品川翔英小学校の入試って、どんな問題が出るの?
ペーパーだけじゃないと聞いたけれど、何をどこまで準備すればいいのか知りたい!
【品川翔英小学校】入試で実施される4つの試験
品川翔英小学校の選考内容は、募集要項に次のように示されています。
- ペーパーテスト
- 行動観察
- 個別テスト
- 面接(本人と保護者)
まず知っておいていただきたいのは、この4つがそろっているという事実そのものに意味がある、ということです。
ペーパーだけの学校であれば、机の上の勉強を積み重ねれば形になります。行動観察だけの学校であれば、集団での過ごし方に力を入れれば対応できます。しかし品川翔英小学校は、その両方に加えて、一対一で向き合う個別テストと面接まで実施します。
つまり、お子さまを多方面から見ようとしている入試です。ペーパーは得意だけれど人前では話せない、元気だけれど指示が聞けない、といった偏りがあると、どこかで引っかかってしまいます。
裏を返せば、6歳のお子さまとして自然に育っていれば、極端な特訓をしなくても評価される入試だともいえます。詰め込みではなく、生活のなかで力を育てていくことが、いちばんの近道です。
なお、試験の具体的な出題内容は年度によって変わります。最新の情報は必ず募集要項と学校説明会でご確認ください。入試の日程については品川翔英小学校の入試情報と日程の記事でご紹介しています。
【品川翔英小学校】ペーパーテストの内容と対策
ペーパーテストでは、小学校受験で一般的に問われる分野から出題されます。代表的なものを挙げておきます。
出題されやすい分野
- 数量(かずのたし算・ひき算、多い少ないの比較)
- 図形(同じ形さがし、重ね図形、回転図形)
- 言語(しりとり、はじめの音・おわりの音)
- 記憶(お話の記憶、絵の記憶)
- 常識(季節、生き物、生活の道具、マナー)
- 推理・思考(規則さがし、系列)
品川翔英小学校は、算数と理科で学校オリジナルテキストを使い、中学受験を見据えた学習を進めている学校です。入学後にその学習についていける土台があるかどうかは、当然見られていると考えてよいでしょう。
ご家庭での対策のポイント
一点目は、基礎を取りこぼさないことです。難問に手を出すより、よく出る分野を確実にできるようにするほうが効果的です。同じ問題集を何度も繰り返し、迷わず解ける状態をつくりましょう。
二点目は、指示を最後まで聞く習慣です。ペーパーテストで点を落とす原因は、わからなかったからではなく、聞き違えたから、というケースが少なくありません。ご家庭で問題に取り組むときも、「はじめてください」と言うまで鉛筆を持たない、といったルールを決めておくとよい練習になります。
三点目は、お話の記憶を毎日の習慣にすることです。読み聞かせのあとに「どんなお話だった?」と聞くだけでも、記憶する力は育ちます。特別な教材がなくても、ご家庭でいますぐ始められる対策です。
四点目は、季節や生き物といった常識分野を、生活のなかで身につけることです。スーパーで旬の野菜を見る、公園で虫を探す、季節の行事を家族で楽しむ。こうした経験が、そのままペーパーの答えにつながります。
ご家庭での進め方に迷われたときは、家庭学習サポートや小学校受験のオンラインショップの教材もご活用ください。
【品川翔英小学校】個別テストの内容と対策
個別テストは、先生と一対一で向き合っておこなわれます。ペーパーのように紙に書いて答えるのではなく、口頭で答えたり、実際に手を動かしたりする形式です。
個別テストで見られていること
個別テストでいちばん見られているのは、答えが合っているかどうかではありません。考えている途中の様子です。
問題を出されたときに、すぐに取りかかれるか。うまくいかないときに、あきらめずにもう一度やってみるか。わからないときに、黙り込まずに「わかりません」と言えるか。こうしたお子さまの姿が、そのまま評価につながります。
一対一という場面は、6歳のお子さまにとって緊張するものです。ふだんはおしゃべりなお子さまが、まったく声が出なくなることも珍しくありません。
ご家庭での対策のポイント
一点目は、大人と一対一で話す経験を増やすことです。お父様やお母様以外の大人と話す機会を意識してつくってみてください。祖父母、習い事の先生、近所の方。相手が誰であっても、目を見て話せるようになれば大きな力になります。
二点目は、失敗しても大丈夫という空気をご家庭でつくることです。まちがえたときに強く叱られてきたお子さまは、本番でも「まちがえたらどうしよう」と固まってしまいます。まちがえてもやり直せばよい、という経験を積み重ねましょう。
三点目は、手先を使う遊びをふだんから取り入れることです。折る、切る、貼る、ひもを結ぶ、はしを使う。こうした動作は、短期間では身につきません。日々の生活のなかで、お子さまに手を動かす機会を渡してあげてください。
四点目は、答えを待ってあげることです。お子さまが考えている途中で、つい先回りして答えを言ってしまう。これは多くのご家庭でよく起こることです。3秒でも5秒でも、待つ時間をつくってみてください。
【品川翔英小学校】行動観察の内容と対策
行動観察では、お友だちと一緒に過ごす場面での、お子さまの自然な姿が見られます。
行動観察で見られていること
見られているのは、大きく分けて次の3つです。
- 指示を聞いて、そのとおりに動けるか
- お友だちと関わりながら、一緒に進められるか
- 順番を待つ、道具を譲るなど、集団のルールを守れるか
品川翔英小学校は少人数制で、児童一人ひとりに目が行き届く環境を大切にしている学校です。だからこそ、集団のなかでどうふるまうお子さまなのかは、ていねいに見られていると考えてよいでしょう。
目立つ必要はありません。むしろ、はりきりすぎてお友だちの分まで進めてしまうお子さまより、まわりを見ながら動けるお子さまのほうが、良い印象につながります。
ご家庭での対策のポイント
行動観察は、直前に詰め込んで身につくものではありません。ご家庭の外で、同年代のお子さまと過ごしてきた時間の積み重ねが、そのまま出ます。
一点目は、同年代のお子さまと遊ぶ機会を意識してつくることです。公園、習い事、幼稚園や保育園での関わり。ひとりっ子のご家庭ほど、意識して機会を用意してあげてください。
二点目は、ご家庭でも「順番」と「片づけ」を大切にすることです。おもちゃを使ったら戻す、順番を守る。こうした毎日のことが、そのまま行動観察の場面につながります。
三点目は、うまくいかなかった経験を一緒に振り返ることです。お友だちとけんかをした日に、どうすればよかったかを一緒に考える。この積み重ねが、集団のなかでの判断力を育てます。
【品川翔英小学校】試験内容から見える「求められるお子さま像」
ここまで見てきた4つの試験を通して、品川翔英小学校がどのようなお子さまを求めているのかが浮かび上がってきます。
一つ目は、基礎的な学習の土台がある。中学受験を全員が経験する学校ですので、入学後の学習についていける力は必要です。
二つ目は、自分の言葉で伝えられる。個別テストと面接という一対一の場面が2回もあることから、この点を重く見ていることがわかります。
三つ目は、集団のなかで自然にふるまえる。少人数だからこそ、一人ひとりの関わり方が学級の空気をつくります。
この3つは、いずれも一夜漬けでは身につきません。1年、2年という時間をかけて、生活のなかで育てていくものです。逆にいえば、早くから始めれば、特別な才能がなくても十分に届く入試だといえます。
どこから手をつければよいかお悩みのときは、オンライン個別相談でご相談ください。お子さまの現在地に合わせて、優先順位を一緒に整理いたします。より具体的な進め方は品川翔英小学校の受験対策の記事もご覧ください。
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