四條畷学園小学校の合格対策として、家庭で何ができますか?
学校が示す四つの姿を知る
対策の出発点は、問題集ではなく学校を知ることです。四條畷学園小学校は、求める子どもの姿を四つの言葉ではっきりと示しています。
豊かな生活体験のある子ども、集中力のある子ども、社会性・協調性のある子ども、自立心のある子ども。学校は、このバランスがとれている子どもが入学後に力を発揮できると述べています。
つまり、ペーパーの点数だけを追いかける準備では足りないということです。四つのどれかが欠けていないかを、ご家庭で見直してみてください。
豊かな生活体験を積む
学校は具体例を挙げています。おとぎ話の読み聞かせや童謡を歌うことを楽しんでいること。山や川にでかけて、虫や花、草や木など自然物にできるだけふれさせること。
風やどろんこや水にさわっていっぱい遊んでいること。美術館や音楽会などにでかけること。これらが、この学校の求める生活体験です。
四條畷学園小学校は、生駒山系の飯盛山の麓にあり、谷川と田畑に囲まれています。自然の中で遊んだ経験は、入学後の学校生活にもそのままつながります。
四條畷学園小学校は、教育のめあてとして真理探究と自主性の確立、基礎学力の徹底と研究態度の養成、個人の尊重と集団の育成、礼儀と品性の四つを掲げています。
教育方針は「個性の尊重」と「明朗と自主」です。画一化せず、それぞれの天賦の才能を探求し発揮させるという考え方が根底にあります。
集中力と自立心を育てる
集中力のある子どもとは、ひとの話をしっかりと聞け、物事をしっかり見ることができる子どもだとされています。そして、できなくても最後までやってみようとする意欲があり、あきらめないでやりぬく姿です。
自立心のある子どもとは、基本的生活習慣が身についている子どものことです。起きる、服を着替える、トイレをする、食事をする、あいさつをする、くつのひもをむすぶ。一人できちんとできるかどうかです。
学校は「常日頃からやっておかないとできない」と述べています。大人が先回りして手を出さず、最後まで見守る時間をつくってみてください。
社会性と協調性を育てる
社会性・協調性のある子どもとは、だれとでも仲良く遊び、良いことと悪いことのけじめがつけられ、優しく思いやりがある子どもだとされています。
これは、家庭の中だけでは育ちにくい力です。公園や地域の集まりで、年上の子や年下の子と過ごす時間をつくってみてください。
譲る、待つ、助ける。こうした経験の積み重ねが、集団テストの場面にそのままあらわれます。
家庭として学校を語れるように
親子面接では、ご家庭の考えを伝える機会があります。学校は「親については、四條畷学園小学校のことをしっかりと理解してくれていることが一番大切」と述べています。
学校説明会は年に複数回、入試対策個別相談の機会も設けられています。足を運んで感じたことこそが、いちばん説得力のある言葉になります。
考査の内容や日程、募集要項の詳細は、学校が公表する最新の情報で必ずご確認ください。年度によって見直されることがあります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
2027年度の説明会と入試の日程を先に押さえる
合格対策というと家庭学習の話から始めがちですが、最初にすべきなのは日程を押さえることです。学校を見る機会には限りがあり、その日を逃すと次は1年後になってしまいます。資料に記載されている2027年度の日程は次のとおりです。
- 学校説明会 2026年5月30日、7月18日
- 入試対策 2026年6月6日
- 個別相談 2027年2月20日
- 願書配布・出願期間 2026年8月24日〜9月4日(Web)
- 選考 2026年9月12日
- 合格発表 2026年9月13日(Web)
- 入学手続き 2026年9月13日〜20日
学校説明会が5月と7月、その間の6月に入試対策の会が置かれています。出願が8月下旬からですので、春から夏にかけての3回の機会で学校を理解し、そのうえで出願に進むという流れが想定されていることが分かります。
準備の計画を立てるなら、6月の入試対策の会を一つの区切りにしてみてください。それまでに基本的な生活習慣を整え、会に参加して学校の求めるものを確認し、7月から夏にかけて仕上げていく。この組み立てなら無理がありません。日程は資料に基づく予定です。最新は学校の募集要項や学校からのお知らせでご確認ください。
学校の教育方針から準備の方向を決める
四條畷学園小学校は「人をつくる」ことを教育の目的として掲げています。徳・知・体の三育を偏りなく行い、その上に立つ品性人格を育てることが教育だという考え方です。ここから導かれている言葉が2つあります。
一つは「実践躬行」です。品性や人格は知識として覚えるものではなく、実際に行うことで身につくという考え方を表しています。もう一つは「Manners makes man」で、礼儀正しい行いを身につけることが人としての成長につながるという意味です。
教育方針としては、個性の尊重、明朗と自主、実行から学べ、礼儀と品性の4つが挙げられています。個性の尊重については、一人ひとりの異なる性格と特色ある才能を尊重し、画一化することなく才能を探求・発揮させるという説明がされています。
この方針を家庭での準備に置き換えると、方向がはっきりします。答え方を覚えさせるのではなく、実際にやってみる経験を増やすこと。お手伝いでも工作でも、最後まで自分の手で仕上げる経験を重ねること。あいさつや靴をそろえるといった行いを、注意される前に自分でできるようにしておくこと。どれも派手さはありませんが、この学校が見ようとしているのはそこです。
「自由に選べる学び・活動科」という授業があり、つくる、身体表現、スポーツ、学びといった分野から自分で選ぶ形になっています。自分で選び、選んだことに責任を持つという経験は、入学後にすぐ求められます。ご家庭でも、小さなことから本人に選ばせる場面をつくってみてください。
受験対策についてよくある質問
考査ではどのような区分が用意されていますか
資料には、個別(ペーパー)テスト、集団テスト、こども面接、親子面接の4つが挙げられています。出題の内容は公表されていませんので、区分から必要な力を考えて準備を進めてください。
いつから準備を始めればよいですか
2027年度は、学校説明会が2026年5月30日と7月18日、入試対策の会が2026年6月6日に予定されています。この時期に間に合うよう、年明けから生活習慣と基本の学習を整えていくのが一つの目安です。
月齢は考慮されますか
資料によれば、月齢の考慮はないとされています。受験番号は願書の受付順で決まります。
倍率はどのくらいですか
合格者数が公表されていないため、実質倍率は算出できません。志願者数は、資料によると2022年度99名、2023年度87名、2024年度95名、2025年度77名、2026年度64名です。
学校の様子を知るには何を見ればよいですか
年間行事に目を通すと、学校の性格がよく分かります。5年生のカントリーステイやハーヴェストステイ、3・4年生の自然学校、6年生の臨海学校、11月の模型飛行機会や秋まつり、2月の表現活動発表会など、体を使い、手を動かす行事が並びます。説明会に参加する際は、こうした行事について質問してみるのもよいでしょう。
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