模試や塾は必要?
カリタス受験で「塾や幼児教室は必須か」「家庭学習だけで受かるか」は多くの家庭が悩むテーマです。結論から言えば、家庭学習を土台にしつつ、模試や教室を上手に活用するのが現実的です。
模試を活用するメリット
模試は、本番に近い環境で現在の力と苦手分野を客観的に把握できるのが最大の利点です。カリタスの考査はペーパー・行動観察・面接と幅広いため、定期的に模試で全体のバランスを確認すると、対策の優先順位がつけやすくなります。
塾・幼児教室のメリット
塾や幼児教室では、行動観察や個別のように家庭では再現しにくい集団での課題を経験できます。志望校の傾向に沿った指導や、面接の練習も受けられます。
家庭学習で大切にすること
一方で、合否を分ける土台は毎日の家庭学習です。短いお話の読み聞かせ→質問、数や図形の遊び、生活習慣の自立、そして親子の会話。これらは塾任せにできない、家庭だからこそ積み重ねられる力です。
家庭の戦略
家庭学習で日々の土台を作り、模試で現在地を確認し、必要に応じて教室で集団・面接の経験を補う——この組み合わせが、無理なく合格力を高めるバランスの良い戦略です。
※入試・編入の有無や内容は年度で変わります。最新情報はカリタス小学校公式サイトでご確認ください。
カリタス小学校の受験準備のヒントQ&A
Q. 塾や幼児教室は必須ですか?
A. 必須ではありませんが、集団課題や面接練習を経験できる点でメリットがあります。
Q. 模試を受ける意味は?
A. 現在の力と苦手分野を客観的に把握でき、対策の優先順位がつけられます。
Q. 家庭学習だけで受かりますか?
A. 家庭学習を土台に、必要に応じて模試・教室で補うのが現実的です。土台は家庭で作れます。
Q. いつから始めるべき?
A. 年中から家庭で土台を作り、年長で模試や教室を組み合わせるのが目安です。
カリタス受験に向けた家庭学習の進め方
カリタスの考査は、ペーパー(約12問・30分)に加えて個別・行動観察・親子面接と幅広く、家庭学習も総合的に進めることが大切です。ペーパー対策では、お話の記憶を鍛える読み聞かせ、数や図形の感覚を養う遊び、しりとりなどの言葉遊びを、毎日少しずつ取り入れましょう。行動観察に向けては、お友だちと順番やルールを守って遊ぶ経験が生きます。生活習慣の自立(身支度・片付け)は個別テストにもつながります。模試で定期的に現在地を確認しながら、苦手分野を家庭学習で重点的に補い、年長の夏〜秋に向けて無理なく仕上げていくのが理想的な進め方です。塾や教室は、家庭では再現しにくい集団課題や面接練習を補う場として、必要に応じて活用しましょう。
