浦和ルーテル学院小学校の試験ってどんな内容ですか?
浦和ルーテル学院小学校(さいたま市緑区大崎)の入試は、ペーパーだけでなく行動観察や制作、運動、親子面接、保護者作文まで含む総合型です。ここでは考査で見られる力と対策のポイントを、はじめての方にもわかりやすく整理します。
考査で見られる力
浦和ルーテル学院小学校の考査では、ペーパーテストに加えて行動観察や制作、運動、親子面接が行われ、さらに保護者作文も実施されます。多面的に子どもと家庭を見る形です。
キリスト教主義の学校らしく、正解の数だけでなく、取り組む姿勢や人との関わり方も見られます。日々の生活で培った力が土台になります。
考査では月齢への配慮があるとされています。最新の考査内容は必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。
ペーパーで問われる基礎
ペーパーでは、話の記憶や数量、図形、常識といった基礎的な領域が問われると考えられます。難問よりも、基礎を確実におさえることが大切です。
対策の第一歩は、絵本の読み聞かせや親子の会話で「聞く力」を育てることです。話を最後まで聞き、内容を思い浮かべる習慣が土台になります。
数量や図形は、おはじきや折り紙など身近な遊びを通して感覚的に親しんでおくと、ペーパーにも自然に対応できるようになります。
制作・運動と行動観察
制作では、指示を理解して手先を使い、最後までやり切る力が見られます。折り紙や工作など、遊びの延長で楽しく取り組む経験が力になります。
運動は特別な技術ではなく、走る・跳ぶといった基本的な動作が中心です。体を動かす遊びを楽しみながら、指示を聞いて動く経験を重ねましょう。
行動観察では、集団の中での協調性や指示理解が見られます。順番を守る、友だちと譲り合うといった姿勢は日々の生活で育ちます。
親子面接と保護者作文
浦和ルーテル学院小学校では親子面接に加え、考査当日に保護者作文が実施されます。家庭の教育方針やキリスト教教育への理解を、言葉で伝える準備が大切です。
面接では子ども自身への質問もあります。名前や好きな遊びなど身近な内容に、自分の言葉で答えられると好印象です。
保護者作文と面接、願書の内容に一貫性を持たせておくと、家庭の姿勢がぶれずに伝わります。夫婦で方針を共有しておきましょう。
保護者の書きものについても、形式が細かく決まっています。親子同伴面接の日には10分程度の保護者アンケートと、20分程度で300字ほどの保護者作文が行われ、さらに入学試験当日にも45分程度で400字から500字ほどの保護者作文が課される形が案内されています。当日に一から考えるのは難しい分量ですので、教育方針・志望理由・お子さまの成長を感じたできごと・ご家庭での役割分担の4つを、あらかじめ300字程度ずつ書き出しておくと、テーマが変わっても対応しやすくなります。
なお、通学については学区の制限はなく、通学時間は1時間程度が望ましいとされています。分量や実施方法は変更されることがありますので、最新の内容は学校公式の募集要項でご確認ください。
家庭でできる対策
対策の第一歩は、聞く力と生活習慣を整えることです。挨拶や身の回りのことを自分でできるようにしておくと、考査でも落ち着いて行動できます。
制作や巧緻性は、折り紙や工作など遊びの延長で楽しく鍛えられます。上手さより、指示を守って最後までやり切る経験を大切にしましょう。
最新の出題傾向や日程は必ず学校公式サイトでご確認ください。説明会に参加して学校の雰囲気を知ることも大切な準備です。
2026年度入試の日程と、入試の回数
考査の中身を知ったら、次は日程です。青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小学校の2026年度入試について、資料で確認できる日程は次のとおりです。
- 出願 2025年8月1日〜20日(Web出願のあと願書を郵送)
- 面接 2025年8月27日〜29日
- 選考 2025年9月25日・26日のいずれか1日
- 合格発表 2025年9月30日
- 入学手続き 2025年9月30日〜10月8日
募集人数は男女あわせて75名、考査料は30,000円です。2026年度の入試は1回のみの実施です。受験の機会は年度によって変わることがありますので、2027年度以降については必ず学校の募集要項でご確認ください。
面接が考査より1か月前にあります
この日程で目を引くのが、面接が8月末に行われ、考査が9月末だという点です。面接から考査までおよそ1か月あきます。
面接で一度学校を訪れておけるということは、考査当日が初めての場所ではなくなるということです。子どもにとってこれは大きな安心材料になります。面接の日には、通学経路も親子で一緒にたどっておきましょう。
受験番号の決まり方に特徴があります
この学校の受験番号は、願書の受付順ではありません。性別や出身の幼稚園などを考慮したグループ分けにもとづいて付けられると案内されています。あわせて、月齢への配慮も行われています。
つまり、早く出願したから番号が若くなるという仕組みではないということです。出願を急ぐ必要はありませんが、締め切りは守らなければなりませんので、2025年8月20日という期限のように、年度ごとの日付は必ず確認してください。
考査当日に保護者の作文があります
考査は、ペーパー、行動観察、制作、運動、親子面接に加えて、保護者作文が課されます。作文は考査当日に実施されます。
面接が8月末に済んでいても、9月末の考査当日にあらためて保護者が書く場面があるということです。子どもを送り出して終わりではありませんので、当日の予定は保護者も一日空けておく必要があります。
1クラス25名という学級規模
在籍する児童数は471名で、1クラスの人数は25名です。教員は非常勤21名を含めて66名と案内されています。
75名の募集に対して1クラス25名ですので、3クラス編成が基本になります。少人数の学級で6年間を過ごす学校ですから、集団の中で自分の考えを出せるかどうかは、考査でも入学後の生活でも大切な力になります。
学校の考え方から、準備の方向を決める
