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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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インターナショナルスクール・英語教育

【小学校受験】インターナショナルスクールと私立小学校の違い|一条校とは何かを解説

【小学校受験】インターナショナルスクールと私立小学校の違い|一条校とは何かを解説
ママ
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小学校受験とインターナショナルスクールで迷っています。「一条校」という言葉をよく聞くのですが、私立小学校とインターは何がちがうのでしょうか。

塾長
塾長

いちばん大きなちがいは、法律のうえでの「学校の種類」です。私立小学校は学校教育法第1条の学校(いわゆる一条校)ですが、インターナショナルスクールは一条校のところもあれば、そうでないところもあります。ここを知っておくと、就学や進学の話がぐっと整理しやすくなります。

大切なのは、以下の3点です。

・検討している学校が一条校かどうかを、学校の公式サイトで確かめる
・就学の手続きは、お住まいの市区町村の教育委員会に早めに相談する
・中学・高校・大学への進み方を、入学前におおまかに描いておく

小学校受験の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

インターナショナルスクールと私立小学校を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【インターと私立小】一条校とは?インターの法的な位置づけ

はじめに、言葉の意味をそろえておきましょう。

一条校とは

「一条校」とは、学校教育法の第1条に書かれている学校のことです。第1条には、次の学校が挙げられています。

  • 幼稚園
  • 小学校
  • 中学校
  • 義務教育学校
  • 高等学校
  • 中等教育学校
  • 特別支援学校
  • 大学
  • 高等専門学校

公立の小学校も、国立大学の附属小学校も、私立小学校も、この「小学校」にあたります。つまり、小学校受験でめざす学校は、基本的に一条校です。

インターナショナルスクールの位置づけ

では、インターナショナルスクールはどうでしょうか。

文部科学省の公式Q&Aでは、いわゆるインターナショナルスクールについて「法令上特段の規定はない」と説明されています。そのうえで、一般的には「主に英語により授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設」ととらえられている、とされています。

同じQ&Aによると、位置づけは大きく3つに分かれます。

  • 学校教育法第1条の学校(一条校)として認められているもの
  • 学校教育法第134条の「各種学校」として認められているもの
  • 無認可のもの

Q&Aには、一条校として認められたものもあるが、多くは各種学校として認められているか、または無認可のものも少なからず存在しているようだ、と書かれています。

名前に「インターナショナル」とついていても、法律のうえでの種類は学校によってちがいます。名前だけでは判断できません。学校の公式サイトや募集要項で、どの種類にあたるのかを確かめてください。

【インターと私立小】就学義務との関係

ここは、ご家庭がいちばん迷われるところです。公式の説明から順に見ていきましょう。

学校教育法第17条では、保護者は、お子さまが満6歳になった日の翌日以後の最初の学年の初めから、小学校、義務教育学校の前期課程、または特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う、と定められています。中学校の段階についても、同じように定めがあります。

これをふまえて、文部科学省の公式Q&Aは次のように説明しています。

  • 保護者が、日本国籍のあるお子さまを、一条校として認められていないインターナショナルスクールに就学させても、法律で定められた就学義務を履行したことにはならない
  • 一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた人が、中学校から一条校への入学を希望しても、認められないこととなる
  • インターナショナルスクールの中学部の途中で、日本の中学校へ編入学を希望する場合も同じ

くわしくは、文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」をご覧ください。

なお、同じQ&Aの中で文部科学省は、市町村の教育委員会に対して、経済的な事情や居住地の変更などのやむを得ない事情で、お子さまが実際に未就学となることのないよう留意を求めています。また、文部科学省の別のQ&Aでは、外国籍のお子さまの保護者には、学校教育法第17条の規定は適用されないと説明されています。

実際の手続きや、のちに日本の学校へ移るときの取り扱いは、ご家庭の事情によっても変わります。このページだけで決めつけず、次の2か所に早めに相談してください。

  • お住まいの市区町村の教育委員会(就学の手続き、学籍について)
  • 検討しているインターナショナルスクール(学校の種類と、在校生のご家庭がどうしているか)

【インターと私立小】中学・高校・大学への進学資格

進学の資格について、文部科学省の公式ページで確認できた範囲をまとめます。

中学校へ

前の章で見たとおり、文部科学省のQ&Aに説明があります。中学受験を考えているご家庭は、志望する中学校の募集要項にある「出願資格」を早めに読み、教育委員会にも確認しておきましょう。

高校へ

文部科学省の「高等学校入学資格Q&A」には、日本にある外国人学校の中等部は中学校ではないため、卒業しただけでは高等学校の入学資格をもつことにはならない、と書かれています。そのうえで、中学校卒業程度認定試験を受けて合格すれば、高等学校の入学者選抜試験を受けることができる、とされています。

この認定試験には受験資格の決まりがあります。くわしくは文部科学省「高等学校入学資格Q&A」と、認定試験の案内ページでご確認ください。

大学へ

大学の入学資格には、いくつもの道があります。文部科学省の「大学入学資格について」のページには、高等学校を卒業した人のほかに、たとえば次のような人が挙げられています。

