J’s International School(港区元麻布)|受験家庭の準備
J’s International Schoolは、港区元麻布にある小さなインターナショナルプリスクールです。公式サイトでは、一軒家の中で過ごす、家のような園として紹介されています。
この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。都内のほかの園は、東京のインターナショナルプリスクールまとめで比べられます。
J’s International Schoolとは
公式サイトによると、2002年に元麻布で、2人の母親によって創立された園です。所在地は港区元麻布2丁目で、近くの有栖川宮記念公園などの公園へ毎日出かけると書かれています。東京インターナショナルプリスクール協会(TAIP)の会員であることも記載されています。
学びの考え方としては、レッジョ・エミリアに着想を得た遊びを中心とする学びと、カナダ・オンタリオ州の幼児教育の枠組みを組み合わせていると説明されています。
クラスと対象年齢
- Little Lambs:1.5〜2.5歳
- Busy Bees:2.5〜3.5歳
- Ready Rabbits・Clever Cats:4〜6歳(異年齢のクラス)
よくある質問のページでは、15か月以上で歩けることが入園の目安とされています。先生1人あたりの子どもの数も、クラスごとに公式サイトに載っています。年齢が上がるほど人数が増える形で、小さい子ほど手厚い配置です。
1日の過ごし方と言葉の扱い
4〜6歳のクラスのページには、1日の流れが載っています。8時30分に登園し、読み書きと数の時間、おやつ、外遊び、朝の集まり、コーナー遊び、昼食、遊び、お話の時間と続き、14時20分ごろにお迎えです。延長保育は毎日17時までと書かれています。
読み書きと数は、子どもごとの段階に合わせて教えると説明されています。遊び中心の園ですが、朝のうちに机に向かう時間があることは、受験を考えるご家庭には確かめておきたい点です。
言葉は英語が中心です。日本語のクラスは週2回(火曜と木曜)と書かれており、日本の習わしやお話、歌、工作を日本語で楽しむ時間とされています。年長の子は、様子に合わせてひらがなやカタカナを書く練習もすると説明されています。
年度は9月に始まり6月中旬に終わる、インターナショナルスクールの暦で動くと書かれています。日本の幼稚園や小学校とは学年の区切りが違いますので、受験の時期との関係は、あらかじめ確認しておくと安心です。
入園までの流れ
公式サイトでは、見学(スクールツアー)は月曜から金曜の10時から12時に、英語と日本語で受けられると案内されています。フォームから予約します。空きがあれば年度の途中からも入園できると、よくある質問に書かれています。
保護者が英語を母語としていなくても入園できる、という記載もあります。面談や考査の有無と内容は確かめられませんでした。卒園生の進学先は公式サイトに掲載されています。
小学校受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは、私の考えです。J’s International Schoolに限らず、英語で過ごす園を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることです。この園がこうだ、というお話ではありません。見学で確かめてください。
志望する小学校の方向を決める
英語の環境で過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由がつながりやすいです。園で育ててきたことの続きを、その小学校で伸ばしたいと話せるからです。
一方、そうではない小学校を志望する場合は、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦が答えられる必要があります。進学先がインターナショナルスクール中心の園であれば、なおさらです。園を選んだ理由と小学校を選ぶ理由を、ひとつの家庭の方針として話せるように、入園の前に話し合っておいてください。受験に向けた準備の流れは、インターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?を参考にしてください。
集団での動きを、園でどのくらい経験できるか
並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く。小学校受験の行動観察では、こうした動きが見られます。遊びや探究を大切にする園では、子どもが自分で選んで動く時間が長いことがあります。それ自体はよいことですが、受験を考えるなら、先生の話を座って聞く場面や、順番を待つ場面がどのくらいあるかを、見学で確かめてください。
足りないと感じたら、ご家庭で補います。食事のあいだは座っている、きょうだいと順番を守る、言われたことを最後まで聞いてから動く。どれも暮らしの中でできることです。
平日の夕方と週末の時間を書き出す
14時20分ごろのお迎えか、17時までの延長を使うかで、平日に使える時間は変わります。降園してから寝るまでに何分あるか、週末にどのくらい使えるかを、先に紙に書き出してください。日本語での受け答えや、ペーパー・制作の練習をどこに入れるかが、そこから見えてきます。
見学で聞く質問
- 日本語のクラス以外に、日本語で話す場面はありますか
- 朝の読み書きと数の時間は、座って先生の話を聞く形ですか
- 日本の小学校を受験したご家庭は、9月始まりの年度とどう合わせていましたか
- 延長保育は毎日使えますか。定員はありますか
- 入園の前に、子どもの様子を見る面談などはありますか
ご家庭でできること3つ
- ご夫婦で、小学校の方向を話し合う。英語に力を入れている小学校か、そうではない小学校か。今の考えを言葉にしておきます。
- 見学で、園の1日を確かめる。朝の机に向かう時間と、日本語で話す場面を尋ねます。
- 1週間を書き出す。平日の夕方と週末に、家庭で使える時間を紙に書き、日本語での会話や受験の練習をどこに入れるか決めます。
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
J’s International Schoolは、2002年に元麻布で始まった1.5〜6歳の園で、遊び中心の学びと、朝の読み書き・数の時間、週2回の日本語クラスがあることが、公式サイトで確認できました。年度は9月始まりです。
日本の小学校受験を考えるご家庭は、入園の前に、小学校の方向、園で経験できる集団での動き、家庭で使える時間の3つを決めておくことが大切だと私は考えています。最新は公式サイトでご確認ください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
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