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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【小学校受験】ペーパーは1日何枚が目安?無理なく続ける進め方をプロが解説

ママ
ママ
ペーパーは1日に何枚くらいやればいいのかしら。周りのお子さんはたくさんやっているみたいで、焦ってしまうの。やっぱり、枚数は多ければ多いほどいいの?
うみ塾長
うみ塾長
お気持ち、よく分かります。でも、枚数の多さに惑わされないでくださいね。大切なのは枚数より「質」と「続けること」です。年齢や時期で目安は変わりますが、多すぎることの弊害も含めて、枚数の考え方を解説しますね。進め方は家庭学習の進め方、嫌がるときはペーパーを嫌がるときもどうぞ。

枚数より大切なこと

まず一番お伝えしたいのは、「何枚やったか」より「どう解けたか」が大切だということです。雑に10枚こなすより、丁寧に理解して3枚解くほうが、ずっと力になります。枚数を目標にすると、つい「終わらせること」が目的になり、考えずに手を動かすクセがついてしまいます。これでは本番で応用が利きません。まずは「正確に・理解して解く」を最優先にしてください。

時期別のおおよその目安

あくまで目安ですが、年中のうちは無理なく1日数枚から。年長の基礎固めの時期は1日5〜10枚程度を、お子さんの集中が続く範囲で。直前期は志望校の出題形式に合わせて調整します。ただし、これは「これだけやれば安心」という数字ではありません。お子さんによって集中できる量は違うので、枚数は目安として参考にする程度にとどめ、様子を見ながら決めてください。

多すぎることの弊害

枚数を増やしすぎると、思わぬ落とし穴があります。①解き方が雑になる、②ペーパーそのものが嫌いになる、③考えずに作業のようにこなすクセがつく、の3つです。特に「勉強嫌い」になってしまうと、その後の伸びに大きく響きます。たくさんやらせて嫌いにさせるくらいなら、少なくても「楽しかった」で終わるほうが、長い目で見て得策です。

枚数を増やすタイミング

「もっとやらせたい」と思ったら、正答率が安定してきてから少しずつ増やすのが正解です。まだ理解が浅いうちに量だけ増やしても、間違いを量産するだけ。一つの単元がしっかりできるようになってから、次へ・量を増やす、と段階を踏みましょう。子どもが「もっとやりたい」と言うときは、その気持ちを大切に、無理のない範囲で応えてあげてください。

「できた」で終わる工夫

毎回の学習は、最後にできる問題で締めくくると、気持ちよく終われます。難しい問題で行き詰まったまま終わると、苦手意識が残ってしまいます。「最後の1枚は得意な単元」にするだけで、「できた!」という満足感とともに終えられ、次への意欲につながります。終わり方ひとつで、学習の続けやすさが大きく変わります。

間違えたときの向き合い方

間違いは責めるものではなく、苦手を見つけるチャンスです。「どうして間違えたんだろうね」と一緒に考え、つまずいた部分を実物や易しい問題に戻って確認します。同じ問題を時間をおいて再挑戦し、できたらしっかり認める。この「間違い→理解→できた」のサイクルこそが、枚数以上に力を伸ばします。

ペーパーは「教え方」で大きく差がつく

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ペーパー対策で意外と見落とされがちなのが、「教え方」です。小学校受験のペーパーを解くのは、あくまで幼児。しかも本番には制限時間があり、正確さだけでなく「速さ」も求められます。だからこそ、幼児に適した「間違えにくく、早く解ける解き方」が必要になります。

ところが、こうした解き方は市販の教材には載っていません。また、親御さんが考えたオリジナルの方法や、小学生向けの教え方は、幼児の小学校受験には向かないことが多いのです。これまで、受験に適した解き方は「塾に通わなければ学べないもの」でした。

でも私は、家庭学習こそが合否を分けると考えています。そこで、家庭教師として派遣していた際に作成した「教え方まですべて解説した問題集」を、一般のご家庭でも取り組めるようにオンラインショップで販売しています。塾に通わなくても、ご家庭で「受験向けの解き方」を学べるようにするためです。

■ 教え方まで解説した問題集(オンラインショップ)
幼児に適した「間違えにくく・速く解ける」解き方を、解説付きでご家庭で学べます。 ▶ 教材一覧を見る

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対策の進め方は、志望校・ご家庭・お子さんによって本当にさまざまです(300人いれば300通り)。「今はどんどん解かせる時期か、丁寧に進める時期か」など、お子さんの状態に合わせた進め方を個別にお話ししています。 ▶ 個別相談はこちら

まとめ

ペーパーは枚数を競うものではありません。年中は数枚、年長は5〜10枚程度を目安に、お子さんの集中に合わせて。多すぎると雑になり、勉強嫌いの原因にもなります。「正確に・理解して・できたで終わる」を大切に、無理なく続けていきましょう。

