横浜国大附属鎌倉小学校の倍率はどのくらいですか?
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の受験を考えるうえで、倍率や志願者数の傾向は気になるポイントです。ここでは倍率をどう読み解けばよいか、国立小学校ならではの特徴もふまえて整理します。
倍率の考え方
横浜国大附属鎌倉小学校は、志願者数や倍率を非公表としています。ただし、国立小学校として人気が高く、多くの志願者が集まる学校です。
募集は男女それぞれ50名程度で、限られた枠に多くの家庭が応募します。抽選も関わるため、倍率という数字だけでは結果を測りにくい面があります。
数字が公表されていないからこそ、倍率にとらわれず、家庭でできる準備を着実に進めることが大切です。
国立小学校の人気
国立小学校は、授業料が実質無償である点や、大学附属としての教育環境から、毎年高い人気を集めています。横浜国大附属鎌倉小学校も例外ではありません。
通学区域が指定されているため、応募できる家庭は限られますが、その中でも多くの志願者が集まる人気校です。
人気校である一方、抽選という要素もあるため、実力と運の両方が関わります。仕組みを理解しておくことが大切です。
抽選と選考
横浜国大附属鎌倉小学校では、第1次選考・第2次選考といった段階を経て入学予定者が決まります。抽選が関わる年度もあります。
抽選は年度によって有無や方法が変わります。過去の状況は参考になりますが、毎年同じとは限りません。
こうした仕組みは、私立小学校の受験とは異なります。国立小学校ならではの選考の流れを、事前に理解しておきましょう。
数字に振り回されないために
倍率が非公表であるため、他校のように数字を追うことはできません。だからこそ、目の前のお子さまの力を着実に伸ばすことに集中しましょう。
抽選という運の要素がある以上、結果を完全にコントロールすることはできません。できる準備を淡々と進める姿勢が大切です。
聞く力や生活習慣、人との関わり方は、日々の積み重ねでしか身につきません。数字を気にしすぎず、家庭でできることに目を向けましょう。
志願者数は5年分すべて非公表です
倍率を考えるうえで出発点になるのは志願者数ですが、この学校についてはその数字が手に入りません。
資料には2022年度から2026年度までの5年分の欄がありますが、いずれも「非公表」と記載されています。1年だけたまたま公表されなかったのではなく、5年間を通して公表されていないということです。
さらに、合格者数についての記載もありません。志願者数と合格者数のどちらも分からない以上、応募倍率も実質倍率も算出することはできません。
インターネット上には「何倍」という数字が出回っていることがありますが、学校が公表していない以上、その根拠を確かめる方法がありません。このページでは、推測にもとづく数字はお示ししないという方針をとっています。
分からないことを分からないままにしておくのは、もどかしく感じられるかもしれません。けれども、根拠のない数字を前提に準備の方針を決めるほうが、はるかに危うい選択です。
公表されている募集人数から分かること
志願者数が分からない一方で、募集人員は公表されています。2027年度入試(令和9年度)は男子52名・女子53名で、男女合わせて105名です。男女の人数は、在籍児童(2026年5月1日現在)の男女比をもとに決められています。2026年度実績は男子53名・女子52名でした。
男女それぞれに枠が設けられている点は押さえておきたいところです。男子と女子で別々に募集人数が示されているということは、男女の別に応じた枠組みで選考が行われていると考えられます。ただし、男女別の志願者数も合格者数も公表されていませんので、どちらが入りやすいかといった比較はできません。
児童数は620名で、1クラス35名と記載されています。105名の募集は、1学年3クラス程度という計算に合います。教員数は約25名です。
こうした数字は、学校の規模を知るうえでの手がかりになります。倍率は分からなくても、どのくらいの人数のなかで6年間を過ごすことになるのかは、はっきり見えてきます。
選考が2段階に分かれていることは日程から確認できます
資料の日程から確実に読み取れるのは、選考が第1次と第2次に分かれているという点です。
2027年度入試(令和9年度)は、第1次選考が2026年11月10日(火)・11日(水)、その合格発表が11月18日(水)、第2次選考(抽せん)と合格発表が11月21日(土)という日程です。2026年度実績では、第1次選考が2025年11月11日・12日、その合格発表が11月20日、第2次選考が11月29日、その合格発表も11月29日でした。
ここで正確にお伝えしておきたいのは、2027年度入試(令和9年度)の募集要項では第2次選考が「抽せん」と明記されている一方、第1次選考で何が行われるのかは公表されていないという点です。また、出願者が募集定員の4倍を大きく超えた場合には、第1次選考の前に事前抽せんが行われることがあると示されています。
