横浜国大附属横浜小学校の教育の特色は何ですか?
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
大学附属校としての教育
横浜国大附属横浜小学校は、横浜国立大学教育学部の附属校です。教育の研究や教員の養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
目指す子ども像
横浜国大附属横浜小学校は、主体性のある子、社会性のある子、人間味のある子の育成を目指しています。豊かな精神を持つ子どもを育てています。
自分で考え、社会の中で人と関わり、思いやりを持って生きる。そうした人間性を育てる教育が大切にされています。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、心の成長を大切にした教育が行われています。
研究と実践の学び
附属校として、横浜国大附属横浜小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
豊かな環境
横浜国大附属横浜小学校は、長い歴史を持つ伝統ある学校です。落ち着いた環境の中で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
約610名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
給食も提供され、アレルギーへの相談にも対応しています。子どもたちが安心して過ごせる環境が整えられています。
教育方針として掲げられている4つの言葉
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校が掲げている教育方針は、手もとの受験ガイドによると4つあります。それぞれに、どんな子どもを目指すのかという言い換えが添えられています。
ひとつめは、創造の精神をもつ、主体性のある子。自分を高めようとする子、という説明です。
ふたつめは、民主的精神をもつ、社会性のある子。よりよい社会をつくる子、とされています。
みっつめは、人間尊重の精神をもつ、人間味のある子。広く豊かな心をもつ子、という言い換えです。
よっつめは、生命尊重の精神をもつ、健康な子。強くたくましい子、と続きます。
4つを並べてみると、学力そのものよりも、主体性・社会性・心・健康という土台の部分に言葉が置かれていることが分かります。学校がどんな6年間を思い描いているのかを知る手がかりとして、まずここを読み込んでみてください。
資料で分かる学校の規模と、日々の環境
教育の中身を考えるうえで、どのくらいの人数のなかで学ぶのかは大きな要素です。
資料によると、児童数は610名で、1クラスはおよそ35名です。この数字は2026年1月30日現在のものとして記載されています。教員数はおよそ30名です。募集人数が男子50名・女子50名ですので、1学年はおよそ100名という規模になります。
昼食は給食で、アレルギーへの対応は要相談とされています。制服はあります。土曜授業はありませんが、登校日はあると記されています。スクールバスはなく、所在地は横浜市中区立野64、JR根岸線「山手」駅から徒歩7分です。
なお、資料には主な年間行事の一覧が載っていません。英語や特定の教科をどのように扱っているかについても記載がないため、当サイトでは推測でお伝えすることはしていません。授業の様子や1年の流れを知りたい場合は、学校説明会でお確かめいただくのが確実です。
1983年から続いてきた帰国子女教育
この学校の教育を語るうえで外せないのが、帰国子女教育の歴史です。資料の沿革によると、1983年に混合方式による帰国子女教育を開始したと記されています。
「混合方式」というのは、帰国した子どもを別のクラスにまとめるのではなく、ほかの子どもと同じ学級のなかで学ぶかたちを指す言い方です。1983年といえば40年以上前のことで、海外から戻る子どもの受け入れが今ほど一般的でなかった時期にあたります。その頃からこの取り組みを続けてきたという事実は、学校の姿勢を示すものといえます。
資料では、帰国子女の受け入れは「あり」と記載されています。海外での生活を経験したご家庭にとっては、この点が志望の理由になることもあるでしょう。ただし、受け入れの条件や時期の詳細は資料に記載がありません。学校に直接お問い合わせください。
校名に「教育学部」が入るまでの歩み
学校を調べていると、少し前の情報では違う校名が出てくることがあります。これは学部の名称が変わってきたためです。
資料の沿革によると、この学校は1910年に、神奈川県女子師範学校附属小学校として発足しました。場所は西区岡野1番地にあった神奈川県立高等女学校、現在の横浜平沼高等学校のなかです。
その後、1997年に横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校と改称されました。そして2017年、学部の名称変更にともなって、同年4月から現在の横浜国立大学教育学部附属横浜小学校となっています。
つまり、2017年より前に書かれた記事や書籍では「教育人間科学部」という名前で紹介されていることがあります。古い情報にあたったときに混乱しないよう、現在の正式名称は横浜国立大学教育学部附属横浜小学校であると覚えておいてください。
なお、2009年には創立100周年記念式典が行われ、2011年には創立100周年記念事業として「光の庭」が改修されています。
系列校とのつながりのなかで学ぶということ
この学校の教育を考えるときは、横浜国立大学の附属校というつながりのなかに置かれていることも押さえておきたい点です。
資料に挙げられている系列校は、横浜国立大学教育学部附属特別支援学校、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校、横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校、そして横浜国立大学と同大学院です。
ここで注意していただきたいのが、同じ横浜国立大学の系列に附属鎌倉小学校があることです。学校名が似ているため、説明会の日程や通学区域を調べるときに取り違えてしまう例があります。この記事でご紹介しているのは中区立野にある附属横浜小学校のほうですので、資料をお読みになるときは学校名を最後まで確かめてください。
在籍に関わる条件も、このつながりと関係しています。資料によると、転入学・編入学の制度はありますが附属間のみとされています。復学の制度はあり、2年以内かつ6年生の7月までという条件が付いています。
帰国子女の受け入れがあることも、この一覧とあわせて見ておくとよいでしょう。最新の条件は学校の募集要項でご確認ください。
教育についてよくある質問
1クラスの人数は何人ですか。
資料では1クラスおよそ35名、児童数は610名です。2026年1月30日現在の数字として記載されています。
英語の授業はありますか。
英語をはじめ、特定の教科の扱いについての記載は資料にありません。学校説明会でお確かめください。
年間の行事を知りたいのですが。
主な年間行事の一覧は資料に掲載されていません。
土曜日に授業はありますか。
資料では土曜授業はなしとされていますが、登校日はあると記されています。最新は学校の募集要項でご確認ください。
こんな家庭におすすめ
横浜国大附属横浜小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
主体性や社会性、豊かな人間性を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の受験情報は「横浜国大附属横浜小学校まとめ」でまとめて確認できます。
学校全体の雰囲気からつかみたい方は、どんな学校?校風と歴史をプロが解説をご覧ください。
卒業後の進路については、進学先は?中学以降の道をプロが解説でまとめています。
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