オリーブツリーインターナショナルスクール(渋谷・富ヶ谷)|特色と入園の流れ
オリーブツリーインターナショナルスクール(Olivetree International School、以下OIS)は、東京都渋谷区富ヶ谷にあるインターナショナルプリスクールです。代々木公園のすぐそばにあることが、公式サイトでくり返し紹介されています。
この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。内容は2026年10月8日に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。
東京のほかの園とあわせて比べたい方は、東京のインターナショナルプリスクールの選び方をご覧ください。
どんな園か
公式サイトによると、OISは1歳半(18か月)から6歳までの子どもを受け入れるプリスクールです。授業は英語で行い、先生1人あたりの子どもの数をおさえて、一人ひとりに目が届くようにしていると書かれています。
校舎と場所
建物は2つあります。受付のある本館は渋谷区富ヶ谷1丁目のビルの2階、別館も同じ富ヶ谷1丁目のビルの2階です。どちらも東京メトロ千代田線の代々木公園駅から歩いて行ける場所と案内されています。運営法人の名前は、私が読んだ範囲では確認できませんでした。
クラスと時間
日本語ページにある2026-27年度のレギュラークラスは、次のとおりです。
- 1歳半〜3歳:週3〜5日から選べる
- 3歳〜6歳:週5日
- フルデー:8時30分〜14時30分
- アフタースクールケア:14時30分〜17時、特別延長は17時30分まで
英語ページのカリキュラムでは、8月時点の年齢で通う日数の目安が分けられています。1か月から3か月の短期入園も相談できると書かれています。
1日の過ごし方と特色
OISがいちばん力を入れているのは、野外での活動です。天気が許すかぎり外に出て、公園で朝の会やお話の時間を持つと説明されています。毎週の泥んこ遊び、雨の日のお散歩、季節に合わせた遠足もあります。
カリキュラムは、ドイツの教育者フレーベルの考えに着想を得たもので、手を動かす活動と創造的な遊びを大切にしています。公式サイトに挙がっている主な活動は次のとおりです。
- 体操:体操スクールの先生による週1回のレッスン(3歳以上)
- 日本語:日本の文化や季節の行事にふれる時間
- STEAM:年齢に合った簡単な実験
- 食育:植物を育てる、においや手ざわりを確かめる、ときどきのクッキング
- 四季の学び:花や食べ物、植物を通して季節を感じる
言葉の扱い
主な授業は英語で、日本語の授業も組み込んでいます。公式サイトでは、英語も学びつつ日本語もしっかり育て、バイリンガルを目指すという書き方です。自分の考えを持ち、相手に伝えるコミュニケーションを意識していることも書かれています。
入園までの流れ
公式サイトでは、まずスクール見学(ツアー)の予約をすすめています。見学のあとに申請する形で、申請と授業料のページへの案内があります。2026-27年度の生徒を募集中と書かれていました。面談や考査があるかどうかは、私が読んだ範囲では確認できませんでした。見学の際にお尋ねください。費用は公式サイトの授業料のページでご確認ください。
小学校受験・幼稚園受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは私の考えです。OISがこうだ、というお話ではありません。英語で過ごす園を考えるご家庭に、私が一般にお伝えしていることです。
志望する学校の方向を決める
英語で過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由としてつながりやすいと私は考えています。園で育ててきたことの続きを、その学校で、と話せるからです。
一方、英語を特色にしていない学校を志望する場合は、「なぜ英語の園に通っていたのに本校なのですか」と聞かれても答えられるようにしておく必要があります。園を選んだ理由と学校を選ぶ理由を、ひとつの家庭の方針として話せるよう、ご夫婦で話し合ってください。考え方はプリスクールから小学校受験はできる?でくわしくお話ししています。
集団で動く経験がどのくらいあるかを確かめる
並ぶ、座る、待つ、指示を最後まで聞いてから動く。受験の行動観察では、こうした姿が見られます。少人数のクラスは一人ひとりに目が届きやすい反面、大きな集団で同じことをする場面は少ないこともあります。見学では、子どもたちが集まって先生の話を聞く場面を見てください。足りないと感じたら、食事の間は座っている、順番を待つといったことを、ご家庭で補えます。
平日の夕方と週末の時間を書き出す
預ける時間が長いほど、家庭で準備に使える時間は短くなります。降園から寝るまでに何分あるか、週末にどのくらい使えるかを、入園を決める前に紙に書き出してください。OISのフルデーは14時30分までです。アフタースクールケアを使う日と使わない日で、家庭の時間がどう変わるかも書き出しておくと安心です。
外遊びの多い園で育つ、体を動かす力や季節への関心は、受験の運動や制作、お話の場面でも生きてくると私は考えています。ただし、それがそのまま受験の準備になるわけではありません。家庭で補う部分を、早めに見きわめてください。
見学・説明会で聞く質問
- 1日の中で、日本語の授業はどのくらいの時間ありますか。
- 全員が集まって先生の話を聞く時間は、1日にどのくらいありますか。
- 雨の日や暑い日は、どのように過ごしますか。
- 入園の前に、面談や体験はありますか。
- 小学校受験をする家庭は、年長の時期をどのように過ごしていますか。
ご家庭でできること3つ
- 外遊びの経験を受験の言葉にする。公園や季節の行事で見たことを、家で「何をしたか」「どう思ったか」と話す練習をします。
- 見学で集団の場面を見る。座る、並ぶ、待つ場面がどのくらいあるかを確かめます。
- 1週間の時間割を作る。降園後と週末に、家庭で使える時間を書き出します。
あわせて読みたい:お受験幼稚園 vs インターナショナルプリスクール 元面接官が比較
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
オリーブツリーインターナショナルスクールは、渋谷区富ヶ谷にある、1歳半から6歳までのプリスクールです。代々木公園を生かした野外での活動を中心に、体操、日本語、STEAM、食育を組み合わせていることが公式サイトで確認できました。フルデーは8時30分から14時30分で、延長の時間もあります。
受験を考えるご家庭は、志望する学校の方向、集団で動く経験、家庭で使える時間の3つを、入園の前に決めておいてください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
-2.png)