考査内容についても同じです。手元の資料には区分の記載がありますが「当社調べ」との注記があり、学校の公表情報ではありません。
したがって、選考の方法を前提にした「こうすれば通る」という話はできません。分かるのは、2段階の選考があり、それぞれに日程が定められているということまでです。
倍率より先に確認すべき、通学区域という条件
この学校の場合、倍率を気にする前に確かめておかなければならないことがあります。通学区域です。
国立小学校ですので、出願できるご家庭は指定された区域内に住んでいる方に限られます。資料に示されている範囲は、鎌倉市全域、逗子市全域、横浜市栄区全域、そして横浜市戸塚区・横浜市金沢区・藤沢市・横須賀市・葉山町の一部です。
全域が対象なのは鎌倉市、逗子市、横浜市栄区の3つで、それ以外は「一部」となっています。同じ市区町のなかでも、住所によって対象かどうかが分かれるということです。
つまり、この学校の志願者は、あらかじめ地域によって絞られた集団だということになります。全国から誰でも出願できる学校とは、そもそも母集団の性質が違います。この点を踏まえずに他校の倍率と並べて比べても、意味のある比較にはなりません。
区域の詳細は町名の単位まで確認が必要です。2027年度入試(令和9年度)の募集要項には「令和9年度通学区域一覧」が別表として付いており、町名や丁目の単位まで示されています。学校が公表している最新の一覧をご確認ください。
倍率についてよくある質問
倍率は何倍ですか
志願者数・合格者数のいずれも公表されていないため、算出できません。2027年度入試(令和9年度)についても、志願者数が公表されればここに追記します。
志願者数は公表されていますか
2022年度から2026年度までの5年分すべてが「非公表」です。2027年度入試(令和9年度)の募集要項にも、志願者数の記載はありません。
男子と女子で入りやすさは違いますか
男女別の志願者数も合格者数も公表されていないため、比較できません。募集人員は2027年度入試(令和9年度)が男子52名・女子53名、2026年度実績が男子53名・女子52名でした。
抽選はありますか
あります。2027年度入試(令和9年度)の募集要項では、第2次選考が「抽せん」と明記されています。さらに、出願者が募集定員の4倍を大きく超えた場合には事前抽せんが行われることがあるとされています。第1次選考の方法は公表されていません。
誰でも受けられますか
通学区域が定められています。区域内にお住まいのご家庭が対象で、2027年度入試(令和9年度)の志願資格は、2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれて2027年4月に就学見込みであること、2027年3月31日までに学区に保護者と居住できることです。
月齢の考慮はありますか
非公表です。有無を含めて示されていません。
数字が出せないなかで、何を手がかりにするか
倍率が分からないからといって、準備ができないわけではありません。確実に分かっていることを並べれば、やるべきことは見えてきます。
2027年度入試(令和9年度)の出願は、2026年9月3日(木)9時から9月16日(水)17時までのインターネット出願で、出願書類(入学志願票)は9月24日(木)必着です。第1次選考が2026年11月10日・11日、第1次の合格発表が11月18日、第2次選考(抽せん)と合格発表が11月21日です。検定料は3,300円、募集人員は男子52名・女子53名の計105名です。
学校の教育目標は「自立に向けてたくましく生きる」で、「夢ふくらませ、心あたたかく、力あわせる」という言葉が添えられています。1875年にさかのぼる長い歴史を持つ学校です。
倍率という一つの数字を追いかけるより、この教育目標がご家庭の考えと重なるかどうかを見きわめるほうが、6年間を過ごす学校を選ぶうえでは大切です。
最新は募集要項・学校公式サイトでご確認ください。
情報収集のすすめ
募集人数や選考の流れ、抽選の有無は、学校公式サイトの募集要項で公開されます。出願前には必ず最新の情報を確認しておきましょう。
説明会では、選考の仕組みや通学区域について直接確認できます。気になる点を整理して参加すると安心です。
国立小学校は年度ごとに選考方法が変わることがあります。正確な情報は必ず学校公式サイトでご確認ください。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の受験情報は「横浜国大附属鎌倉小学校まとめ」でまとめて確認できます。
考査全体の構成から確認したい方は、試験内容は?考査の流れをプロが解説を先にお読みいただくと分かりやすくなります。
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