カリタスが大切にする子ども像
カリタスは「愛・慈しみ」を基盤とするカトリック校です。思いやりの心を持ち、お友だちと協力できること、そして自分の言葉で考えや気持ちを伝えられることが大切にされます。考査の行動観察(まねっこゲームや豆つまみリレー)でも、ルールを守り協働できるかが見られます。
受かる子の特徴
- 聞く力がある:話の記憶や指示理解につながる
- お友だちと協力できる:行動観察で見られる協調性
- 自分の言葉で話せる:面接で氏名・好きな遊び・お手伝いなどを自分で答えられる
- 生活習慣が身についている:日常の自立がそのまま力になる
合格する家庭の共通点
面接では保護者の教育観・道徳観・日頃の子どもとの接し方が問われます。カトリックの精神や複言語教育という学校の方針に共感し、家庭の方針として言葉にできることが大切です。日頃から親子でよく会話し、同じ方向を見て子育てしている家庭が、カリタスと相性が良いといえます。
家庭でできる対策
短いお話の読み聞かせ→質問、お手伝いを通じた生活習慣、お友だちと順番やルールを守って遊ぶ経験を、日常に取り入れましょう。考査の各分野はこうした毎日の積み重ねが土台になります。
※入試・編入の有無や内容は年度で変わります。最新情報はカリタス小学校公式サイトでご確認ください。
家庭での具体的な関わり方
カリタスが求める子ども像に近づくために、家庭でできることはたくさんあります。聞く力を育てるには、短いお話の読み聞かせのあとに『どんなお話だった?』と内容を質問する習慣が効果的です。協調性は、きょうだいやお友だちと順番やルールを守って遊ぶ経験の中で自然に育ちます。生活習慣の自立も大切で、身支度や片付けを自分でやり切る経験が、個別テストや行動観察での落ち着いた行動につながります。逆に、結果だけを求めて叱りすぎたり、親が先回りして答えてしまったりすると、子どもが自分の言葉で話す力が育ちにくくなります。面接では『自分の言葉で素直に話せること』が見られるため、日頃から目を見て会話し、子どもの気持ちを言葉にする機会を増やしておきましょう。
カリタス小学校の受かる子・合格する家庭に関するよくある質問
Q. どんな子が向いていますか?
A. 思いやりがあり、聞く力があって、自分の言葉で話せる子です。お友だちと協力できることも大切です。
Q. 合格する家庭の共通点は?
A. 教育観を共有し、日頃から親子の会話が多い家庭です。学校の方針に共感していることも重要です。
Q. 面接で保護者は何を問われますか?
A. 教育観・道徳観・社会的関心・日頃の子どもとの接し方などが問われます。
Q. 家庭での対策は?
A. 読み聞かせ→質問、生活習慣の自立、お友だちと順番やルールを守って遊ぶ経験を取り入れましょう。
公式サイトが書いている「学校が求めていること」
受かる子の像を考えるとき、いちばん確かなよりどころは学校自身の言葉です。カリタス小学校の公式サイトから読み取れることを整理します。
まず、公式のQ&Aで唯一はっきり「条件」と書かれているのが身辺自立です。「身体の制限はありますか。」という質問に対し、「身の回りのことが自分でできることが条件となります。」と答えられています。着替え、片付け、持ち物の管理といった、自分のことを自分でやる力です。
いっぽうで、制限がないことも明記されています。「入学に際して、制限はありますか?」という質問には「家庭環境、宗教、国籍等に関して、制限はありません。」とあります。カトリックの学校ですが、信仰の有無が条件になるわけではありません。
月齢についても配慮が示されています。「同じ試験を受けることになります。ただし、合否判定の際には考慮しています。」とあり、早生まれのお子さまが一律に不利にならないよう判定されていることが分かります。
試験当日の服装にも学校の姿勢が表れています。「子どもたちにはいつもと同じ気持ちで適性検査等にのぞんでほしいので、両日とも普段、幼稚園や保育園で着ている服装でご来校ください。」と案内されています。特別な姿ではなく、ふだんどおりのお子さまを見たいという学校です。
