シュタイナー学園を卒業したらどこへ進みますか?
シュタイナー学園初等部の卒業後の進路について、はじめての方にもわかりやすく整理します。12年一貫教育とその先の進路をおさえておきましょう。
12年一貫の学び
シュタイナー学園は、初等部から中等部・高等部まで、12年間を見通した一貫教育を行っています。長い目で子どもの育ちを支える環境です。
初等部を卒業した子どもたちは、同じ理念のもとで中等部・高等部へと学びを続けていくことができます。
発達段階に合わせた一貫したカリキュラムのもとで、あせらずじっくりと成長を重ねられることが大きな魅力です。
中等部・高等部での学び
中等部・高等部でも、シュタイナー教育の考え方に沿って、芸術や体験を大切にした学びが続きます。
思春期を迎える時期にも、一人ひとりの発達に寄り添いながら、自分で考え、表現する力を育てていきます。
12年間を通して、学力だけでなく、豊かな感性や人間性、自分で人生を切り開く力を育てることを大切にしています。
卒業後の進路
高等部を卒業した生徒は、大学進学をはじめ、それぞれの興味や適性に応じた多様な進路へと進んでいきます。
シュタイナー教育で培った、自ら考え表現する力や豊かな感性は、その後の学びや人生の土台になります。
進路については、子ども一人ひとりの個性や希望を大切にしながら、学校と家庭が一緒に考えていきます。
長い目で育てる
シュタイナー学園の教育は、目先の成績よりも、長い目で子どもの人間的な成長を育てることを大切にしています。
12年という時間をかけて、子どもたちは自分らしさを大切にしながら、じっくりと力を蓄えていきます。
この教育を選ぶには、家庭も長い見通しを持ち、子どもの育ちをあせらず見守る姿勢が大切になります。
進路を考えるうえで
一貫教育の環境を活かしながらも、子どもの興味や適性に応じて進路を考えていくことが大切です。家庭でも将来について話し合いましょう。
進学の仕組みや卒業後の進路については、学校説明会などで確認しておくと、長い見通しを持ちやすくなります。
最新の情報は必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。子どもの育ちに寄り添いながら、進路を考えていきましょう。
資料で確認できる系列校
進学を考えるうえで、まず押さえておきたいのが系列校の顔ぶれです。シュタイナー学園の系列として、資料には次の3つが記載されています。
- 保育園:シュタイナー保育園とねりこ子どもの家
- 中学校:シュタイナー学園中等部
- 高校:シュタイナー学園高等部
就学前から高等部まで、同じ考え方の教育がつながっているということになります。沿革をたどると、2005年にシュタイナー学園初等部・中等部が開校し、2012年にシュタイナー学園高等部が開校しました。7年をかけて、初等部から高等部までの学びの場がそろったという流れです。
ただし、初等部から中等部へ進む際の条件や、実際にどのくらいの児童が進んでいるのかといった数字は、資料には記載がありません。進学の見通しはご家庭にとって大切な情報ですので、推測ではなく、説明会や個別の相談の場で直接ご確認になることをおすすめします。
卒業後の進路については資料に記載がありません
高等部を卒業したあと、どのような進路をたどるのか。ここは多くのご家庭が知りたい部分だと思います。しかし正直にお伝えすると、手元の受験資料には卒業生の進路に関する記載がありません。
大学への進学状況も、進学先の学校名も、資料からは確認できませんでした。数字を推測でお伝えするわけにいきませんので、ここは分からないままお伝えします。
進路は、学校選びの判断において軽い問題ではありません。とくにシュタイナー学園初等部のように、一般的な小学校とは前提の異なる教育を行う学校の場合、その先の道すじをどう考えているのかは、必ず学校に直接おたずねになるべき点です。入学・転編入説明会は、2026年度に向けては2025年5月31日と9月6日に実施されました。こうした機会に、遠慮なく質問されるとよいでしょう。
「生涯」という言葉が示す進路の考え方
シュタイナー学園初等部が教育目標として掲げているのは、「芸術としての教育」を通して、「知性・感情・意志の調和した、真に自由な人間を育てる」ことです。ルドルフ・シュタイナーの人間観に基づき、子どもの発達段階に応じたカリキュラムが組まれています。
なかでも進路との関わりで注目したいのが、使命として掲げられている言葉です。自ら学ぶ意欲を生涯失わず、世界に働きかけられる人間を育成すること。ここで使われているのは「生涯」という言葉です。
つまりこの学校は、どの学校に入るかという地点ではなく、その先ずっと続く学ぶ姿勢を育てることを目標に置いているということになります。進路を数字で測るという発想とは、そもそも立っている場所が違うといえます。
この考え方をご家庭としてどう受け止めるか。ここが、この学校を選ぶかどうかの分かれ目になります。名前のイメージではなく、学校が自ら述べている言葉から判断されることをおすすめします。
12年をひとつづきで考えるということ
初等部に入学するということは、その先の中等部・高等部までを視野に入れるということでもあります。資料で確認できる条件を、あらためて整理しておきます。
児童数は約140名で1クラス26名、教員数は約20名です。募集人数が男女26名ですから、1学年が1クラスという構成になります。同じ26人の集団で6年間を過ごし、その先も同じ学園で学ぶ可能性があるということです。
費用の面では、初等部について考査料26,000円、入学金300,000円、施設拡充費150,000円、月額の授業料38,000円、施設維持費10,000円、教材費4,000円、旅行積立金2,000円が2026年度の資料に記載されています。中等部や高等部の費用は本記事の資料には含まれていませんので、各校の情報は学校の募集要項でご確認ください。
通学の面でも、長い時間軸で考えておきたいところです。所在地は神奈川県相模原市緑区名倉2805-1で、JR中央本線「藤野」駅から徒歩約40分、または富士急バス名倉循環線「シュタイナー学園前」で下車します。スクールバスの運行はありません。
途中で環境が変わる場合の制度
6年間、あるいは12年間のあいだには、ご家庭の事情が変わることもあります。シュタイナー学園初等部について資料で確認できる制度は次のとおりです。
転入・編入の制度は、欠員が出たときにあると記載されています。一方、復学制度はなしと記載されています。帰国子女の受け入れについては、資料に記載がありません。
転入・編入が欠員時に限られるということは、席が空いていることが前提だということです。1学年1クラスという構成ですので、常に受け入れの余地があるわけではありません。この学校の教育を受けたいと考えるのであれば、入学の段階から検討されるのが現実的です。
復学制度がないという点も、あらかじめ知っておきたい条件です。海外赴任などの可能性があるご家庭は、その場合にどうなるのかを含めて、事前に学校へご相談ください。
進学についてよくある質問
系列の中学校はありますか
資料には、シュタイナー学園中等部とシュタイナー学園高等部が系列として記載されています。
内部進学の条件や割合は分かりますか
条件も割合も資料に記載がありません。説明会などで直接ご確認ください。
卒業後はどのような進路に進みますか
卒業生の進路について、資料に記載はありません。
外部の中学校を受験することはできますか
外部受験の可否についても資料に記載がありません。学校の考え方を直接おたずねになるのが確実です。
途中から入学することはできますか
転入・編入の制度は、欠員が出たときにあると記載されています。復学制度はなし、帰国子女の受け入れについては記載がありません。
シュタイナー学園初等部の受験情報は、ほかの記事でもくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
6年間でかかる費用の見通しは、学費は?費用の目安をプロが解説でご確認いただけます。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























