横浜国大附属横浜小学校に面接はありますか?
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の選考では、願書や考査での子どもの受け答えが大切な要素になります。ここでは準備のポイントを、はじめての方にもわかりやすく整理します。
選考で見られること
横浜国大附属横浜小学校の考査は内容が非公表ですが、国立小学校では口頭試問を通して、子どもが自分の言葉で答える力が見られる傾向があります。
特別な知識よりも、年齢相応の生活習慣や、人との関わり方、指示を理解する力が大切にされます。ふだんの姿が表れる選考です。
家庭の様子や子育ての姿勢を、願書や当日の様子から見ようとする学校の姿勢もうかがえます。ふだんの子育てを大切にしましょう。
子どもへの口頭試問
考査では、子ども自身への口頭試問が行われています。名前や学校までの来方、身近な場面での振る舞いなど、答えやすい内容が中心で、2026年度はペーパーがなくなり、口頭試問・行動観察・制作の3つで考査が組まれました。
正解を暗記させるのではなく、自分の思ったことを素直に話せることが大切です。ふだんから子どもの話にじっくり耳を傾けましょう。
うまく話せなくても、自分なりに答えようとする姿勢が大切です。家庭で無理に練習させすぎないよう気をつけましょう。
願書作成のポイント
願書は、家庭の思いを学校に伝える大切な書類です。国立小学校の場合も、志望の理由や家庭の教育方針を丁寧に書くことが求められます。
丁寧な字で、誤字脱字のないように書くことが基本です。時間に余裕を持って準備し、内容を整理しておきましょう。
願書に書いた内容と、当日の家庭の様子に一貫性があると、家庭の姿勢がぶれずに伝わります。夫婦で方針を共有しておきましょう。
家庭で準備しておくこと
選考に向けては、家庭の教育方針を夫婦で言葉にしておくことが欠かせません。日ごろ大切にしている子育ての軸を整理しておきましょう。
説明会に参加して、学校の雰囲気や教育の考え方を知っておくことも準備になります。国立小学校の特徴を理解しておくと安心です。
生活の中で、挨拶や身の回りのこと、人との関わり方を大切にしておくことが、そのまま選考の準備につながります。
2026年度の出願手続きと日程
面接や願書の準備を考える前に、いつまでに何をするのかを確認しておきましょう。手もとの受験ガイドによると、横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の2026年度入試は次の日程で行われました。
願書の配布にあたる手続きが2025年8月28日から9月4日まで、土日祝を除く日程です。出願は二段階に分かれており、2025年9月5日から9月18日までが「出願応募」、2025年9月24日から10月2日までが「本出願」でした。いずれもインターネットからの出願です。
選考は2025年10月30日と10月31日の2日間にわたる第1次選考、2025年11月7日の第2次選考という構成でした。合格発表は第1次が2025年11月6日、第2次が2025年11月7日です。
入学手続きの日程は資料に記載がありません。2027年度の日程も掲載されていないため、ここに挙げた日付は2026年度の実績としてお読みください。最新は学校の募集要項でご確認ください。
面接と口頭試問について、いま分かっていること
この記事をお読みの方がいちばん知りたいのは、面接で何を聞かれるのか、という点だと思います。ここは正直にお伝えします。
学校が示している募集の情報に、考査の中身の記載はありません。面接がどのような形式で行われるのか、そもそも保護者面接があるのかどうかについても、学校からの公表はありません。受験番号の決め方も、月齢の考慮の有無も、同じく非公表です。
ただし、受験を経験されたご家庭の話をたどると、お子さまだけで臨む口頭試問が行われていること、そこで何が取り上げられているかまでは伝わってきます。学校が公表した情報ではありませんので、これがすべてだと決めてかかることはできませんが、備えの方向を決めるだけの材料にはなります。
学校までどうやって来たのかを、お子さま自身が説明する
口頭試問で取り上げられているのが、その日どのようにして学校まで来たのかという内容です。利用した路線や駅の名前、降りたバス停、家を出てからたどった道すじを、お子さまが自分の言葉で説明できるかどうかが見られる形になります。付き添いの大人が先に立って歩いた道は、子どもの側にはほとんど残らないものですので、ふだんの外出のときから、次はどこで降りるのか、どちらへ曲がるのかをお子さまに言わせながら移動しておくと、当日に言葉が出てこないという事態を避けられます。
細かい時刻や運賃まで求められるわけではありません。最寄り駅の名前、乗り降りした駅やバス停の名前、そこから学校までの歩き方といった骨組みを言えれば十分です。試験当日と同じ時間帯を選んで、お子さまと一緒に経路をたどってみたというご家庭もあります。
2026年度の口頭試問で取り上げられた内容
受験されたご家庭の話では、2026年度の考査はペーパーがなくなり、口頭試問・行動観察・制作の3つで行われました。口頭試問で特徴的だったのは、先生が短い言い回しを一つ示し、それに続けて同じ関係になる言葉を答えさせる形です。ある生きものの体の特徴を言ったあとに別の生きものの同じ部分を問う、ある季節の気候を言ったあとに反対の季節を問う、といった具合で、言葉の対応関係をとっさにつかめるかが見られています。ほかに、名前を答える問い、公園でブランコの順番を替わってもらえなかったときに何と言うかを考える問い、帽子をなくして困っているお友だちがいたらどうするかを考える問いが伝えられています。
