品川翔英小学校の倍率って、どのくらいなの?
難しい学校なのかどうか、数字で知っておきたい!
【品川翔英小学校】の倍率の実績
まずはじめにお伝えしておきたいのは、品川翔英小学校は入試結果の詳細を学校公式サイトで公表していない、ということです。以下の数値は受験情報サイトに掲載されているもので、学校が発表した公式数値ではありません。参考としてご覧ください。
過去3年の入試結果
- 2024年度入試:志願者117名/受験者85名/合格者66名
- 2023年度入試:志願者178名/受験者139名/合格者85名
- 2022年度入試:志願者239名/受験者182名/合格者105名
この数字から、実質倍率(受験者数 ÷ 合格者数)を計算すると、次のようになります。
- 2024年度入試:約1.3倍
- 2023年度入試:約1.6倍
- 2022年度入試:約1.7倍
志願者数を基準にした場合は、それぞれ約1.8倍、約2.1倍、約2.3倍となります。
募集人員は第1回が40名、第2回が若干名です。合格者数が募集人員を上回っているのは、他校へ進まれる方を見込んで多めに出しているためと考えられます。私立小学校では一般的なことです。
数字から見えること
注目していただきたいのは、志願者数が239名、178名、117名と推移している点です。
品川翔英小学校は2020年に共学化しました。新しい学校として注目が集まった直後は志願者が多く、その後は落ち着いてきている、という見方ができます。
つまり、いま受験されるご家庭にとっては、比較的挑戦しやすい時期にあたるということです。ただしこの流れが今後も続くとは限りません。数字は必ず最新のものをご確認ください。
【品川翔英小学校】の倍率をどう読むか
倍率という言葉には、いくつかの種類があります。ここを混同すると、実際より難しく見えたり、易しく見えたりしてしまいます。
志願倍率と実質倍率のちがい
志願倍率は、願書を出した人数を合格者数で割ったものです。実質倍率は、実際に試験を受けた人数を合格者数で割ったものです。
品川翔英小学校の場合、志願者117名に対して受験者は85名でした。つまり、願書を出しても3割ほどの方は当日受験されていません。他校の結果が先に出て、そちらへ進まれたケースが多いと考えられます。
ご家庭が本当に知りたいのは「当日、会場にいる方のなかで何人が合格するのか」です。ですから見るべきは実質倍率のほうです。
第1回と第2回で倍率は大きく違う
募集人員は、第1回が40名、第2回が若干名です。この差は倍率にそのまま表れます。
第2回は席がわずかしかありませんので、第1回より厳しい戦いになります。受験情報サイトの数値でも、回ごとに大きな幅が出ています。
ですから「品川翔英小学校の倍率は1.3倍」という一つの数字だけを見て、第2回も同じだと考えるのは危険です。
あくまで第1回を本命として準備を進めてください。入試の日程や仕組みは品川翔英小学校の入試情報と日程の記事でご確認いただけます。
男子と女子で倍率は違う?
2024年度入試の数値を男女別に見ると、男子は受験者59名に対して合格者42名、女子は受験者26名に対して合格者24名でした。実質倍率にすると、男子が約1.4倍、女子が約1.1倍となります。
共学化から年数が浅く、男子の志願者が女子の2倍以上という状況です。数字のうえでは、男子のほうがやや競争が厳しいということになります。
ただし、これは一つの年度の数字にすぎません。男女で合格の基準が違うということでもありませんので、参考程度にとどめておいてください。
補欠・繰り上げ合格という仕組み
私立小学校では、合格発表のあとに繰り上げ合格のご連絡が入ることがあります。合格をいただいた方のなかに、他校へ進まれる方がいらっしゃるためです。
品川翔英小学校の志願者117名に対して受験者85名という数字からもわかるとおり、私立小学校の受験は併願が前提です。当日辞退される方も、合格後に他校を選ばれる方もいらっしゃいます。
繰り上げの有無や連絡の時期は年度によって変わりますし、学校から公表されるものでもありません。ただ「発表の日にご縁がなくても、そこで終わりとは限らない」ということは、知っておいていただくと気持ちが少し楽になります。
ご連絡はお電話で入るのが一般的です。11月のあいだは、いつでも電話に出られるようにしておきましょう。
【品川翔英小学校】倍率が動く理由
倍率は、その年の事情でかんたんに動きます。主な理由を挙げておきます。
- 他校の入試日程との重なり
- その年に注目を集めた学校があるかどうか
- 学校の教育内容の変化(共学化、新校舎など)
- 景気や社会情勢による受験者層の変化
品川翔英小学校の場合、2020年の共学化という大きな変化がありました。校名が変わり、男子の募集が始まったことで、一時的に注目が高まったと考えられます。
また、考査日を11月1日・2日の午前・午後から選べるという日程の柔軟さも、志願者数に影響します。併願しやすい学校ほど、願書は集まりやすくなります。
こうした事情は、お子さまの力とは何の関係もありません。倍率が上がっても下がっても、ご家庭がやるべきことは変わらないのです。
【品川翔英小学校】倍率にとらわれないための考え方
倍率を調べていると、どうしても数字に一喜一憂してしまいます。ここで、少し立ち止まって考えていただきたいことがあります。
小学校受験の倍率は、中学受験や高校受験の倍率とは意味が違います。中学受験では、点数の高い順に合格が決まります。しかし小学校受験は、点数だけで決まる入試ではありません。
品川翔英小学校の選考は、ペーパーテスト・行動観察・個別テスト・面接の4つです。このうち行動観察と面接は、点数で順位をつけるというより、この学校で6年間を過ごせるご家庭かどうかを見るためのものです。
つまり、倍率が2倍だからといって「2人に1人が落ちる競争」というより、「学校と合うご家庭が選ばれる」という性質が強いのです。
ですから、倍率が低いと聞いて安心するのも、高いと聞いて諦めるのも、どちらも正しい受け止め方ではありません。大切なのは、ご家庭と学校が合っているかどうかです。
そのためにも、説明会やオープンキャンパスには必ず足を運んでください。実際に校舎を見て、先生方の様子を感じ取ることが、倍率の数字よりずっと確かな判断材料になります。日程は品川翔英小学校の説明会・オープンキャンパスの記事にまとめています。
【品川翔英小学校】倍率より大切な準備
最後に、倍率を気にするより先に取り組んでいただきたいことを3点お伝えします。
一点目は、選考の4つの柱に、まんべんなく備えることです。品川翔英小学校の入試は、ペーパーだけでも、元気なだけでも通りません。どこかに大きな穴があると、そこで引っかかってしまいます。詳しくは品川翔英小学校の試験内容と入試問題の記事をご覧ください。
二点目は、志望理由をご両親の言葉でまとめることです。品川翔英小学校は、2020年に共学化し、全員が中学入試を受験する方針を掲げる学校です。この特色を理解したうえで「だからこの学校を選びました」と言えるかどうかが問われます。品川翔英小学校の願書の書き方の記事も参考になさってください。
三点目は、お子さまが自分の言葉で話せるようにしておくことです。個別テストと面接という一対一の場面が2回もある入試です。ここで力を発揮できるかどうかは、日ごろの会話の積み重ねで決まります。
倍率は、ご家庭の努力では動かせません。しかし、この3点はご家庭の取り組みで確実に変わります。数字を追いかける時間があれば、そのぶんお子さまとの時間に使ってあげてください。
準備の進め方でお悩みのときは、オンライン個別相談をご利用ください。ご家庭の状況を伺いながら、いま何をすべきかを一緒に整理いたします。願書や面接については、オーダーメイド願書作成サポートとオンライン面接レッスンもご用意しています。
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