東京・北区に位置するサレジアン国際学園小学校は、70年以上の歴史を持つカトリックの私立小学校です。「理性・宗教・慈愛」を三本柱とした「予防教育法」により、子ども一人ひとりに丁寧に寄り添いながら、豊かな人間性と国際感覚を育む教育を実践しています。
2026年の校名変更とインターナショナルクラスの増設により、伝統の心の教育に加え、世界に通用する英語力も身につけられる学校として、いま多くのご家庭から注目を集めています。
「サレジアン国際学園小学校に合格するためには、どんな準備をしたらいいの?」。注目が集まるがゆえに、このように悩まれている親御さまは多いですよね。
本記事では、お受験のプロである私が、サレジアン国際学園小学校が大切にしている教育方針をひも解きながら、合格をぐっと引き寄せるヒントや、今日からご家庭で簡単に取り組める具体的な受験対策をご紹介します。
【サレジアン国際学園小学校】どのような方針の学校?
サレジアン国際学園小学校は、聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・マザレロが実践した「理性・宗教・慈愛」を柱とする「予防教育法による全人間教育」を基盤としたカトリックミッションスクールです。
創立者である聖ヨハネ・ボスコは、「愛情がなければ信頼はなく、信頼がなければ教育はない」という言葉を残しています。
この教えはいまもサレジアン国際学園小学校の教育の根幹に息づいており、先生と子どもたちの間に深い信頼関係を築くことを何より大切にしています。
2026年の校名変更とインターナショナルクラスの増設により、グローバル教育の面でも大きく門戸を広げたサレジアン国際学園小学校ですが、その根底にあるのはあくまで「カトリック教育を軸とした心の教育」です。
子どもたち一人ひとりをかけがえのない存在として大切にし、「愛されている」と感じられる関わりを日々の学校生活の中で実践しています。
「清い心」「たゆまぬ努力」を校訓に掲げ、進んで善を選び取り、将来社会に貢献できる人間を育てるという教育方針は、サレジアン国際学園小学校がどれだけ進化を遂げても、変わることなく受け継がれていくものでしょう。
【サレジアン国際学園小学校】受かる子になれない!よくある勘違い3選
サレジアン国際学園小学校志願者のご相談に乗っていると、合格を熱望するあまり表面的な対策に終始してしまい、大切な本質を見落としてしまうケースに何度も出会ってきました。ここでは、サレジアン国際学園小学校の受験準備で陥りやすい「3つの勘違い」を整理していきます。
勘違い①:カトリック系幼稚園出身、または両親がカトリック信者なら受かる
カトリックといっても、宗派や価値観、創立者の教えの解釈はそれぞれ異なります。サレジアン国際学園小学校には、聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・マザレロの教えを根幹とする、独自の教育哲学があります。
「カトリック教育を受けさせたいだけなら、必ずしも本校でなくてもよいのでは?」と問われたとき、明確に答えられないご家庭は要注意です。
カトリックであることだけはアドバンテージにはなりません。サレジアン国際学園小学校ならではの教育理念への深い共感こそが問われています。
勘違い②:中学受験への熱意さえあれば受かる
「受験に強いから」という理由だけでサレジアン国際学園小学校を志望することは、大変危険です。
サレジアン国際学園小学校が何より大切にしているのは、「人に尽くす心」「社会に貢献する精神」といった高潔な理念への共感です。
学校を単なる進学塾として捉えるのではなく、学校とご家庭がともに歩む教育の場として尊重する姿勢を、面接や願書を通じて誠実に伝えられなければ、合格は遠のくばかりです。
勘違い③:帰国子女・インター出身、または両親に海外滞在歴があれば受かる
インターナショナルクラスの増設により、英語教育の面でも大きな注目を集めているサレジアン国際学園小学校。
しかし、「手ごろなインターの代わり」として志望するご家庭には、大きな落とし穴が待っています。
サレジアン国際学園小学校はあくまでも70年以上の歴史を持つ私立小学校であり、長年守り育ててきた教育方針が根幹にあります。
英語力や海外経験よりも、まずその教育理念に深く共感し、学校の目指す未来をともに歩みたいという謙虚な姿勢を持つご家庭こそが、合格を手にしているのです。
【サレジアン国際学園小学校】受かる子になるためにご家庭でできることとは?
