東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎は国立のため、私立幼稚園と比べると学費はかなり抑えられています。ただし「保育料だけ」を見て判断すると、実際の負担感とはズレが出ます。以下は目安です。最新は募集要項でご確認ください。

ママ
ママ
国立だと、やっぱり私立よりずいぶん安いんですか?
うみ塾長
うみ塾長
入園料も保育料も、私立とはひと桁違います。ただ後援会関係の任意の納付金があるので、そこも含めて見ておくと安心です。

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入園手続時に納める費用

入園料 31,200円
入園準備金 10,000円

年間の納付金

保育料 月額 6,100円
教材費 月額 2,000円
PTA会費 月額 500円
後援会入会金(任意) 30,000円
後援会運営会費(任意) 年額 3,000円
後援会寄付金(任意) 1口 1,000円(30口以上)

※上記金額は諸事情等で変更の場合があります。以下は目安です。最新は募集要項でご確認ください。

ママ
ママ
「任意」と書いてあるものは、払わなくてもいいのでしょうか?
うみ塾長
うみ塾長
制度としては任意です。ただ後援会入会金30,000円、寄付金は1口1,000円で30口以上という提示になっています。園を支える仕組みとして案内されているものだと考えられます。

私立との比較で考えたいこと

保育料が月6,100円というのは、私立の3〜6万円台と比べれば大きな差です。一方で制服はなく、昼食はお弁当が週4回。制服代がかからない代わりに、日々のお弁当の手間はかかります。また小学校への内部進学制度がないため、小学校受験を考える場合はその費用も見込む必要があると考えられます。

毎月の負担を足し合わせると

表の金額を月ごとに並べると、保育料6,100円、教材費2,000円、PTA会費500円で、合計は月額8,600円になります。入園の手続きの時点で必要になる入園料31,200円と入園準備金10,000円を足すと41,200円です。月々の負担は、私立と比べて小さく収まる設計だといえます。なお、納付する月数や引き落としの時期は、表からは読み取れません。年間の総額を出す場合は、募集要項で確認してから計算してください。

任意の後援会費を含めた見積もり

後援会は制度上は任意ですが、案内されている金額を全部納めると想定しておくと、あとで慌てずにすみます。入会金が30,000円、運営会費が年額3,000円、寄付金は1口1,000円で30口以上なので30,000円以上です。すべて納めるなら、初年度は6万3,000円以上という計算になります。必須の費用ではありませんが、入園料や保育料とは別に「家計のなかでどう扱うか」を、願書を出す前に夫婦で話しておくとよいでしょう。

お金以外にかかる「手間」と「時間」

学費の安さだけで比べると見落としやすいのが、日々の手間です。この園は制服がなく、昼食はお弁当が週4回です。保育時間は月・火・木・金が8:50〜13:40、水曜日が8:50〜11:40と案内されています。水曜日は午前で終わるため、お迎えの時間は曜日によって変わります。また、課外教室はなく、園で習い事をさせたい家庭には向きません。お弁当づくりは週4回、3年間続くことになりますので、毎朝の時間の使い方や、ご家庭での分担も事前に考えておくと安心です。

通園は保護者などのつき添いが前提で、60分程度までで通える範囲という条件があります。最寄りのJR中央線「武蔵小金井」駅からは徒歩20〜25分、京王バスの「学芸小前」で降りれば徒歩3分です。バスや電車の交通費は家庭ごとに違いますので、保育料の安さと合わせて、毎日の通園にかかる費用と時間も見積もっておいてください。通園区域については通園区域は?60分ルールと出願条件の記事で詳しく解説しています。

私立との差を月額で見ると

本文の冒頭で触れたとおり、私立の保育料は3〜6万円台が目安です。国立のこの園の保育料は月額6,100円ですので、私立の下限である3万円と比べても、月に2万円以上の差があります。教材費とPTA会費を足した月額8,600円でも、この差は残ります。ただし、後援会費を全額納める場合や、通園にかかる交通費を加えると、実際の差は少し縮まります。「国立だから安い」と一言で片づけず、家庭ごとの条件で足し算しておくことが大切です。

出願から合格発表までにかかる費用

入園後の費用とは別に、受験の段階でも費用が発生します。考査料は1,600円で、納入済票または収納証明書を願書とともに提出します。選抜は第一次検定の抽選が10月21日、第二次検定の行動観察と保護者面接が10月22日、合格発表が10月23日13時30分からの掲示発表というスケジュールです。出願は窓口受付のため、願書をもらいに行く交通費や、住民票を取得する手数料も見込んでおくと安心です。詳しい手続きは出願はいつ?必要書類と窓口受付の流れをご覧ください。

費用に見合う園かどうかは保育の中身で判断する

学費が安いことは大きな魅力ですが、決め手にするのは保育の中身であってほしいと思います。この園は大学の附属学校園として、幼児研究や幼児教育研究を行い、教育実習の場にもなっています。保育では「幼児の主体的な活動を中心とした総合的な指導」を掲げ、環境を通して行う教育を基本にしています。説明会や園庭開放で実際の保育を見て、この方針がご家庭の考え方と合うかを確かめたうえで、費用の話に戻るのが順序として自然です。

学費の先にある進学の費用

この園には小学校への内部進学制度がなく、東京学芸大学附属小金井小学校へは一般と同様に受験する形になります。つまり、幼稚園の3年間が安く抑えられても、その先の進路でかかる費用までは保証されません。3年間の保育そのものに価値を感じられるかどうかが、志望の軸になります。選抜の仕組みは倍率は?募集人数と抽選の仕組み、全体像は受験ガイド総まとめにまとめていますので、あわせてご覧ください。

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