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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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インターナショナルスクール・英語教育

【小学校受験】インターナショナルスクールとどちらを選ぶ?家庭で決める判断のポイント

【小学校受験】インターナショナルスクールとどちらを選ぶ?家庭で決める判断のポイント
ママ
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小学校受験をするか、インターナショナルスクールに入れるか、夫婦で意見がまとまりません。何を基準に決めればよいのでしょうか。

塾長
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どちらが上、ということはありません。決め手になるのは学校の評判ではなく、ご家庭が「どんな12年間、どんな進路を思い描いているか」です。順番に考えていけば、答えはご家庭の中から出てきます。

大切なのは、以下の3点です。

・将来の進路を国内・海外のどちらに置くかを、ご夫婦で言葉にする
・日本語(国語)の力と英語の力を、家庭でどう支えるかを決める
・両方の学校を実際に見学してから、最後に決める

小学校受験の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

小学校受験とインターナショナルスクールを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【小学校受験とインター】まず家庭の教育方針から考える

学校えらびは、学校をくらべる前に、ご家庭の方針を言葉にするところからはじまります。

いちばん先に話し合いたいのは、「将来の進路を、国内と海外のどちらに置くか」です。もちろん、年中・年長の時点で大学まで決める必要はありません。「どちらの可能性を広く残しておきたいか」で十分です。

  • 国内の中学・高校・大学へ進む道を、いつでも選べるようにしておきたい
  • 海外の大学や、英語で学ぶ進路を、はじめから視野に入れたい
  • まだ決められない。両方の道を残しておきたい

ここで知っておきたいのが、制度の話です。インターナショナルスクールには、学校教育法第1条の学校(一条校)として認められているところと、そうでないところがあります。文部科学省の公式Q&Aでは、日本国籍のあるお子さまを一条校でないインターナショナルスクールに就学させても、就学義務を履行したことにはならないと説明されています。小学部を終えたあと、中学校から一条校へ入学を希望しても認められないこととなる、とも書かれています。

つまり、「国内の進路を残したい」というご家庭ほど、検討している学校が一条校かどうかを先に確かめる必要があります。くわしくは文部科学省の公式Q&Aをご覧ください。制度のしくみは、インターナショナルスクールと私立小学校の違い(一条校とは)の記事にまとめています。

実際の手続きは、ご家庭の事情で変わることがあります。お住まいの市区町村の教育委員会にも、早めに相談しておきましょう。

方針を話し合うときは、次の3つを紙に書き出してみてください。

  • お子さまに、どんな大人になってほしいか
  • そのために、小学校の6年間で何をいちばん大切にしたいか
  • お父様とお母様で、ゆずれない点と、ゆずれる点はどこか

この3つは、小学校受験の願書や面接でも、そのまま問われることの多い内容です。インターナショナルスクールの出願でも、ご家庭の考えを聞かれることがあります。どちらに進むにしても、むだにならない話し合いです。

【小学校受験とインター】日本語(国語)の力をどう育てるか

意外と見落とされやすいのが、日本語の力です。

英語で学ぶ時間が長くなれば、そのぶん日本語で読んだり書いたりする時間は少なくなります。これは良い・悪いではなく、時間の配分の話です。ですから、「学校で足りない分を、どこでおぎなうか」をあらかじめ決めておくことが大切です。

インターナショナルスクールを考えるご家庭は、次の点を確かめてください。

  • 日本語(国語)の授業が、週にどのくらいあるか
  • 漢字や作文を、どの学年でどこまで学ぶか
  • 家庭や外部の教室で、日本語をおぎなっているご家庭が多いか

私立小学校を考えるご家庭は、反対に、英語をどこでおぎなうかを考えることになります。学校の英語の授業がどのくらいあるかは、各校の公式サイトで確かめられます。

どちらを選んでも、家庭でできることは同じです。毎日の読み聞かせ、その日のできごとを順序立てて話す時間、季節の行事。こうした積み重ねが、ことばの土台になります。小学校受験の準備でしていることは、インターナショナルスクールに進む場合でも、日本語の土台として生きてきます。

将来、日本の中学校や高校を受験する可能性が少しでもあるなら、国語と算数を日本語で学ぶ時間を、家庭の計画に入れておきましょう。

【小学校受験とインター】家庭の英語環境と保護者の関わり

次に、ご家庭の中の英語の環境を見てみましょう。

インターナショナルスクールでは、学校からのお知らせ、面談、行事の案内が英語で行われることがあります。どこまで日本語で対応してもらえるかは、学校によってちがいます。

次の点を、ご夫婦で正直に確認しておきましょう。

  • 学校からの連絡を英語で読み、返事を書けるか
  • 先生との面談を英語で行えるか。日本語での対応や通訳はあるか
  • お子さまの宿題を、家庭でどこまで見てあげられるか
  • 家の中で、英語にふれる時間をどうつくるか

