【雙葉小学校附属幼稚園】教育方針は?カトリック教育と校訓をプロが解説
雙葉小学校附属幼稚園の受験では、園の教育方針への理解が欠かせません。ここでは、カトリックの精神と校訓、そして志望理由への活かし方を整理します。
カトリックの精神に基づく教育
雙葉学園は、明治5年にパリに本院を持つ「幼きイエス会」の会員が来日し、布教・教育・慈善事業のために始めた学園です。ローマ・カトリックのキリスト教精神を守り、その教えに基づいた人間教育を行っています。幼稚園生活の中でも、神様に見守られていることを知り、感謝できる心を育てる時間が大切にされています。
校訓「徳においては純真に、義務においては堅実に」
雙葉学園の校訓は「徳においては純真に、義務においては堅実に」です。純真な心と、なすべきことを地道に果たす堅実さ。この二つを、幼いうちから日々の生活を通して育てていきます。
一人ひとりを大切にする保育
幼稚園では、一人ひとりにゆとりのある十分な環境の中で、個性を伸ばしていく保育を実践しています。誠実で丁寧な子どもらしさを大切に育てる姿勢が、園全体に流れています。
志望理由への活かし方
面接や願書では、この教育方針への共感を、ご家庭の価値観と自然につなげて語れることが大切です。校訓や「感謝する心」といった言葉を、我が家の子育てのエピソードと結びつけて伝えると、説得力が生まれます。
遊びを主体にした保育と、日々の行事
雙葉小学校附属幼稚園は、いわゆるお受験向けのカリキュラムを行う園ではありません。保育は遊びが主体で、一斉保育と自由遊びを通して、人との関わりや感謝の気持ちを自然に育んでいきます。園外保育では動物園での活動や散策、田植えや稲刈りなど、体験から学ぶ機会が多いのも特徴です。
年長児には、学園が所有する日光の霧降高原荘でのお泊り保育があり、初めて親元を離れて過ごす経験が、子どもの自立心や自信につながったという保護者の声があります。父親参加型の運動会や父親参観日など、お父様が関わる行事が多いことも、園の特色といえるでしょう。
カトリックの精神は日常の中にあります
在園家庭の口コミでは、カトリック系と聞いて最初は身構えたものの、お祈りの時間がある以外は一般的な幼稚園と大きな違いは感じなかったという声が目立ちます。日々の生活の中で、誠実さやけじめ、思いやりや感謝の気持ちを大切にする姿勢が、自然に育まれているようです。宗教的な敷居の高さを必要以上に感じなくても大丈夫ですが、教えへの理解は面接で問われることがあるため、準備はしておきましょう。
「親の愛情のもとで過ごす時間」という考え方
この園では、幼児期は親の愛情のもとで過ごす時間を大切にしたいという考えから、延長保育や預かり保育を行っていません。毎日お弁当を持参し、保護者が送り迎えをする園です。教育方針はこうした運営の形にも表れています。共働きのご家庭は、スケジュール面の工夫が必要になるため、入園前に生活の流れを具体的に考えておきましょう。園の様子は【雙葉小学校附属幼稚園】 口コミ・評判・レビューまとめ|後悔しないためににまとめています。
教育方針を「家庭の言葉」にするコツ
志望理由に教育方針を書くときは、校訓をそのまま引用するだけでは伝わりにくくなります。たとえば、「わが子にどんな大人になってほしいか」を先に書き、そのために大切にしているマナーや習慣を、具体的な場面で続ける書き方が効果的です。お箸の持ち方や食事の姿勢といった躾も、「なぜそれを大切にするのか」という意図を添えることで、方針としての説得力が生まれます。
お母様や親族、お知り合いに雙葉学園の出身者がいる場合は、その経験も志望理由に組み込んでください。男の子の場合は、一貫校ではない雙葉をなぜ選ぶのかも欠かせません。書き方の詳細は【雙葉小学校附属幼稚園】合格する願書の書き方をプロが解説をご覧ください。
面接で方針への理解を語るときの注意
面接では、「カトリック教育についてどう思われますか」といった質問が出ることがあります。信者であるかどうかよりも、園の教えを理解したうえで、ご家庭の価値観とどう重なるかを誠実に答えられることが大切です。面接の流れと質問例は【雙葉小学校附属幼稚園】面接(親子面接)で聞かれることは?流れと対策をプロが解説で整理しています。
園の教育方針や行事の内容は変わることがあります。最新の情報は公式サイトや募集要項でご確認ください。
説明会や見学で確かめたい、方針の「実際の姿」
教育方針は、文章で読むだけでなく、実際の園の雰囲気の中で確かめると理解が深まります。雙葉小学校附属幼稚園では、説明会が往復はがきでの申し込みになるなど、案内の方法に特徴があります。質疑応答はないものの、園について詳しく知ることができる貴重な機会ですので、案内を見逃さないようにしましょう。
見学や説明会で目にした先生の言葉や子どもの様子は、志望理由にそのまま活かせる素材になります。気づいたことはメモにして、ご夫婦で共有しておきましょう。申し込み方法や日程は年度によって変わるため、最新は募集要項でご確認ください。
「義務においては堅実に」を家庭でどう育てるか
校訓を理解するには、日常の小さな習慣に置き換えてみるのが近道です。たとえば、自分の持ち物を自分で片づける、使ったものを元の場所に戻す、約束した時間を守るといった、地道に繰り返す行動が「堅実さ」につながります。「純真さ」は、感謝や謝罪の言葉を素直に口にできること、友だちの気持ちに目を向けられることなどに表れます。
こうした家庭での積み重ねを、志望理由や面接で具体的に語れるようにしておくと、校訓への理解が借り物ではなく、ご家庭の言葉として伝わります。
方針への共感は、ご家庭の日々の言葉や行動に表れます。説明会や見学を通じて実感したことを、ぜひ志望理由に重ねてください。
まとめ
雙葉の教育は、カトリックの精神と校訓を土台に、一人ひとりの子どもを丁寧に育てるものです。方針を深く理解し、ご家庭の考えと重ねておくことが、受験準備の芯になります。
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【雙葉小学校附属幼稚園】受験ガイド 総まとめ
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