、別の方法で決まるのかは分かりません。月齢の考慮についても、行われているのかいないのかが示されていません。
分からないものを推測して準備の方針を立てるのは、かえって遠回りになります。早生まれのお子さんの場合も、生まれ月を前提にした対策を考えるより、日々の生活のなかで力を積み上げていくほうが確かです。
2026年度の募集人数は、男子53名・女子52名でした。男女それぞれに枠が設けられている点は、資料から確認できる事実です。合わせて105名という規模になります。
出願の前に確認しておきたい通学区域
国立小学校ですので、通学区域が定められています。資料に示されている範囲は次のとおりです。
- 鎌倉市全域
- 逗子市全域
- 横浜市栄区全域
- 横浜市戸塚区・横浜市金沢区・藤沢市・横須賀市・葉山町の一部
全域が対象となっているのは鎌倉市、逗子市、横浜市栄区の3つです。それ以外の市区町は「一部」となっていますので、同じ市のなかでも住所によって対象かどうかが変わります。
ここは出願できるかどうかを決める、最も基本的な条件です。「一部」に含まれる地域については、町名の単位まで確認しておく必要があります。2027年度入試(令和9年度)の募集要項には「令和9年度通学区域一覧」が別表として付いており、町名や丁目の単位まで示されています。行政による住居表示の変更で表示が変わることもありますので、学校が公表している最新の一覧を必ずご確認ください。なお募集要項には、一時的な住民票の移動などの不正は一切認めず、入学後に学区内の居住が確認できない場合は退学の措置を取ると明記されています。
なお、スクールバスはありません。通学は公共交通機関か徒歩ということになります。
入学手続きについての記載は資料にありません
第2次選考の合格発表は、2027年度入試(令和9年度)が2026年11月21日、2026年度実績が2025年11月29日です。その後の入学手続きについては、公示や募集要項の公開されている範囲では日付も方法も示されていません。
いつまでに何を提出するのか、どのような費用が必要になるのかは、合格後の動きに直結します。記載がない以上、ここで日程をお示しすることはできません。募集要項に必ず示される項目ですので、出願の段階で確認しておいてください。
費用について資料から分かるのは、考査料が3,300円であること、入学時に附属鎌倉小学校振興会の入会金60,000円が必要であること、そして月額のPTA会費等(給食費・振興会費を含む)が11,100円であることです。国立小学校ですので、授業料は徴収されません。資料の費用の表にも授業料の行そのものがありません。
試験内容についてよくある質問
選考は何回ありますか
2段階です。2027年度入試(令和9年度)は第1次選考が2026年11月10日・11日、第2次選考(抽せん)と合格発表が11月21日です。2026年度実績では第1次選考が2025年11月11日・12日、第2次選考が11月29日でした。
どのような考査が行われますか
学校から公表されていません。手元の資料に区分の記載はありますが「当社調べ」との注記があり、学校の公表情報ではありません。2027年度入試(令和9年度)の募集要項でも、第2次選考が抽せんであることは示されていますが、第1次選考の内容は公表されていません。
受験番号はどのように決まりますか
非公表です。
月齢の考慮はありますか
こちらも非公表です。有無を含めて示されていません。
募集人数は何名ですか
2027年度入試(令和9年度)は105名で、内訳は男子52名・女子53名です。男女の人数は在籍児童の男女比をもとに決められています。2026年度実績は男子53名・女子52名でした。
誰でも出願できますか
通学区域が定められています。鎌倉市・逗子市・横浜市栄区は全域、横浜市戸塚区・金沢区・藤沢市・横須賀市・葉山町は一部が対象です。2027年度入試(令和9年度)の募集要項にも同じ市区町が挙げられており、志願資格は2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれて2027年4月に就学見込みであること、2027年3月31日までに学区に保護者と居住できることです。
正式名称は「横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校」です
情報を集めるとき、校名の表記でつまずくことがあります。この学校は学部名称の変更にともなって、2回にわたって校名が変わっているためです。
資料の沿革によると、1997年に学部名称の変更にともない「横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校」と改称し、さらに2017年の学部名称の変更にともなって、同年4月から現在の「横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校」となりました。
古い資料や記事では旧名称のまま書かれていることがありますので、検索や問い合わせの際はご注意ください。なお、正しい表記は「附属」の字を用います。
最新情報の確認を
横浜国大附属鎌倉小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う学校です。考査は当日に内容が調べられる形とされ、情報は慎重に集める必要があります。
説明会に参加して、学校の雰囲気や選考の流れ、通学区域を直接確認しておくことをおすすめします。
最新の考査内容や選考日程、抽選の有無は必ず学校公式サイトの募集要項でご確認ください。国立小学校は毎年の確認が欠かせません。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の受験情報は「横浜国大附属鎌倉小学校まとめ」でまとめて確認できます。
実際の応募状況もあわせて見ておくと、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の位置づけがつかみやすくなります。倍率は?志願者数の傾向をプロが解説をご覧ください。
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