TIKインターナショナルスクール麻布・田園調布|小学校受験との両立を解説
TIKインターナショナルスクール(TIK International School)は、港区の麻布校と世田谷区の田園調布校をもつインターナショナルスクールです。小さいうちは英語の環境で過ごさせたい、でも小学校受験も考えている、というご家庭から、こうした園についてご相談をいただくことがあります。
この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは、分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。
TIKインターナショナルスクールとは
公式サイトでは、TIKは一人ひとりのよさを引き出す「whole-child教育」を土台に、知性・身体・感情・社会性・芸術性をバランスよく伸ばすことを目指す学校として紹介されています。また、Cambridge Early Yearsの認定校であることが書かれています。
校舎
公式サイトに載っている校舎は、次の2つです。
- 麻布校:東京都港区東麻布
- 田園調布校:東京都世田谷区玉川田園調布
見学の申し込みのときに、希望の校舎を選ぶ形になっています。
クラスと対象
公式サイトによると、クラスは年齢ではなく、一人ひとりの力に合わせて分けているとのことです。クラスの目安は次のとおりです。
- ベイビーエクスプローラー:1歳6か月から
- アーリーエクスプローラー:2歳5か月から
- エクスプローラー:3歳5か月から
- キンダーガーテン:5歳から
- エレメンタリープログラム:小学1年生から
1日の過ごし方と日本語の時間
エクスプローラーのクラスのページには、午前コースと午後コースの1日の流れが載っています。午前コースは朝8時半ごろに登園し、サークルタイム、少人数のグループ活動(言語、理科、算数、工作など)、昼食のあと、30分ほどの日本語レッスンがあり、午後2時台に降園する流れです。午後コースは午後2時ごろから夕方6時ごろまでで、レベル別の読み書き、教科のレッスン、外遊びなどが入っています。
公式サイトの特色の中には、英語だけでなく、日本語や日本文化の教育も大切にしていることが挙げられています。また、苦手を補い得意を伸ばすための個別の指導(Pull-out Lesson)や、教員が全員教職の資格をもっていることも書かれています。ほかのクラスの時間割や延長の扱いは、校舎ごとに説明を受けてください。費用も、資料請求や見学でご確認ください。
小学校受験の対策については、公式サイトでは記載を確認できませんでした。受験をするご家庭がどう過ごしているかは、見学で率直に尋ねてみてください。
入園までの流れ
公式サイトでは、定員に空きがあれば、1年を通して入学の申し込みができるとされています。入学にあたっては、すべてのご家族にスクールツアー(学校見学)への参加をお願いしているそうです。
- フォームから、希望の校舎と見学日を選んで申し込む
- 学校から日程の連絡を受ける
- 1時間から1時間半ほど、授業の様子と施設を見学し、質問をする
- 希望すれば、別の日に体験入学をする(基本的にお子さまだけで参加)
見学は基本的に1家族ずつ行うと書かれています。体験入学のあとには、その日のお子さまの様子を伝えてもらえるとのことです。面接や考査の有無は、公式サイトでは確かめられませんでしたので、説明の場でご確認ください。
小学校受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは、私の考えです。TIKに限らず、英語で過ごす園を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることです。TIKがこうだ、というお話ではありません。
志望する小学校の方向を決める
プリスクールで過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由がつながりやすいです。園で育ててきたことの続きを、と話せるからです。
一方、そうではない小学校を志望する場合は、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦が答えられる必要があります。TIKのように日本語や日本文化にも触れる園であれば、その経験をどう話すかも考えておくとよいでしょう。園を選んだ理由と小学校を選ぶ理由を、ひとつの家庭の方針として話せるようにしておいてください。くわしくはプリスクールから小学校受験を考えるときの記事でお話ししています。
集団での動きを、園でどのくらい経験できるか
並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く。小学校受験の行動観察では、こうした動きを見られます。探究型や遊び中心の園では、子どもが自分で選んで動く時間が長いことがあります。それ自体はよいことですが、全員で同じ指示を聞いて動く場面がどのくらいあるかは、見学で確かめてください。
足りないと感じたら、ご家庭で補います。食事のあいだは座っている、順番を待つ、言われたことを最後まで聞いてから動く。どれも暮らしの中でできることです。日本語で指示を聞いて動く練習も、家庭で意識して増やしてください。
平日の夕方と週末の時間を書き出す
預かりの時間が長い園は、働くご家庭には助かります。そのかわり、家庭で受験の準備をする時間は取りにくくなります。降園してから寝るまでに何分あるか、週末にどのくらい使えるかを、先に紙に書き出してください。時間のつくり方は【幼稚園受験】インターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?家庭で補うことと時間のつくり方も参考にしてください。
見学で聞く質問
- わが子の年齢だと、どのクラスに入り、1日はどのように過ごしますか
- 日本語のレッスンは週に何回、どのような内容ですか
- 全員で座って話を聞く時間や、並んで待つ場面は、1日にどのくらいありますか
- 麻布校と田園調布校で、時間割や過ごし方に違いはありますか
- 小学校受験をするご家庭は、年中・年長の時期をどのように過ごしていますか
ご家庭でできること3つ
- ご夫婦で、小学校の方向を話し合う。英語に力を入れている小学校か、そうではない小学校か。今の考えを言葉にしておきます。
- 見学で、園の1日を確かめる。座る・並ぶ・待つ場面と、日本語に触れる時間がどのくらいあるかを尋ねます。
- 1週間を書き出す。平日の夕方と週末に、家庭で使える時間を紙に書きます。
都内のほかの園と比べたい方は、東京のインターナショナルプリスクールまとめもご覧ください。あわせて読みたい:お受験幼稚園vs インターナショナルプリスクール元面接官が比較
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
TIKインターナショナルスクールは、港区の麻布校と世田谷区の田園調布校をもち、whole-child教育とCambridge Early Yearsの認定を掲げる学校です。1歳6か月からのクラスがあり、3歳5か月からのクラスには日本語レッスンの時間が組まれていることが、公式サイトで確認できました。
小学校受験を考えるご家庭は、入園の前に、志望する小学校の方向、園で経験できる集団での動き、家庭で使える時間の3つを決めておくことが大切だと私は考えています。最新は公式サイトでご確認ください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
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