東京YMCAインターナショナルスクールへの入学を考えています。
出願の流れや学費、英語がまだ得意でない子でも入れるのかを知りたいです。
東京YMCAインターナショナルスクール(TYIS)は、江東区東陽にある、K5(年長相当)から高校までのインターナショナルスクールです。出願は通年で受け付けていて、書類・面接・プレイスメントテストと英語力をあわせて入学が決まります。
大切なのは、以下の3点です。
・学年は9月1日時点の年齢で決まり、出願は1年を通して受け付けていること
・英語が母語でないお子さまには、学習支援(ASK)の仕組みがあること
・2027-2028年度の学費が公表されていて、入学時の費用も見通せること
東京YMCAインターナショナルスクールの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
東京YMCAインターナショナルスクールを受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【東京YMCAインターナショナルスクール】はどんな学校?
東京YMCAインターナショナルスクール(Tokyo YMCA International School、略称TYIS)は、東京YMCAが運営するインターナショナルスクールです。所在地は東京都江東区東陽2-2-20で、最寄りは東京メトロ東西線の東陽町駅(2番出口)です。
公式サイトによると、学年はK5からGrade 12までです。高校(High School)は2025-2026年度から始まったと案内されています。1クラスの定員は、K5が18人、Grade 1〜12が24人と書かれていて、比較的少人数のクラスで学べるのが特色です。公式サイトにはWASC(米国の学校認定機関)の認定についての表示もあります。
学校が大切にしている価値観として、公式サイトでは「ENCOUNTER(やりたいことに出会う)」「CONNECT(YMCAの国内外のつながり)」「TRANSFORM(さまざまな体験を通した成長)」の3つが紹介されています。また、「SAY IT, KNOW IT, SEE IT, BE IT」という4つの段階で、月ごとに人格教育に取り組むプログラムがあります。
体験の機会としては、10月の3日間のFall Campと、2月上旬の4日間のSki Campが、通常の学校のプログラムの一部として行われると紹介されています。
スクールバスは、豊洲・有明・晴海・月島・八丁堀・森下・住吉などの方面を回っていて、ご家庭は近くの停留所まで送り迎えをする形です。
東京にはさまざまなインターナショナルスクールがあります。比べながら検討したい方は東京のインターナショナルスクール一覧もご覧ください。
【東京YMCAインターナショナルスクール】小学部の学び
小学部のカリキュラムは、Common Coreを含む北米の内容基準をもとに作られています。中心となる教科は、英語(Language Arts)・算数・理科・社会の4つです。
英語では、文章をていねいに読み、自分の意見を本文の根拠とともに述べる力を大切にしています。読書では、お子さまのレベルに合った本を読むAccelerated Readerというプログラムを使い、算数と英語ではi-Readyというオンライン学習でお子さま一人ひとりに合わせた学習も取り入れています。
教科以外の授業は週1回ずつで、次のものがあります。
- 体育
- 水泳
- 音楽
- 美術
- コンピュータ
- 日本語
評価は、日々の学習の中での評価と単元ごとの評価を組み合わせ、通知表は年3回です。保護者面談やクラスのブログでも、お子さまの様子を知ることができます。
英語の学習支援「ASK」
TYISには、ASK(Academic Support for Kids)という有料の学習支援があります。担任の先生と連携しながら、教室の中で一緒に支える形、少人数で教室の外に出て学ぶ形、テストのときに支える形などで、お子さまに合わせた支援を行います。対象になるかどうかは学校が判断します。
米国式のカリキュラムがほかのカリキュラムとどう違うかは、インターナショナルスクールのカリキュラムの種類で整理しています。
【東京YMCAインターナショナルスクール】入学の条件
年齢の基準
学年は9月1日時点の年齢で決まります。K5は9月1日までに5歳、Grade 1は9月1日までに6歳になっているお子さまが対象です。基準日から7日以内の差であれば、学校が個別に判断すると案内されています。
英語力について