多くのご家庭から熱い支持を集め、人格形成や豊かな情操教育の場として高く評価されているサレジアン国際学園小学校。
そんな魅力あふれる学び舎とのご縁を引き寄せるために、今日からご家庭でできる準備とは何でしょうか。日常生活の中で親御さまに意識していただきたいポイントを、4つの視点からお伝えします。
① 宗教教育への深い理解
前章でお伝えしたとおり、「カトリック系幼稚園の出身」「両親がカトリック信者」というだけでは、サレジアン国際学園小学校の合格には直結しません。
しかし一方で、「教会に行ったことがない」「カトリックと仏教の違いもよくわからない」という状態でサレジアン国際学園小学校を受験することも、準備不足といわざるを得ません。
サレジアン国際学園小学校を志すご家庭であれば、受験準備を進める中で自然とカトリックの教育に触れ、深く考える機会が訪れるはずです。
学校への関心が高まれば、創立者である聖ヨハネ・ボスコの生涯や「予防教育法」について調べ、その教えに感銘を受けて本を読んだり、実際に教会へ足を運んでみたりすることも自然な流れとなるでしょう。
「入学してから学べばいい」という姿勢では、すでに深く理解を深めているご家庭との差は歴然です。受験準備の早い段階から、ご家族でカトリックの教えに触れる機会を積極的につくっていきましょう。
② 理念・方針に沿った願書・面接対策
サレジアン国際学園小学校の願書や面接は、学校とご家庭が同じ方向を向いているかを確かめる、大切な対話の場です。合格を引き寄せるためには、願書や面接で語るエピソードの「解像度」を上げることが欠かせません。
たとえば、「優しい子です」と書くだけでは不十分です。
「お友達が転んだとき、真っ先に駆け寄って『大丈夫?』と声をかけ、一緒に保健室まで付き添っていました。相手の痛みを自分のことのように感じ取れる、心の品格を大切に育てたいと考えています」など。
このように、情景が目に浮かぶ具体的なエピソードを用意することが大切です。
また、サレジアン国際学園小学校の校訓である「清い心」「たゆまぬ努力」は、そのまま日常生活に置き換えて実践できるものです。
習い事や勉強を通じて日々真摯に努力しているか。家族や周囲の人々、動植物に対して思いやりを持って接しているか。こうした何気ない日常の積み重ねこそが、願書や面接を通じて学校側にしっかりと伝わることを、ぜひ意識しておいてください。
③ 思いやりの気持ちを育む
「清い心」「たゆまぬ努力」サレジアン国際学園小学校のこの校訓の根底にあるのは、つまるところ「優しさ」と「思いやり」です。
サレジアン国際学園小学校が大切にしている「人に尽くす心」「社会に貢献する精神」は、特別な場所で特別なことをしなければ育めないものではありません。毎日の何気ない家庭生活の中にこそ、思いやりを育む機会はあふれています。
電車の中でお年寄りや妊婦さんに気づいてさっと席を譲る。エレベーターで後から来る人のために「開」ボタンをそっと押して待つ。道で困っている人を見かけたら、自然と「大丈夫ですか?」と声をかける。
こうした日常のさりげない行動の積み重ねが、子どもの心に「人を思いやる力」として育まれていきます。
また、親御さま自身が思いやりを持って日々の生活を送る姿を見せることも、何より大切な教育です。子どもは親の背中を見て育つもの。「清い心」は、言葉で教えるものではなく、家庭の空気の中で自然と身につくものなのかもしれません。
サレジアン国際学園小学校が求めているのは、完璧な子どもではなく、思いやりの心を持ち、周囲と温かく関わることのできる子どもです。そしてそれは、今日からのご家庭での関わり方で、必ず育んでいくことができます。
【サレジアン国際学園小学校】受かる子になるために
サレジアン国際学園小学校の合格を目指す準備は、学力と品格、そして本当の意味での優しい心をバランスよく丁寧に育んでいく、大変難易度の高いものです。
しかし、だからと言ってすべてを完璧にこなそうとするあまり、親御さま自身が疲弊してしまっては本末転倒。お子さまが何より必要としているのは、そばで穏やかに見守ってくれる親御さまの存在です。
上手に外部のサポートを取り入れながら、お子さまと向き合う時間をしっかりと確保することが、合格への近道になります。
オーダーメイド願書作成代行
サレジアン国際学園小学校が大切にしている教育の精神や理念を丁寧に読み解いた上で、ご家庭だけのエピソードをしっかりとヒアリング。学校の方針とご家庭の想いを自然に結びつけた、唯一無二の願書を仕上げます。
オリジナルQ&A作成・面接レッスン
私の提供する面接レッスンでは、想定質問への回答を丸暗記するのではなく、本質的な受け答えができるようサポートいたします。
また、各ご邸に沿った想定Q&Aも作成しますので、本番の場でも自分たちの言葉でしっかりと教育観を伝えられるご家庭を目指してサポートします。
家庭学習サポートサービス
サレジアン国際学園小学校で取り組むことになるであろう将来の中学受験も見据えながら、基礎学力の定着とお子さまが自ら学ぶ姿勢を育み、合格を勝ち取るための取り組みをトータルでサポートします。
願書・面接サポートとあわせてご利用いただいたご家庭の合格率は97%超と、大変多くの方にご好評いただいているサービスです。
少しでも気になる方は、ぜひお気軽に私の相談LINEからお声がけくださいね。
まとめ:サレジアン国際学園小学校に受かるために今からできること
サレジアン国際学園小学校の受験で何より大切なのは、ご家庭での穏やかなひと時です。ちょっとしたことで笑い合い、短い時間であっても家族皆で取り組む。このような「家族の時間を楽しむこと」こそ、お子さまの心の土台になるのです。
そして、お父さま・お母さまと共に過ごした時間がお子さまの心を支えることで、本番でお子さまを支える「自分は大丈夫!」という自信に変わります。
中学受験を視野に入れた確かな基礎学力と、国際社会で通用する英語力、そして逞しくしなやかで清らかな心。この3つが揃ってはじめて、サレジアン国際学園小学校が理想とする「社会に貢献できる人間」へと成長していけるのだと思います。
特別なことは何も必要ありません。毎日の食卓での会話、一緒に本を読む時間、街で出会った人への小さな親切点。そうした日常のひとつひとつが、お子さまの心と学びの土台を着実に育てていきます。
焦らず、でも着実に。今日からできることを、ご家族で一緒に積み重ねていきましょう。その積み重ねが、きっとサレジアン国際学園小学校への扉を開く力になるはずですよ。
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