  • 国際バカロレアなど、外国の大学入学資格をもつ人
  • 国際的な評価団体の認定を受けた教育施設で、12年の課程を修了した人
  • 外国の高等学校に相当するとして指定された教育施設を修了した人
  • 高等学校卒業程度認定試験に合格した人(18歳に達していないときは、18歳に達した日の翌日から)
  • 大学の個別の入学資格審査で認められた人(18歳以上)

どの道にあてはまるかは、学校ごとにちがいます。検討している学校が、どの認定を受けているのか、卒業するとどの資格につながるのかを、公式サイトで確かめてください。制度の全体は文部科学省「大学入学資格について」にまとまっています。

小学校入学の時点で、大学までを決めきる必要はありません。ただ、途中で日本の学校に移れるかどうかは、先に知っておきたいところです。

【インターと私立小】授業の言語・カリキュラム・入学時期・学費のちがい

制度のほかにも、毎日の学校生活にかかわるちがいがあります。考え方を表にまとめました。

見るところ私立小学校(一条校)インターナショナルスクール
法的な位置づけ学校教育法第1条の小学校一条校、各種学校、無認可など学校によってちがう
授業の言語日本語が基本。英語の授業を多く取り入れる学校もある一般的には主に英語
カリキュラム学習指導要領がもとになる学校ごとにちがう。公式サイトで確認
学年のはじまり4月1日にはじまり、翌年3月31日に終わる学校ごとにちがう。公式サイトで確認
学費各校の募集要項で確認各校の公式サイトで確認

授業の言語とカリキュラム

私立小学校は一条校ですから、学習指導要領をもとに教育課程が組まれ、国語の時間があります。

インターナショナルスクールは、学校によって採用しているカリキュラムがちがいます。日本語の授業がどのくらいあるのかも、学校によってさまざまです。「英語で学べる」という点だけでなく、「日本語の読み書きは、どこで、どれだけ育てるのか」を合わせて見てください。

入学時期

小学校の学年は、学校教育法施行規則で、4月1日にはじまり翌年3月31日に終わると決められています。私立小学校の入学は4月です。

インターナショナルスクールは、学年のはじまる月や、学年の区切りになる誕生日の基準が、学校によってちがうことがあります。同じ年齢でも入る学年が変わる場合がありますので、出願の時期とあわせて、各校の公式サイトで確認しましょう。

学費

学費は、どちらも学校ごとに大きくちがいます。ここでは金額は書きません。必ず各校の公式サイトや募集要項で、何年度の金額かを確かめてください。

くらべるときは、授業料だけでなく、入学時の費用、施設費、給食やスクールバス、教材まで、6年間の合計で考えてみましょう。

【インターと私立小】英語で学ぶ一条校という選択肢

「英語の環境はほしい。でも、日本の学校としての卒業も大切にしたい」。そう考えるご家庭には、中間の選択肢があります。一条校でありながら、英語での授業を多く取り入れている小学校です。

制度のうえでは、次のようなしくみがあります。

  • 教育課程特例校:文部科学省の指定を受けて、学校や地域の特色を生かした特別の教育課程を組むことができる学校です。文部科学省の資料には、国語以外の教科などを英語で指導する小学校の例も載っています
  • 国際バカロレア(IB)の認定を受けた一条校:文部科学省IB教育推進コンソーシアムによると、一条校が認定校になるには、学校教育法などの法令と、国際バカロレア機構の定める教育課程の両方を満たす必要があります

呼び方や、英語で学ぶ時間の割合は、学校ごとにちがいます。

一条校ですから、入学には小学校受験の準備が必要になることが多いです。願書や面接もあります。考査の内容は学校によってちがいますので、募集要項を早めに確かめましょう。「うちの子にはどの形が合うだろう」と迷われたら、オンライン個別相談でご家庭の考えを整理するお手伝いもしています。

【インターと私立小】よくある疑問

Q. 検討している学校が一条校かどうかは、どこで分かりますか。

学校の公式サイトの「学校概要」「沿革」や、募集要項で確かめるのが確実です。見つからないときは、説明会や見学で直接たずねましょう。遠慮のいらない質問です。

Q. 一条校でないインターに通わせることは、できないのでしょうか。

文部科学省のQ&Aでは、日本国籍のあるお子さまについて、一条校でないインターナショナルスクールへの就学は、就学義務を履行したことにはならないと説明されています。どのように考え、どんな手続きになるかは、お住まいの市区町村の教育委員会に相談してください。ここで結論を出さず、必ず直接確かめることをおすすめします。

Q. 小学校受験の準備とインターの出願は、同時に進められますか。

それぞれの学校の募集要項で認められていれば、進められます。出願の時期や選考の方法が学校ごとにちがいますので、まず日程を一枚の表に書き出してみてください。両方を見学してから決めても、遅くはありません。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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