英語が母語でないお子さまは、学校の評価で英語力を確かめます。その結果、ASKへの参加を求められることがあります。公式サイトでは、英語の経験がないGrade 6〜9の出願は受け付けないと書かれています。小学校低学年での入学であれば、英語がまだ十分でなくても、ASKの支援を受けながら学ぶ道があると読み取れます。
そのほかの条件
外国籍のお子さまは、入学に有効な在留資格と在留カードが必要です。日本国籍のお子さまの場合は、インターナショナルスクールが日本の小学校とは扱いが異なる点を、お住まいの自治体にも確認しておきましょう。私立小学校との違いはインターナショナルスクールと私立小学校の違いで解説しています。
【東京YMCAインターナショナルスクール】出願から入学までの流れ
公式サイトには、2027-2028年度のK5・小学部向けの出願書類(PDF)が掲載されています。出願は1年を通して受け付けていて、必要な書類がすべてそろってから手続きが始まります。最新は募集要項でご確認ください。
必要な書類
- 2年分の成績表(K5とGrade 1はあれば)
- パスポートと在留カードの写し
- 出願書類と、署名した同意書
- 健康保険の証明と健康歴(保護者が記入)
- 医師による健康診断書
- 前の学校から入学担当に直接送られる推薦状
出願書には、家庭で使っている言語、英語で学んだ経験、ご家庭で英語の学習を支えられるか、TYISを選んだ理由、TYISに在籍する予定の期間などを書く欄があります。推薦状は今の担任の先生が記入し、学習面と人柄の両方について評価する形式です。
選考と結果
入学は、お子さまの年齢、これまでの学業、面接、プレイスメントテストの結果と英語力をもとに決まります。海外にお住まいのご家庭は、書類とオンラインのテスト、面接で判断されます。合格の通知は郵送またはメールで届き、合格通知に同封される請求書は10営業日以内に支払う必要があります。不合格の場合は、その学年度の手続きは終わりになります。
学校見学として、入学担当者による「School Tour & Information Session」が用意されていて、日程は申込フォームのカレンダーで選べます。
出願書の「学校を選んだ理由」や面接での受け答えは、ご家庭の考えを英語で伝える大切な場面です。書く内容を整理したい方は願書作成サポートもご活用ください。
【東京YMCAインターナショナルスクール】学費(2027-2028年度)
公式サイトには、2026年8月時点の表として、2027-2028年度の学費が掲載されています。主な金額は次のとおりです(税込)。最新は募集要項でご確認ください。
初めて入学するときの費用
- 出願料:22,000円(面接日までに支払い)
- 入学金:275,000円
- 施設拡充費(School Development fee):220,000円
年間の費用(K5・小学部)
- 授業料:2,325,000円
- 維持費(Maintenance):198,000円
- 継続生の年間合計:2,523,000円、新入生の初年度合計:3,040,000円
このほか、スクールバスは年420,000円、給食は小学部で1学期あたり51,600円、Fall Camp(K5〜Grade 6)は44,000円、Ski Camp(Grade 1〜6)は88,000円です。ASKを受ける場合は、支援の程度に応じて1学期あたり44,000円〜154,000円がかかります。
兄弟姉妹が在籍する場合、授業料は第2子が10%、第3子が50%割引です。公式サイトには、授業料は2031-2032年度まで年5〜8%ずつ上がる予定とも書かれているため、長く通う前提で資金計画を立てておくと安心です。入学金と施設拡充費は返金されず、学期が始まった後の返金もありません。
【東京YMCAインターナショナルスクール】よくある質問
年度の途中から入学できますか?
出願は通年で受け付けていて、学期の途中から入る場合は、その学期の授業料を入学時期に応じて按分して支払うと案内されています。空き状況によるため、まずは入学担当に問い合わせましょう。
日本語の授業はありますか?
小学部では、週1回の教科以外の授業のひとつとして日本語があります。インターナショナルスクールで学びながら日本語の力も保ちたいご家庭は、家庭での読み書きの時間も考えておくとよいでしょう。
どうやって学校を選べばよいですか?
カリキュラム、通学のしやすさ、英語の支援の有無、学費の見通しの4つを比べるのが基本です。比べ方のポイントはインターナショナルスクールの選び方でくわしく解説しています。
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