四天王寺小学校では、どんな教育が行われているのでしょうか。
聖徳太子の精神を受け継ぐ仏教教育
同校は、学校法人四天王寺学園が運営する、仏教を建学の精神とする学校です。聖徳太子が帰依された仏教の精神を、教育の土台に据えています。
互いの個性を尊重し、調和できる「和の精神」、自分を利するとともに他者をも利する「利他の精神」を育てることを大切にしています。
授業や行事を通じて、高い志を持ち、社会問題の解決に貢献できる人材を育てることを目指しています。仏教教育が、人格を高める土台になっています。
4技能を育てる英語教育
同校では、英語教育に力を入れています。朝の15分を使ったモジュールの時間には、フォニックスやリスニング、リーディングなどに取り組んでいます。
一人ひとりの英語力の伸びを測るために、4年生と6年生でTOEFL Primaryを受験します。見えてきた課題を、その先の学習に生かしていきます。
4年生の宿泊学習では、ハワイを訪れます。現地の児童や学生とのコミュニケーションを通じて、身につけた英語力を実際に発揮する機会が用意されています。
中学受験を見据えた学び
同校は6年制で、中学受験を見据えた学びが充実しています。国の定める標準時数よりも多い授業時数を確保し、基礎・基本の定着と、受験に向けた学習を両立しています。
5・6年生の受験対策授業では、大手進学塾「日能研」と連携し、塾の講師と学校の教員がチームで指導します。子ども一人ひとりに合わせたサポートが行われます。
放課後のフォローアップ教室では、その日に学んだことをその日のうちに復習できます。わからない所を残さない学びが支えられています。
体験を重んじる多彩な学び
同校では、学年ごとに特色ある宿泊学習が用意されています。高野山での坐禅体験や、延暦寺での修行体験など、仏教の学校らしい体験も豊富です。
運動会や音楽発表会、百人一首のかるた大会など、体力や表現力、日本の文化に親しむ行事も充実しています。
教室の中だけでなく、体験を通じて学ぶ機会を重ねることで、豊かな感性と、自ら学ぶ姿勢を育てています。
家庭で意識しておきたいこと
まずは、思いやりや感謝の心といった、学校が大切にする姿勢を、家庭でも育てていきましょう。日々の暮らしのなかでの関わりが土台になります。
あわせて、英語や体験活動に前向きに取り組めるよう、いろいろな経験に触れる機会を家庭でも用意しておくとよいでしょう。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【四天王寺小学校】モジュールタイムで英語と読書に取り組む
四天王寺小学校の学びで特徴的なのが「モジュールタイム」です。短い時間を区切って学習に充てる仕組みで、朝と昼にそれぞれ英語と読書に取り組む形が取られています。
まとまった時間を確保するのは難しくても、短い時間を毎日積み重ねれば量は大きくなります。英語も読書も、週に一度たっぷり触れるより、少しずつ毎日続けるほうが定着しやすい分野です。学校がこの形を採用している背景には、そうした考え方があると読み取れます。
学力の面では、低学年から読み・書き・計算の基礎基本を定着させるため、国語や算数などの授業時数が十分に確保され、発展的な内容も扱われると示されています。基礎を固めながら、その先にも手を伸ばす設計です。
なお、英語の週あたりの授業時数や、モジュールタイムの1回あたりの長さについては、資料に記載がありませんでした。具体的な時間数を知りたい場合は、学校説明会や公開の機会に直接ご確認ください。2027年度入試に向けては、オープンスクールが2026年6月24日・25日・26日、入試説明会が2026年7月25日、学校見学会が2026年10月17日、学校体験会が2026年12月12日、学校説明会が2027年2月6日に予定されています。
【四天王寺小学校】学力・心・体を育てる4つの柱
四天王寺小学校の教育方針は、大きく4つの柱で語られています。教育の理念には、「確かな学力」「豊かな心」「たくましい体」を掲げ、志高く教養豊かな日本の心を培う教育に取り組むことが示されています。
1つめの柱は、子どもたちの力を引き出すことです。知識を詰め込むのではなく「なぜ」「もっと知ってみたい」という気持ちを引き出す探究型の授業が中心に据えられています。体力面では、体育の授業のほかに中休みを使った「パワーアップタイム」が行われます。小学校専用の体育館が校内にあり、天然芝のグラウンドとあわせて学習環境が整えられています。
2つめは、確かな学力の育成です。モジュールタイムを含め、基礎基本の定着に十分な時間が充てられています。
3つめは、豊かな心の涵養です。仏教を通した心の教育として、低学年にも親しみやすい仏教教材の活用、朝の礼拝や講話である「ともいきタイム」、あいさつ、授業のはじめの瞑想などが行われています。
4つめは、日本人が大切にしてきたものを継承することです。礼儀や儀式作法、伝統文化を大切にする姿勢が方針に掲げられ、年間行事にも4月の仏誕会、12月の成道会、2月の涅槃会、1月のかるた(百人一首)大会などが並びます。
学園訓は「和を以て貴しとなす」「四恩に報いよ」「誠実を旨とせよ」「礼儀を正しくせよ」「健康を重んぜよ」の5つです。
【四天王寺小学校】教育と英語についてよくある質問
英語は週に何時間ありますか
週あたりの授業時数は資料に示されていませんでした。分かっているのは、モジュールタイムで朝と昼にそれぞれ英語と読書に取り組んでいることです。具体的な時間数は学校説明会などでご確認ください。
仏教の学びとはどのようなものですか
低学年にも親しみやすい仏教教材を使った授業のほか、朝の礼拝や講話である「ともいきタイム」、あいさつ、授業のはじめの瞑想などが行われています。年間行事にも仏誕会、成道会、涅槃会が置かれています。宗教が生活のなかに自然に組み込まれている学校ですので、ご家庭の考え方と合うかどうかを確かめておくとよいでしょう。
体を動かす時間は多いですか
体育の授業のほかに、中休みを使った「パワーアップタイム」が行われています。小学校専用の体育館が校内にあり、天然芝のグラウンドも整備されています。年間行事には6月の運動会とスポーツテスト、10月から11月にかけてのなわとび・かけ足タイムなどが並びます。
クラスの人数はどのくらいですか
児童数は301名で、1クラス30名以下の編成です。教員数は非常勤6名を含めて38名と示されています。
入試でも学力が見られますか
考査の区分は、ペーパー・対話・行動観察・制作・面接(親子)です。ペーパーの区分がありますが、出題された問題の内容は公表されていませんので、この記事では具体的な内容にはふれません。試験の形については四天王寺小学校の試験内容の記事でご紹介しています。
土曜日にも授業がありますか
土曜授業があります。給食は実施されていますが、土曜日のみ軽食という形です(アレルギーへの対応あり)。1週間のリズムが公立小学校とは異なりますので、ご家庭の予定と合うかどうかを早い段階で確かめておいてください。
学校生活を実際に見る機会はありますか
年間行事には、5月・9月・10月の授業公開や、2月の授業公開週間が並びます。受験を考えるご家庭向けには、2027年度入試に向けてオープンスクールが2026年6月24日・25日・26日、学校体験会が2026年12月12日に予定されています。パンフレットで読むのと、実際に授業の様子を見るのとでは印象が変わります。モジュールタイムやパワーアップタイムがどのように運用されているのかは、足を運んで確かめるのがいちばんです。日程は変わることがありますので、学校のホームページでご確認ください。
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