【東京インターナショナルスクール キンダーガーテン】特徴と受験家庭の準備
東京インターナショナルスクール キンダーガーテン(以下、TISキンダーガーテン)は、英語で過ごし、テーマを探究しながら学ぶ幼児園です。同じ名前のアフタースクール(放課後に通う英語のコース)もあり、少し分かりにくいので、この記事で整理します。
まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは、分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。
TISキンダーガーテンとは
公式サイトの会社概要によると、キンダーガーテンとアフタースクールは、株式会社東京インターナショナルスクールグループが、各地のパートナー企業とともに運営しています。公式サイトには、国が定める基準を満たす認可外保育施設で、保育料の無償化の対象になると書かれています。申請が必要とのことですので、園とお住まいの自治体にご確認ください。
対象の年齢
公式サイトでは、2歳から6歳の子どものための園と紹介されています。「よくあるご質問」には、年少から年長までの3年間のカリキュラムが基本で、2歳児を預かる園もあると書かれています。2歳児クラスがあるかどうかは、校舎ごとにお尋ねください。
都内の校舎
公式サイトのスクール一覧で確認できた、都内の校舎は次のとおりです。
- 中目黒校(目黒区中目黒):キンダーガーテンとアフタースクール
- 学芸大校(世田谷区下馬):キンダーガーテンとアフタースクール
- 勝どき校(中央区勝どき):キンダーガーテンとアフタースクール
- 南麻布校(港区南麻布):キンダーガーテンとアフタースクール。キンダーガーテンは2026年8月に開園したと、お知らせに書かれています
- 駒沢校(世田谷区駒沢):アフタースクールのみ。キンダーガーテンの記載はありません
学芸大校は、名前から目黒区と思われがちですが、住所は世田谷区です。
キンダーガーテンとアフタースクールの違い
キンダーガーテンは、月曜から金曜まで、1日5時間を園で過ごす幼児園です。アフタースクールは、ほかの幼稚園や小学校に通うお子様が、放課後に通うコースです。幼稚園に通いながら英語にふれたいご家庭は、アフタースクールのほうを見ることになります。
1日の過ごし方と言葉
「よくあるご質問」には、9時に登園し、14時に降園するのが基本と書かれています。プログラムのページには、次のような1日の例が載っています。
- 朝の会と、クラスごとのサークルタイム
- 近くの公園で体を動かす時間
- 家から持ってきたものを皆に紹介する、ショー&テル
- 英語の読む・書く・聞く・話すを伸ばす時間
- 教室での昼食
- テーマを探究する活動と、自分で活動を選ぶ時間
- 午後のサークルタイムのあと、降園
授業の前と後には、希望する方のための預かりがあります。時間と定員は、園によって違うと書かれています。
英語と日本語
園の中の会話は、すべて英語と書かれています。先生は外国人で、1クラスの定員は14名、先生は1名です。保育士の資格をもつ人を含む、日本語と英語を話す日本人スタッフが、必要に応じてクラスを支えるとのことです。クラスは学年ごとで、英語の力で分けることはしていません。
日本語については、カリキュラムにも延長保育にも、日本語の勉強の時間はないと、はっきり書かれています。保護者との連絡は日本語でできますが、英語だけで連絡する園も一部にあるそうです。
入園までの流れ
「よくあるご質問」で確認できたことを、まとめます。
- 見学。予約をすれば、出願の前に見学できます。
- 出願。1年を通して受け付けています。申込書と必要な書類を出します。
- 選考。保護者の面接と、お子様の行動観察または体験レッスンがあります。お子様と保護者の英語の力は問わないと書かれています。
- 年中の3学期より後に入る場合。上の選考に加えて、英語の力を確かめる機会があります。
定員がいっぱいのときは、空きを待つ名簿に登録します。年度の途中からの入園もできます。選考の時期も園によって違いますので、校舎にお尋ねください。金額はこの記事には載せていません。
卒園後の進路と小学校受験
公式サイトによると、園は東京インターナショナルスクールと提携しています。卒園生には、一般の応募より先に入学の案内がありますが、選考があるため、入学が約束されるわけではないと書かれています。ほかの進学先として、公立小学校、ほかのインターナショナルスクール、私立小学校が挙げられています。
小学校受験については、特別な受験対策の指導は行っていないこと、希望があれば一般的な助言や情報の提供はできることが書かれています。
受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは、私の考えです。英語の園を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることです。
志望する小学校の方向を決める
プリスクールで過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由がつながりやすいです。そうではない小学校を志望する場合は、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦が答えられる必要があります。入園の前に話し合っておいてください。くわしくは、プリスクールから受験幼稚園へ切り替えるときの準備でお話ししています。
日本語と受験の準備は、家庭が受け持つ
園に日本語の時間がなく、受験の指導もない場合、その分はご家庭が受け持つことになります。日本の小学校の考査は、日本語で指示を聞き、日本語で答えます。毎日の読み聞かせと、日本語での会話の時間を、暮らしの中に入れてください。
並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く、という集団での動きも、園でどのくらい経験できるかを見学で確かめます。足りなければ、ご家庭で補います。
午後の時間の使い方を決める
降園が14時の園は、午後の時間が長く残ります。延長保育に預けるのか、家庭で過ごすのか、教室に通うのか。平日の夕方と週末の時間を、先に紙に書き出してください。インターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?も参考にしてください。
見学で聞く質問
- この校舎に、2歳児のクラスはありますか。学年の始まりは4月ですか、8月ですか
- 座って先生の話を聞く時間や、並んで待つ場面は、1日にどのくらいありますか
- 延長保育は何時までですか。延長の時間はどのように過ごしますか
- 日本の私立・国立小学校を受けたご家庭は、これまでにいらっしゃいますか
- 保護者への連絡は、日本語ですか、英語ですか
ご家庭でできること3つ
- ご夫婦で、小学校の方向を話し合う。インターナショナルスクールか、日本の小学校か。今の考えを言葉にしておきます。
- 日本語の時間を毎日つくる。読み聞かせと、今日あったことを日本語で話す時間を決めます。
- 午後と週末の時間を書き出す。降園のあとに何をするかを、1週間の表にします。
あわせて読みたい:【東京】インターナショナルプリスクールの選び方/プリスクールで後悔しないために
校舎ごとの記事:札幌円山校
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
TISキンダーガーテンは、英語で過ごし、テーマを探究する幼児園です。都内では中目黒、学芸大、勝どき、南麻布にキンダーガーテンがあり、駒沢はアフタースクールのみであることが、公式サイトで確認できました。日本語の時間と小学校受験の指導は、園にはありません。
日本の小学校を考えるご家庭は、日本語と受験の準備を家庭でどう受け持つかを、入園の前に決めておくことが大切だと私は考えています。最新は公式サイトでご確認ください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
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