カリタス小学校の家庭学習についてのよくある質問
Q. 1日どのくらい家庭学習すべき?
A. 長時間より毎日続けることが大切です。低年齢のうちは短時間でも机に向かう習慣づくりを優先しましょう。
Q. 苦手分野はどう克服する?
A. 模試で把握した苦手を、遊びの中で繰り返し触れることで無理なく克服していきます。
模試や塾を選ぶ前に、公式情報を土台にしましょう
模試や幼児教室の情報は豊富ですが、そもそもカリタス小学校が何を公表しているのかを押さえておかないと、対策の力の入れどころを誤ります。2027年度の募集要項から確認できることを整理します。
- 募集人員…第1学年 108名(男女・内部進学者を含む)
- 出願…miraicompassによるインターネット出願/受付は8月25日(火)9時00分から9月28日(月)12時00分/入学志願書の郵送は10月1日(木)必着
- 検定料…25,000円(返金されません)
- 面接…10月16日(金)または17日(土)/対象は「本人と父母」
- 適性検査…10月23日(金)
- 合格発表…10月24日(土)17時00分
ここで大切なのは、2027年度の募集要項に、適性検査について「詳細は未定」とだけ記載されていることです。出題分野・問題数・試験時間・行動観察や運動の有無は公表されていません。面接についても、対象が本人と父母であること以外は公表されていません。模試の結果や過去の出題情報は、あくまで参考材料であって学校発表ではないという前提で扱ってください。
もうひとつ押さえておきたいのが日程です。面接が適性検査より先にあります。10月16日または17日に面接、23日に適性検査という順ですので、模試や教室の予定を組むときは面接の準備を先に仕上げる計画にしてください。
家庭学習の方向づけは学校の教育内容から決める
出題が公表されていない以上、学校が大切にしている学びに家庭学習を合わせるのがいちばん確実です。
総合教育活動は、小学校で1988年から研究が続けられている取り組みです。「体験を通して学んだことは、一生忘れない」という考えのもと、発意・構想・構築・遂行・省察のサイクルを繰り返し、各教科で培われる「考える力」を伸ばします。低学年は「総合」の入門期として、学校近隣の多摩川での自然体験や、ヤギやヒツジの飼育に取り組みます。領域は動物との関わり、自然(植物)との関わり、人との出会い、表現活動、創作活動、環境、食、運動、平和の9つです。
英仏複言語教育は1年生から始まります。「理解可能なインプット」を通して言語習得を支えるという方針で、フランス語ではリズムとイントネーションを重視し、英語では異文化への好奇心を育てます。入学前の語学経験を条件にする記載は公式サイトにありません。
そして公式のQ&Aには、「身の回りのことが自分でできることが条件となります。」と書かれています。Q&Aのなかで「条件」という言葉が使われているのはここだけです。プリントの枚数を増やす前に、着替え、片付け、持ち物の管理といった身辺自立を家庭学習の柱に据えてください。給食でも児童が配膳を行い、配膳・盛りつけ・食事マナー・片付けまでが学びの一部とされています。
カリタス受験の家庭学習についてよくある質問(公式情報から)
模試の判定はどれくらい当てになりますか
カリタス小学校は志願者数・受験者数・合格者数・倍率を公式サイトで公表していません。模試の判定は各社が独自の母集団で出しているものですので、絶対的な指標としてではなく、お子さまの伸びを見る材料としてお使いください。
早生まれなので不利ではないかと心配です
公式のQ&Aには「同じ試験を受けることになります。ただし、合否判定の際には考慮しています。」と書かれています。試験は同じですが、判定の段階で月齢が考慮されます。焦って詰め込むより、生活のなかで力を伸ばすほうが結果につながります。
試験当日はよそゆきの服を用意すべきですか
公式のQ&Aには「子どもたちにはいつもと同じ気持ちで適性検査等にのぞんでほしいので、両日とも普段、幼稚園や保育園で着ている服装でご来校ください。」と書かれています。面接の日と適性検査の日の両方について案内されています。新調した服で緊張させないほうが、学校の意図に沿っています。
学校の情報を集めるには何を見ればよいですか
公式サイトには募集要項のPDFとデジタルパンフレットが公開されています。また年間行事によると、学校説明会は6月と9月に予定されており、公式サイトのお知らせでは第2回学校説明会が9月5日(土)と案内されていました。ほかに2月の学習発表会、11月の公開授業研究会とCARITAS Athletic Festivalなど、公開される行事もあります。
入学後の学習環境も知っておきたいのですが
公式サイトによると、英語室と仏語室には電子黒板が備えられ、全学年で少人数授業が行われます。教室は教室部分とオープンスペース部分の境目がなく一体化しており、間仕切りボードで柔軟に区切れる構造です。2022年8月には校庭に「カリタスの森」が完成しました。図書室、理科室、家庭科室、窯のある図工室、造形室、宗教室、屋内プール、3クラスが同時に使えるランチルーム、カウンセリング室「ほっと・るーむ」などもあります。
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