横浜国大附属横浜小学校ってどんな学校ですか?
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、横浜市中区にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
横浜国大附属横浜小学校の歩み
横浜国大附属横浜小学校は、1910年に創立された歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
2010年には創立100周年を迎え、記念事業として現在の名称へと改称されました。伝統に支えられた学校です。
教育大学の附属校として、教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
目指す子ども像という校風
横浜国大附属横浜小学校の校風は、主体性のある子、社会性のある子、人間味のある子を育てることにあります。豊かな精神を持つ子どもを育てています。
自分で考え、社会の中で人と関わり、思いやりを持って生きる。そうした人間性を大切にする教育が、学校全体に根づいています。
落ち着いた雰囲気の中で、子どもたちがのびのびと自分らしく過ごせる学校です。伝統と research の学びが調和しています。
大学附属校としての環境
横浜国大附属横浜小学校は、横浜国立大学教育学部の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約610名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
横浜国大附属横浜小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選など、私立小学校にはない仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
年表でたどる、発足から現在まで
どんな学校かを知るうえで、歩んできた道のりほど分かりやすい手がかりはありません。手もとの受験ガイドに載っている沿革を、年代の順に並べておきます。
1910年、神奈川県女子師範学校附属小学校として発足しました。場所は西区岡野1番地にあった神奈川県立高等女学校、現在の横浜平沼高等学校のなかです。教員を育てる師範学校の附属として始まった、というのがこの学校の出発点です。
1983年、混合方式による帰国子女教育を開始しています。海外から戻る子どもの受け入れが今ほど一般的でなかった時期から、この取り組みを続けてきたことになります。
1997年、横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校と改称されました。
2009年に創立100周年記念式典が開かれ、2011年には創立100周年記念事業として「光の庭」が改修されています。
2017年、学部の名称変更にともなって、同年4月から横浜国立大学教育学部附属横浜小学校となりました。現在の正式名称はこちらです。2017年より前に書かれた記事や書籍では旧い学部名で紹介されていることがありますので、調べものをするときはご注意ください。
資料で確認できる学校の基本データ
数字で見える部分もまとめておきます。
所在地は神奈川県横浜市中区立野64、電話番号は045-622-8322です。最寄り駅はJR根岸線の「山手」駅で、徒歩7分です。スクールバスはありません。
児童数は610名で、1クラスはおよそ35名です。この数字は2026年1月30日現在のものとして記載されています。教員数はおよそ30名です。募集人数は男子50名・女子50名ですので、1学年はおよそ100名という規模になります。
制服はあります。昼食は給食で、アレルギーへの対応は要相談とされています。土曜授業はありませんが、登校日はあると記されています。共学の学校です。
転入学・編入学の制度はありますが、資料では附属間のみとされています。復学の制度はあり、2年以内かつ6年生の7月までという条件が付いています。帰国子女の受け入れはあります。
教育方針として掲げられている4つの言葉
資料には、この学校の教育方針が4つ挙げられています。それぞれに言い換えが添えられているのが特徴です。
創造の精神をもつ、主体性のある子。自分を高めようとする子、という説明です。
民主的精神をもつ、社会性のある子。よりよい社会をつくる子、とされています。
人間尊重の精神をもつ、人間味のある子。広く豊かな心をもつ子、という言い換えです。
生命尊重の精神をもつ、健康な子。強くたくましい子、と続きます。
学力や進学実績ではなく、主体性・社会性・心・健康という土台の部分に言葉が置かれている点が読み取れます。
安全対策から見える学校の姿勢
資料に記載されている安全への取り組みは2点です。
ひとつは、警備員が定期的に校内を巡回していること。もうひとつは、児童の登下校時以外は正門を施錠し、警備員のいる通用門のみを出入り口としていることです。出入りできる場所をひとつに絞り、そこに人を置くという考え方です。
記載があるのはこの2点だけで、防犯カメラの台数や登下校を知らせるしくみといった項目は資料にありません。書かれていないから取り組みがないとはかぎりませんので、気になる点は学校説明会でお尋ねください。
入試の輪郭を、ひととおり押さえておく
最後に、受験を考える方に向けて入試の全体像を整理しておきます。
募集人数は男子50名・女子50名です。通学区域は、中区、西区、南区、磯子区、神奈川区、港南区、保土ケ谷区、港北区、鶴見区、金沢区に指定されています。区の全域が対象とはかぎりませんので、ご自宅の住所が入るかどうかは学校のホームページや募集要項でお確かめください。
2026年度の日程は、願書の配布にあたる手続きが2025年8月28日から9月4日まで、出願応募が2025年9月5日から9月18日まで、本出願が2025年9月24日から10月2日まででした。選考は2025年10月30日と10月31日の第1次選考、2025年11月7日の第2次選考、合格発表は2025年11月6日と11月7日です。入学手続きの日程と、2027年度の日程は資料に記載がありません。
考査の内容、受験番号の決め方、月齢の考慮の有無は、いずれも非公表です。志願者数も5年分すべて非公表で、合格者数の記載もないため、倍率は算出できません。ただし資料の注記から、出願応募が男女それぞれ定員の4倍程度を超えた場合にのみ事前抽選が行われることが分かります。考査料は3,300円です。
系列校と、その先の進路
横浜国立大学の附属校という位置づけも、この学校を理解するうえで欠かせない要素です。資料に挙げられている系列校は、横浜国立大学教育学部附属特別支援学校、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校、横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校、そして横浜国立大学と同大学院です。
ここで押さえておきたいのは、系列に高等学校がないという点です。中学校は2校ありますが、その先の高校は系列に含まれていません。したがって、中学校を卒業したあとは高校受験を経て進路を決めることになります。小学校から高校まで一貫でつながる私立とは、進路の道筋が違うということです。
なお、内部進学の割合や条件については資料に記載がありません。学校説明会などで直接ご確認ください。
また、同じ横浜国立大学の系列に附属鎌倉小学校があります。学校名が似ているため、日程や通学区域を調べるときに取り違えないよう、資料の学校名を最後までお確かめください。
どんな学校かについてよくある質問
創立はいつですか。
資料では1910年、神奈川県女子師範学校附属小学校として発足したと記載されています。
正式な学校名を教えてください。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校です。2017年に学部の名称が変わり、同年4月から現在の名前になりました。
制服はありますか。
資料では「あり」と記載されています。
年間の行事を知りたいのですが。
主な年間行事の一覧は資料に掲載されていません。学校説明会でお確かめください。最新は学校の募集要項でご確認ください。
こんな家庭におすすめ
横浜国大附属横浜小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
主体性や社会性、豊かな人間性を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の受験情報は「横浜国大附属横浜小学校まとめ」でまとめて確認できます。
学校の考え方は、説明会で直接感じ取るのがいちばんです。説明会は?参加のポイントをプロが解説もご確認ください。
入学準備でまず気になる持ち物については、制服は?身だしなみをプロが解説で詳しくご紹介しています。
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