2025年度までは、今日ここまでどのようにして来たか、好きな季節とその理由、小学生になったら楽しみにしていることとその理由、といった話題が中心でした。
こうした例を挙げるのは、答えを覚えていただくためではありません。どの問いも、聞かれたことを理解して自分の考えを相手に伝えられるかを見るものですので、想定問答を増やすより、日々の会話のなかで理由まで話す習慣をつくるほうが、当日どんな問いが来ても対応できます。
教育方針の4つの言葉から、ご家庭の言葉を組み立てる
質問の例が分からないなかで、準備の軸になるのは学校が掲げている教育方針です。資料には、次の4つが挙げられています。
創造の精神をもつ、主体性のある子。自分を高めようとする子、という説明が添えられています。
民主的精神をもつ、社会性のある子。よりよい社会をつくる子、という説明です。
人間尊重の精神をもつ、人間味のある子。広く豊かな心をもつ子、とされています。
生命尊重の精神をもつ、健康な子。強くたくましい子、という説明が続きます。
この4つを読んで、ご家庭で大切にしてきたことと重なる部分を探してみてください。たとえば「主体性」であれば、お子さんが自分で決めて動いた場面を、日々の暮らしのなかから具体的に思い出せるかどうかです。抽象的な言葉をそのまま返すのではなく、家庭の出来事に置き換えて話せることが、いちばんの準備になります。
言葉を丸暗記させるようなやり方はおすすめしません。子どもは覚えた言葉ほど詰まりますし、ご家庭の実感がこもっていない話は、聞く側にも伝わりにくいものです。
当日に向けて、資料から拾える実務的な助言
資料の体験談の欄には、当日の過ごし方についての助言も載っています。事実として拾えるものを挙げておきます。
保護者の控室は身動きが取りづらいため、荷物は少なめにしたほうがよいこと。待ち時間に備えて飲みものや読むものを持っていくとよいこと。控室では携帯電話の使用が禁止されていること。時期的に冷えるため、防寒具を持っていくとよいこと。
携帯電話が使えないという点は、あらかじめ知っておかないと当日に困ります。連絡が必要な相手には、事前に「この時間帯は連絡が取れない」と伝えておくと安心です。
また、学校説明会では学校案内などが販売されているという記載もあります。2026年度の学校説明会は2025年8月28日、願書の配布が始まる日と同じ日に行われました。
出願の前に確かめておきたい2つの前提
願書の中身を練る前に、そもそも出願できるかどうかを確かめておく必要があります。
ひとつめは通学区域です。資料によると、中区、西区、南区、磯子区、神奈川区、港南区、保土ケ谷区、港北区、鶴見区、金沢区に指定通学区域が定められています。区の名前が挙がっていても全域が対象とはかぎらず、資料にも詳しくは学校のホームページを参照するようにと記されています。ご自宅が対象に入るかどうかは、早い段階で確かめておいてください。
ふたつめは事前抽選です。資料の2026年度の日程には、出願応募が男女それぞれ定員の4倍程度を超えた場合にのみ事前抽選を行うという注記があります。募集は男子50名・女子50名ですので、男女それぞれおよそ200名が目安ということになります。応募の人数によっては、男子のみ、女子のみの抽選になることもあると記されています。願書を書く力とは関係のないところで人数が絞られる可能性がある、という前提は知っておいたほうがよいでしょう。
面接・願書についてよくある質問
面接ではどんなことを聞かれますか。
学校は考査の内容を公表していませんが、受験されたご家庭の話から、2026年度は先生の言葉に続けて同じ関係の言葉を答える形や、お友だちとの場面を想定してどうするかを考える問い、それ以前は学校までの来方や好きな季節とその理由などが取り上げられていたことが分かっています(本文で説明しています)。教育方針の4つの言葉を手がかりに、ご家庭の言葉を用意しておくことをおすすめします。
願書を早く出すと有利になりますか。
受験番号の決め方は非公表です。早く出すと有利になるという話も、不利になるという話も、確かめようがありません。締め切りに余裕をもって出すことのほうが大切です。
生まれ月は考慮されますか。
月齢の考慮の有無についても非公表です。
出願はどのように行いますか。
2026年度はインターネット出願で、出願応募と本出願の二段階でした。最新は学校の募集要項でご確認ください。
当日に向けて
選考当日は、時間に余裕を持って行動しましょう。慌ただしさは子どもにも伝わります。落ち着いた気持ちで臨めるよう準備しておきます。
家族そろって、明るく丁寧な挨拶を心がけましょう。第一印象は、家庭の雰囲気を伝える大切な要素です。
最新の選考方式や願書の様式、抽選の有無は年度によって変わります。詳細は必ず学校公式サイトの募集要項でご確認ください。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の受験情報は「横浜国大附属横浜小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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