カリタス小学校とは
カリタス小学校は、神奈川県川崎市多摩区にあるカトリック系の共学校です。「カリタス」はラテン語で「愛・慈しみ」を意味し、思いやりの心を育てる教育を基盤としています。
英語・フランス語の複言語教育
最大の特徴が1年生から始まる英語・フランス語の複言語教育です。少人数で学び、小学校卒業までに英語・フランス語の基礎力を養います。複数の言語と文化に触れることで、広い視野と多様性を尊重する心を育てます。
ICTを活用した学び
電子黒板やタブレットなどのICT機器を活用し、限られた時間を有効に使った授業を行っています。
表現の場が豊富
12月の「おしゃべり横丁」や2月の「学習発表会」では、子どもたちが英語・フランス語でスピーチを行います。学んだことを人前で表現する機会が多く、表現力やコミュニケーション力が育ちます。
校風
カトリックの精神に基づく、温かく落ち着いた校風です。言語教育を通じた国際性と、宗教教育に基づく豊かな心の育成を両立させているのがカリタスの魅力です。
※試験内容・学費・日程などは年度で変わります。出願前に必ずカリタス小学校公式サイトの最新情報をご確認ください。
複言語教育とカトリックの心の教育
カリタスの教育の核は、1年生から取り組む英語・フランス語の複言語教育と、カトリックの精神に基づく心の教育の両輪にあります。複数の言語と文化に触れることで、子どもたちは早くから多様性を自然に受け入れ、広い視野を育てていきます。12月の『おしゃべり横丁』や2月の『学習発表会』では、学んだ言語で人前に立ってスピーチを行い、表現力や度胸も養われます。一方で、『カリタス(愛・慈しみ)』という校名が示すとおり、思いやりや感謝の心を育てる宗教教育も大切にされています。知識やスキルだけでなく、他者を大切にする豊かな人間性を育む——この国際性と人間教育の両立こそが、カリタスが多くの家庭に支持される理由です。
カリタス小学校の教育・特徴に関するよくある質問
Q. カリタスの一番の特徴は?
A. 1年生から始まる英語・フランス語の複言語教育です。少人数で基礎力を養います。
Q. どんな教育理念ですか?
A. カトリックの『愛・慈しみ』を基盤に、思いやりの心を育てる教育を行っています。
Q. 共学ですか?
A. 共学です。なお系列中高(カリタス女子中高)は女子校です。
Q. ICT教育はありますか?
A. 電子黒板やタブレットを活用し、おしゃべり横丁や学習発表会では英語・フランス語でスピーチを行います。
カリタス小学校の教育・特徴についての補足Q&A
Q. フランス語も必修ですか?
A. 1年生から英語・フランス語の複言語教育を少人数で行います。
Q. 宗教はカトリックですか?
A. はい。『カリタス(愛)』の精神を基盤に、思いやりの心を育てます。
Q. 発表の機会は多い?
A. おしゃべり横丁や学習発表会で英語・フランス語のスピーチを行います。
公式サイトから見えるカリタス小学校のかたち
学校の特徴を語るときは、まず学校自身の言葉から出発しましょう。カリタス小学校の公式サイトには、スローガンとして「ともに祈り、学び、仕える人に」が掲げられ、三つの柱が示されています。
- 神を信じ、人と生き物をいつくしむ(感謝と自他尊重の心)
- 互いに磨き合って深く考え、創り出していく(意欲的で問題解決力のある子ども)
- 良心の声にしたがって判断し、実行する(協調性と健康な心身)
教育の柱として挙げられているのはカトリック教育・英仏複言語教育・総合教育活動・基礎学力の定着・研究体制の5つです。
学校の成り立ちも公表されています。設立母体はカナダのケベック・カリタス修道女会で、1953年に3人のシスター(リタ・デシャエンヌ、ローズ・アンナ・バイヤルジョン、グロリア・ボリュー)が来日し、戦後日本の教育の充実に貢献する使命を担いました。1960年に学校法人カリタス学園が設立され、1961年にカリタス女子中学高等学校(中学207名、高校157名で開校)、1962年にカリタス幼稚園、1963年にカリタス小学校が開設されました。1966年にカリタス女子短期大学が開設されて幼稚園から短大までの一貫教育が完成し、1988年に小学校で「総合教育活動」の研究が始まりました。2010年に創立50周年記念式典が行われ、2017年に短期大学が閉学しています。
所在地は〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4丁目6-1、電話番号は044-922-8822です。通学は小田急線・JR南武線「登戸駅」から川崎市バスで5分(「登6 カリタス学園行き」または「登21 カリタス学園行き」)、またはJR南武線「中野島駅」から徒歩10分です。