何を伸ばせばよいか迷ったときは、学校が掲げている考え方に戻るのが確実です。この学校の正式名称は「青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小学校」で、2019年に青山学院大学の系属校となりました。
教育の土台にあるのは、子どもは誰でも神様から与えられた大切な賜物を持っている、という考え方です。そのうえで、小中高12年一貫教育、英語、国際教育、キリスト教主義という4つを特色として掲げています。
賜物という考え方が意味すること
一人ひとりが違うものを与えられている、という前提に立つ学校です。全員を同じ型にはめて比べるのではなく、その子が持っているものを見つけて伸ばすという方向を向いています。
考査の準備という場面でも、この考え方は手がかりになります。周りと比べて足りないところを埋める作業に追われるより、お子さまが夢中になれることを大切にし、それを自分の言葉で語れるようにしておくほうが、この学校とは相性がよいはずです。
12年間の入口だという意識
系列には青山学院大学系属 浦和ルーテル学院中学校・高等学校があります。小学校での6年間は、そこから続く12年の入口にあたります。
6年間だけを見るのではなく、その先まで含めて子どもをどう育てたいのかを家庭で話し合っておくと、保護者作文や面接で語る言葉が定まってきます。
実際にどんな課題が出ているか
学校が公表しているのは区分名までですが、受験情報として蓄積されてきた実施例を重ねると、当日の課題は4つのまとまりに整理できます。知力をみる課題、手先を使う課題、体を動かす課題、そして集団で活動する課題です。それぞれにかけられる時間の長さが違い、いちばん長く時間が取られているのが集団での活動です。
知力をみる課題
紙に向かって取り組む形の課題で、30分程度が当てられています。中身としては、次のような問われ方が中心です。
- お話の記憶…短いお話を聞いたあとで、出てきた人物や動物、起きたことの順番を答える問題
- 数量…絵の中のものを数えてくらべる、いくつといくつに分けるかを考える問題
- 図形…同じ形を見つける、形を組み合わせる、重ねたときの見え方を答える問題
- 常識…季節の行事や生き物、身のまわりの道具について、仲間はずれや正しい組み合わせを答える問題
30分という長さは、小学校受験のペーパー課題としては標準的です。量で圧倒するタイプではありませんので、一つひとつをていねいに読み取る姿勢を育てておいてください。
手先を使う課題
20分程度で、工作、絵を描くこと、ひもを結ぶことといった動作に取り組む形が伝えられています。ひも結びが入っているのが特徴で、ちょうちょ結びや固結びを自分でできるかどうかは、ふだんの生活でそのまま差が出るところです。靴ひも、エプロンのひも、袋の口を結ぶといった場面を、お子さま自身にやってもらう習慣をつけておいてください。
体を動かす課題
10分程度と短く、けんけんやスキップといった基本的な動きが中心です。運動能力そのものを競う場ではなく、指示を聞いて体を動かせるか、順番を待てるかを見る場だとお考えください。特別な練習は必要ありませんが、片足で跳ぶ、リズムに合わせて進むといった動きは公園遊びの中で確かめておくとよいでしょう。
集団で活動する課題
4つの中でもっとも長く、50分程度が取られています。授業のような形で先生の話を聞いて取り組む場面と、遊びの形で他の子と関わる場面が組み合わされると伝えられています。
この長さは、一度きりの態度ではなく、時間が経ってからの姿まで見られているということです。はじめは緊張して静かにしていた子が途中でふざけてしまう、逆に最初は動けなくても後半で輪に入れる、といった変化まで含めて見られます。ご家庭でできる準備は、はじめて会う子と過ごす時間を意識して作ることです。習い事や公園、児童館など、決まった友だち以外と関わる場に定期的に出かけてみてください。
なお、ここで挙げた時間や課題の内容は受験情報として整理されてきたもので、学校が公表している数字ではありません。年度によって変わりますので、最新の実施形態は学校の募集要項と説明会でご確認ください。
試験内容についてよくある質問
入試は何回ありますか
資料で確認できる2026年度の入試は1回のみです。出願が2025年8月1日から20日、選考が9月25日と26日のいずれか1日でした。年度によって変わることがありますので、募集要項でご確認ください。
個別テストはありますか
2026年度の考査として資料に挙げられているのは、ペーパー、行動観察、制作、運動、親子面接、そして保護者作文です。個別テストが独立した枠として案内されている記載は見当たりません。
月齢は考慮されますか
月齢への配慮があると案内されています。受験番号も、性別や出身幼稚園などを考慮したグループ分けにもとづいて付けられます。ただし、配慮があることと有利になることは別ですので、基本の力を積み上げておくことが大切です。
学校を見る機会はありますか
2027年度入試に向けては、学校説明会が2026年2月7日と4月21日、さらに5月・6月・7月の平日午前中に予定されています。前年度の入試問題解説が2026年3月21日にWeb配信で行われる予定です。年度が変われば日程も変わりますので、最新の予定は学校の案内でご確認ください。
考査当日はどのくらい時間がかかりますか
所要時間までは資料からは確認できませんでした。分かっているのは、選考が2025年9月25日と26日のいずれか1日に行われ、当日に保護者作文が実施されるという点です。保護者も一日空けておく前提で予定を組んでください。
通学の負担も見ておいたほうがよいですか
この学校はスクールバスでの通学が中心です。考査の準備と並行して、6年間続けられる通学経路かどうかも確かめておきましょう。面接で学校を訪れる日が、その確認のよい機会になります。
浦和ルーテル学院小学校の受験情報は「浦和ルーテル学院小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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