青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校に受かるのは、どんなお子さまですか。
わが家の子育てのままで大丈夫なのか、少し不安になっています。
浦和ルーテル学院小学校が見ているのは、いま何ができるかではなく、そのお子さまの持っているものが、これから伸びていきそうかどうかです。ですから、特別なことをしてきたご家庭だけが合格するわけではありません。
一方で、学校が大切にしている考え方とご家庭の向きがそろっていないと、願書でも面接でもそれが伝わってしまいます。
大切なのは、以下の3点です。
・学校が掲げるギフト教育とキリスト教教育の考え方を、ご家庭の言葉にできていること
・素直さ、礼儀、人を思いやる気持ちが、日々の暮らしの中で育っていること
・保護者の作文や面接で、お子さまへの向き合い方をぶれずに語れること
青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【浦和ルーテル学院小学校】学校が大切にしているギフト教育
関連動画:青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校について
受かるお子さまの姿を考える前に、学校が何を育てようとしているのかを押さえておきましょう。ここがずれていると、どれだけ準備を重ねても方向が合いません。
浦和ルーテル学院小学校が掲げているのは「ギフト教育」です。一人ひとりに与えられた賜物、つまりその子だけが持っているものを見つけて伸ばしていく、という考え方です。ここでいうギフトは、学力や運動の成果だけを指しません。思いやり、粘り強さ、何かを作り出す力、人を笑顔にできる明るさ。目に見えにくいものも、その子のギフトとして扱われます。
ですから、一律のものさしで並べて上から順に選ぶ、という入試ではありません。「この子は何を持っているだろう」という目で見られていると考えてください。
もう一つの柱がキリスト教(プロテスタント)に基づく教育です。礼拝や聖書の学びを通して、人を大切にする心や、与えられていることへの感謝を育てていきます。宗教教育というと身構えてしまうご家庭もありますが、信者であることが求められるわけではありません。人を思いやる姿勢をご家庭でも大切にしているかどうかが問われます。
学校全体の教育の中身は浦和ルーテル学院小学校の教育の記事で整理していますので、あわせてご覧ください。
【浦和ルーテル学院小学校】受かる子に共通する4つの姿
これまで合格されたお子さまを振り返ると、次の4つが共通しています。
素直で、注意を受け入れられる
考査でも面接でも、先生の話を最後まで聞けるかどうかは必ず見られます。間違いを指摘されたときに、ふてくされずに「はい」と言い直せるお子さまは、入学後に伸びる姿が想像しやすくなります。素直さは一朝一夕で身につくものではなく、ご家庭でどう声をかけられてきたかがそのまま出ます。
あいさつと所作が身についている
入室したときのあいさつ、いすの座り方、ものの受け渡し。特別に美しい所作である必要はありませんが、丁寧に扱おうとしているかどうかは伝わります。ご家庭での言葉づかいと、お父様お母様ご自身の振る舞いが、そのままお子さまの形になります。
人を思いやり、周りが見える
行動観察では、数名のグループで一緒に遊んだり、何かを作ったりします。夢中になると周りが見えなくなるのは、この年齢では当たり前のことです。そのうえで、順番を守る、困っている子に声をかける、お友だちの考えを否定しない、といった姿が出てくるかどうかが見られています。聖書の「隣人を愛せよ」という教えとまっすぐ重なる部分です。
自分の好きなことを言葉にできる
ギフトを大切にする学校ですから、「これが好き」「これをやってみたい」と言えることは強みになります。上手に話す必要はありません。虫でも、電車でも、絵を描くことでもかまいませんので、好きな理由まで一言添えられるように、ご家庭で聞いてあげてください。
考査でどの区分がどのように行われるかは浦和ルーテル学院小学校の試験内容の記事にまとめています。
【浦和ルーテル学院小学校】合格するご家庭に共通すること
浦和ルーテル学院小学校の入試では、保護者の書きものと面接が大きな比重を占めます。親子同伴の面接の日には保護者アンケートと保護者作文があり、入学試験の当日にも改めて保護者作文が課される形が案内されています。書く分量も時間も決まっていますので、当日その場で考えるのは現実的ではありません。