Q. 1日何枚が正解ですか?

A. 決まった正解はありません。年中は数枚、年長は5〜10枚程度が目安ですが、お子さんの集中が続く範囲で。枚数より理解の質を優先しましょう。

Q. 枚数は多いほどいいですか?

A. いいえ。多すぎると解き方が雑になり、勉強嫌いの原因にもなります。少なくても丁寧に理解して解くほうが力になります。

Q. 間違えたときはどうすればいいですか?

A. 責めずに「どうして間違えたか」を一緒に考えましょう。易しい問題に戻って確認し、時間をおいて再挑戦。できたら必ず認めてあげてください。

まちがえた問題の回し方|枚数より効く仕組み

1日の枚数を決めるより先に、「まちがえた問題をどう戻すか」を決めてしまうほうが、結果としてよく伸びます。新しい問題を10枚やるより、まちがえた1枚を3回やるほうが力になる場面は多いからです。

3日・1週間・1か月の3回で戻す

まちがえた問題は、その場で解きなおして終わりにせず、3日後・1週間後・1か月後の3回だけ戻してください。回数を決めておくと、いつまでも同じ問題を引きずらずに済みます。3回目でも正解できなかった問題は、いまの時期にはまだ早いと判断し、いったん外して構いません。

戻す仕組みのつくり方

  • まちがえた問題は切り取らず、日付を書いて1つの箱かファイルにまとめます。分野ごとに分けるより、日付順のほうが管理がかんたんです。
  • やりなおす日は曜日で固定します。たとえば水曜と日曜を「戻す日」にして、その日は新しい問題を減らします。
  • 3回目で正解できた問題には印をつけて外します。減っていくのが目に見えると、お子さまのやる気にもつながります。

枚数を増やす・減らすの判断基準

迷ったときは、枚数ではなく正答の割合で決めてください。ほとんど自力で解けている日が1週間続いたら1枚増やす、半分ほどしか解けない日が続いたら1枚戻す、という決め方です。「まわりが何枚やっているか」を基準にしないことが、いちばん大切な線引きです。

時間がとれない日・気持ちがのらない日の進め方

できない日をあらかじめ決めておく

毎日かならずやると決めると、できなかった日に「今日もできなかった」という記憶だけが残ります。はじめから週に1日を休みの日として決めておき、その日は堂々と何もしないほうが、結果として続きます。

5分だけの型を用意しておく

疲れている日や外出が長引いた日のために、5分で終わる型を作っておいてください。口頭でのお話の記憶を1問、季節の言いあてを3つ、といった机を使わないものが向いています。ゼロの日を作らないことより、負担の少ない形に切り替えられることのほうが重要です。

下のお子さまがいるご家庭の工夫

下のお子さまがいると、まとまった時間はまず取れません。朝の10分に短いものを1枚、夜に見なおしを1枚、というように分けてしまうほうが現実的です。下のお子さまには同じ時間に別のぬり絵やシール貼りを渡し、「この時間はみんなが自分のことをする時間」と決めてしまう方法もあります。巧緻性のトレーニングをここに重ねると、上のお子さまの手先の練習にもなります。

やりがちな失敗と、その理由

  • 模試の前だけ枚数を増やす……直前に増やしても点は動かず、疲れだけが残ります。模試の前日はむしろ減らし、当日の起床時間に体を合わせるほうが結果につながります。
  • 枚数を家族の予定より優先する……予定がずれるたびに空気が悪くなり、お子さまは学習そのものを嫌いになります。行事のある日は最初から少ない枚数で組んでください。
  • 丸つけを後回しにする……時間が空くと、お子さまはどう考えたかを忘れてしまいます。その場で丸をつけ、まちがえた問題だけ理由を聞くところまでをひと続きにしてください。
  • できない分野ばかりを続ける……苦手が続くと机に向かうこと自体がつらくなります。1回のうち最初と最後は得意な分野にして、まん中に苦手を置く並べ方が続けやすくなります。
  • 塾の宿題と家庭の教材を両方こなそうとする……量が二重になり、どちらも中途半端になります。家庭学習の進め方塾だけが絶対ではないもあわせて、ご家庭の総量を先に決めてください。

枚数を決めて続けていても、途中で伸び悩む時期はどのご家庭にも訪れます。スランプ時期や伸び悩みの解決法で、そのときの立て直し方を解説しています。

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家庭での取り組み方については、『折り重ね図形問題』対策と教え方をプロが解説でも解説しています。

家庭での取り組み方については、『 置き換え問題』対策と教え方をプロが解説でも解説しています。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、2021年から累計1,000名以上の合格をサポート(願書作成97%・面接レッスン97%・個別家庭学習サポート第一志望合格97%)。Amazon Kindle幼児教育カテゴリー1位『小学校受験の教科書』著者。自身もわが子の小学校受験を経験し、難関校に合格。全国の小学校・幼稚園受験に対応。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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