カリタス小学校ならではの学びと毎日
1年生から英語とフランス語の両方を学ぶ
いちばんの特色は英仏複言語教育です。1・2年生は週1時間を英語とフランス語で半分ずつ、3年生は英語・フランス語がそれぞれ週1時間、4年生以上は英語が週2時間・フランス語が週1時間という配当で、全学年で少人数授業が行われます。「理解可能なインプット」を通して言語習得を支えるという方針で、フランス語ではリズムとイントネーションを重視し、英語では異文化への好奇心を育てます。3年生はフランス語劇、5・6年生は外国語交流会に取り組み、6年生の希望者はフランス語検定5級やCEFR準拠のDELF Prim A1に挑戦します。2月にはフランス人学校(LFIT)の児童が来校し、3月には本校の児童が訪問します。
体験から学ぶ総合教育活動
小学校で1988年から研究が続けられている取り組みです。「体験を通して学んだことは、一生忘れない」という考えのもと、発意・構想・構築・遂行・省察のサイクルを繰り返します。低学年は学校近隣の多摩川での自然体験や、ヤギやヒツジの飼育に取り組みます。領域は動物との関わり、自然(植物)との関わり、人との出会い、表現活動、創作活動、環境、食、運動、平和の9つです。
自校調理の給食
給食室で調理したものをクラスごとに教室へ運び、児童が配膳します。神奈川県内の地場産物が積極的に使われ、お米は「はるみ」、豚肉は県内産、野菜は小松菜やほうれん草などです。だしはかつおの厚削り節や煮干し、昆布など自然の食材から丁寧にとられています。家庭科や社会科と結びついた献立や、日本の伝統的な行事食、世界の料理も登場します。
環境と施設
教室は教室部分とオープンスペース部分の境目がなく一体化しており、間仕切りボードで柔軟に区切れます。2022年8月には校庭に「カリタスの森」が完成しました。体育館、屋内プール、理科室、家庭科室、窯のある図工室、造形室、宗教室、電子黒板を備えた英語室と仏語室、音楽室(高学年用・低学年用の2種類)、図書室、多目的室、多目的ホール、3クラスが同時に使えるランチルーム、菜園、カウンセリング室「ほっと・るーむ」があります。
一年の行事
4月の移動動物園と1年親子遠足、5月のマリア祭、6月の学校説明会と宿泊活動(2年・4年・6年)、7月の水泳教室、9月の神奈川県私立小学校音楽会(6年)と宿泊活動(3年・5年/長野県黒姫高原・4泊5日)、10月の秋祭り(1年)と創立記念の集い、11月のCARITAS Athletic Festivalと公開授業研究会、12月の点灯式・待降節の集い・クリスマスミサ、1月の新1年生1日入学と宿泊活動(4年)、2月の学習発表会とカトリック音楽会(5年)、3月の感謝ミサと卒業式が予定されています。
カリタス小学校はどんな学校かについてよくある質問
カトリックの信仰がないと入学できませんか
そんなことはありません。公式のQ&Aには「家庭環境、宗教、国籍等に関して、制限はありません。」と明記されています。ただしカトリック教育が柱のひとつであり、マリア祭、待降節の集い、クリスマスミサ、感謝ミサといった宗教行事が年間を通して行われます。校内には宗教室もあります。学校の性格として受け入れられるかどうかは、ご家庭でよく話し合っておかれるとよいでしょう。
どのあたりから通っているお子さまが多いですか
在校生の居住地の内訳は公表されていません。公式のQ&Aには「通学区域に制限はありません。ただし、小学1年生が安全に通学するには1時間以内が望ましいと考えています。」と書かれています。区域の線引きはありませんが、1年生がひとりで安全に通えるかを基準に考えてくださいという姿勢です。
カリタス幼稚園からの内部進学が多いのですか
公式のQ&Aには「おおよそ1/3がカリタス幼稚園生です。」と書かれています。残りの3分の2はほかの幼稚園や保育園から入学しているということになります。
入学前に身につけておくことはありますか
公式のQ&Aには「身の回りのことが自分でできることが条件となります。」とあります。着替え、片付け、持ち物の管理といった身辺自立です。給食では児童が配膳を行い、配膳・盛りつけ・食事マナー(食器の置き方、箸の持ち方)・片付けまでを学びます。ご家庭でも、自分のことを自分でやる時間を意識して増やしてあげてください。
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