お子さまを真ん中に置いている
作文や面接で見られているのは、お子さまの幸せをどう考えているか、日々どう関わっているかです。親の希望を先に置くのではなく、お子さまの個性や成長のペースを尊重しているご家庭は、書いた文章にも面接の言葉にも一本の芯が通ります。
父母で言葉がそろっている
お父様とお母様で答えの向きが違うと、短いやりとりの中でも必ず伝わります。教育方針、志望した理由、お子さまの良いところ。この三つは、必ず事前にご夫婦で話し合って言葉をそろえておきましょう。浦和ルーテル学院小学校の面接の記事もあわせてご覧ください。
学校を実際に見に行っている
学校説明会や公開行事に足を運んでいるご家庭は、志望理由に具体性が出ます。パンフレットの言葉を並べるのではなく、「あの日に見たこの場面が」という話ができると、学校への理解が本物であることが伝わります。
書くことをためこまない
教育方針、志望理由、お子さまの成長を感じたできごと、ご家庭での役割分担。この4つをそれぞれ300字ほどで書き出しておくと、当日にテーマが多少変わっても対応できます。書きためた文章は願書にもそのまま生きます。
【浦和ルーテル学院小学校】受験までの一年で整えておきたいこと
受かるお子さまの姿は、直前の数か月では作れません。逆に言えば、一年あれば十分に間に合います。
- 朝と帰りのあいさつを、ご家族全員が声に出して交わす
- 「どうしてそう思ったの」と理由を聞く会話を、一日一回は入れる
- 初めて会うお友だちと遊ぶ場を、月に一度は用意する
- ご家庭の教育方針を200字程度で書き出し、ご夫婦で読み合わせる
- 学校説明会や公開行事に足を運び、その日のうちに感じたことをメモにする
ペーパーの力ももちろん必要ですが、この学校ではそれだけで結果が決まることはありません。人の話を一度で聞ける、思ったことを言葉にできる、お友だちと折り合いをつけられる。こうした力は、机の前より暮らしの中で育ちます。
倍率や募集の状況が気になる場合は浦和ルーテル学院小学校の倍率の記事を、学校全体の情報は受験情報まとめの記事をご覧ください。
【浦和ルーテル学院小学校】ご家庭の姿を当日どう見せるか
準備してきたことが当日に伝わらない、というのはとてももったいない状態です。見せ方にも少しだけコツがあります。
まず、一つの答えは30秒から1分ほどにおさめてください。長く話すほど熱意が伝わるわけではなく、かえって要点がぼやけます。結論を先に言い、そのあとにご家庭での具体的な場面を一つ添える。この形にしておくと、掘り下げられたときにも落ち着いて続きが話せます。
次に、お子さまについて語るときは、できるようになったことだけでなく、いま取り組んでいる途中のことも一緒に伝えましょう。完璧なお子さま像を並べるより、成長の途中を正直に語るご家庭のほうが、学校には信頼されます。
そして、お子さまの前でご家族が笑っていることです。控え室での過ごし方も含めて、ご家族の空気は自然と伝わります。前日までに準備を終えて、当日は「楽しんでおいで」と送り出せる状態にしておきましょう。
【浦和ルーテル学院小学校】受かる子についてよくあるご質問
キリスト教の家庭でないと不利になりますか
信仰の有無が合否を左右することはありません。大切なのは、礼拝や聖書の学びを含む教育に納得したうえで、6年間をともにできるかどうかです。ご家庭で人を思いやることを大切にされているのであれば、それをそのまま語ってください。
おとなしい子は不利でしょうか
不利ではありません。声が大きい子が有利な入試ではなく、その子らしいギフトが見えるかどうかが見られています。おとなしいお子さまでも、好きなことを話すときに目が輝く、お友だちが困っていると近づいていく、といった姿があれば十分に伝わります。
幼児教室に通う必要はありますか
通っていることが条件ではありません。ただし保護者の作文や面接の準備は、ご家庭だけで整えるのが難しい部分でもあります。書いた文章を一度第三者に読んでもらうだけでも、伝わり方は大きく変わります。
準備はいつから始めればよいですか
年中の後半から動き出されるご家庭が多くいらっしゃいます。まずは学校を見に行くところから始めて、ご家庭の言葉を作っていく順番がおすすめです。進め方に迷われる場合はオンライン個別相談でご一緒に組み立てていきましょう。
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