そして学校のスローガンは「ともに祈り、学び、仕える人に」で、①神を信じ、人と生き物をいつくしむ、②互いに磨き合って深く考え、創り出していく、③良心の声にしたがって判断し、実行する、という三つの柱が掲げられています。感謝と自他尊重の心、意欲と問題解決力、協調性と健康な心身。この3つが、学校が育てたいと言っている子ども像です。
教育内容から逆算する、家庭で育てておきたい力
2027年度の募集要項では、適性検査について「詳細は未定」とだけ記載されており、出題分野も問題数も公表されていません。ですから、学校が大切にしている学びから逆算して考えるのが現実的です。
総合教育活動は、小学校で1988年から研究が続けられている取り組みです。「体験を通して学んだことは、一生忘れない」という考えのもと、発意・構想・構築・遂行・省察のサイクルを繰り返します。自分の願いから活動が生まれ、試行錯誤しながら深めていくという進め方です。低学年は学校近隣の多摩川での自然体験や、ヤギやヒツジの飼育に取り組みます。領域は動物との関わり、自然(植物)との関わり、人との出会い、表現活動、創作活動、環境、食、運動、平和の9つです。
ここから見えてくるのは、「やってみたい」と自分から言える子、うまくいかなくてもやり直せる子、友だちと一緒に進められる子を育てたい学校だということです。ご家庭では、答えのある課題を早く正確にこなす練習だけでなく、身の回りのものをよく見る時間、自分の考えを言葉にする時間、友だちや家族と一緒に何かを作る時間を意識して増やしてあげてください。
給食の場面にもヒントがあります。カリタス小学校の給食は自校調理方式で、給食室で調理したものをクラスごとに教室へ運び、児童が配膳します。配膳、盛りつけ、食事マナー(食器の置き方、箸の持ち方)、片付けまでが学びの一部です。食事のマナーと、みんなのために手を動かす姿勢は、家庭でこそ育つものです。
英仏複言語教育は1年生から始まりますので、入学前の語学経験が求められているわけではありません。全学年で少人数授業が行われ、6年生の希望者はフランス語検定5級やDELF Prim A1に挑戦します。大切なのは、知らない言葉や文化に出会ったときに面白がれる気持ちのほうです。
受かる子・合格する家庭についてよくある質問(公式情報から)
カトリックの信仰は必要ですか
必要ありません。公式のQ&Aに「家庭環境、宗教、国籍等に関して、制限はありません。」と明記されています。ただしマリア祭、待降節の集い、クリスマスミサ、感謝ミサといった宗教行事が年間を通して行われ、校内には宗教室もあります。学校の性格を理解して賛同できるかどうかが大切です。
共働きでも大丈夫ですか
共働きが合否に影響するという記載は公式サイトにありません。放課後については「ダン・ラ・ジョワ」という放課後スクールがあり、小学校受験で実績のある「理英会」と協同して設置されたもので、留守家庭を中心とした児童を対象に運営されています。また登戸駅から徒歩1分の場所に第2アフタースクールが新設されたことも案内されています。ただし対象学年・実施日・時間・費用は公表されていませんので、説明会でご確認ください。
遠くから通っていても大丈夫ですか
公式のQ&Aには「通学区域に制限はありません。ただし、小学1年生が安全に通学するには1時間以内が望ましいと考えています。」とあります。区域の制限はありませんが、1年生がひとりで安全に通えるかを基準に考えてください。
カリタス幼稚園に入れたほうが有利ですか
公式のQ&Aには「おおよそ1/3がカリタス幼稚園生です。」と書かれています。裏を返せば、3分の2はほかの幼稚園や保育園から入学しているということです。外部からの受験が特別なことではないと分かります。
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