保護者の英語についての考え方は、学校によってちがいます。大切なのは「できる・できない」ではなく、「どう支えるかを決めてあるか」です。出願のときに保護者の英語について条件があるかどうかは、各校の募集要項で確かめてください。

私立小学校の場合も、保護者の関わりは小さくありません。行事への参加、日々の持ちものの準備、家庭学習の見守りがあります。ここは、どちらを選んでも同じです。共働きのご家庭は、平日にどのくらい学校へ足を運ぶ必要があるかを、説明会でたずねておくと安心です。

【小学校受験とインター】通学と生活、費用の見通しの立て方

6年間、あるいはそれ以上つづく毎日のことです。理想だけでなく、生活として成り立つかを見ておきましょう。

通学と生活

  • 家から学校まで、朝の混む時間に何分かかるか。実際に歩いてみる
  • スクールバスはあるか。乗り場は家から近いか
  • 下校の時刻と、放課後の過ごし方(アフタースクールの有無)
  • 長い休みの時期。インターナショナルスクールは、学年のはじまる月や休みの時期が学校ごとにちがうことがあります
  • ごきょうだいがいる場合、送りむかえや行事が重ならないか

費用

金額は学校ごとに大きくちがいますので、ここでは書きません。各校の公式サイトや募集要項で、何年度の金額かを必ず確かめてください。

見通しを立てるときは、次の順で表にしてみると分かりやすくなります。

  • 入学までにかかる費用(出願、入学時の納入金、制服や用品など)
  • 毎年かかる費用(授業料、施設にかかる費用、給食、バス、教材)
  • 学校の外でかかる費用(日本語や英語をおぎなう習いごと、長い休みの間の預け先)
  • その先の進路でかかる費用(中学・高校、海外の大学を考える場合はその分も)

「小学校の6年間」だけでなく、「その先も同じ方針をつづけられるか」まで見ておくことが、あとで迷わないコツです。

【小学校受験とインター】併願と、途中での進路変更の考え方

「両方に出願してもよいのでしょうか」と迷われるご家庭もあります。それぞれの学校の募集要項で認められていれば、両方に出願することはできます。ただし、気をつけたい点があります。

  • 出願の時期、選考の時期、入学の時期が学校ごとにちがう。日程を一枚の表に書き出す
  • 合格後の手続きの期限と、納入金の扱いを募集要項で確かめる
  • 準備の内容がちがう。お子さまの負担が大きくなりすぎないようにする

準備が二重になると、お子さまも保護者も疲れてしまいます。早めに「第一の道」を決めておき、もう一方は無理のない範囲で、という進め方が現実的です。

途中での進路変更も、あらかじめ考えておきましょう。

インターナショナルスクールから日本の学校へ移る場合は、制度の確認が欠かせません。文部科学省の「高等学校入学資格Q&A」には、日本にある外国人学校の中等部は中学校ではないため、卒業しただけでは高等学校の入学資格をもつことにはならないと書かれています。中学校卒業程度認定試験を受けて合格すれば、高等学校の入学者選抜試験を受けられる、ともされています。この認定試験には受験資格の決まりがありますので、文部科学省の案内ページでご確認ください。移る可能性があるなら、教育委員会と、移りたい学校の両方に確認してください。

私立小学校からインターナショナルスクールへ移る場合は、英語の力と、空きがあるかどうかがかぎになります。編入の受け入れは学校ごとにちがいますので、公式サイトで確かめましょう。

どちらの方向でも、「移るならいつか」を一度話し合っておくだけで、気持ちにゆとりが生まれます。

【小学校受験とインター】説明会・見学で確かめること

最後は、ご自分の目で確かめることです。両方を見学してから決めてかまいません。実際に見くらべることで、ご家庭が大切にしたいことがはっきりしてきます。

見学では、次の点を見てみてください。

  • 子どもたちの表情。先生に話しかけるときの様子
  • 休み時間に、子どもどうしが何語で話しているか
  • 教室のけいじ物。子どもの作品が、どんな言葉で、どのくらい書かれているか
  • 先生が、子どもの話を最後まで聞いているか

質問しておきたいのは、次のようなことです。

  • 学校教育法第1条の学校にあたるか。あたらない場合、在校生のご家庭は就学の手続きをどうしているか
  • 卒業後、どのような進路に進む子が多いか
  • 日本語(または英語)の授業の時間と内容
  • 途中から入った子、途中で移った子への支えはあるか
  • 保護者が学校へ行く回数と、連絡に使う言葉

見学のあとは、その日のうちにご夫婦で感想を書きとめておきましょう。「うちの子がここにいる姿を思いうかべられたか」。この感覚は、数字ではくらべられない大切な材料です。

それでも迷うときは、ひとりで抱えこまないでください。ご家庭の方針を整理するオンライン個別相談や、考えを文章にまとめる願書作成サポートもご利用いただけます。話しているうちに、ご家庭の答えが見えてくることも多いものです。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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