埼玉大附属小学校の倍率はどのくらいですか?
埼玉大学教育学部附属小学校の受験を考えるうえで、倍率や志願者数の傾向は気になるポイントです。ここでは倍率をどう読み解けばよいか、国立小学校ならではの特徴もふまえて整理します。
倍率の考え方
埼玉大附属小学校は、国立小学校として毎年多くの志願者が集まる人気校です。募集は男女それぞれ35名程度で、限られた枠に多くの家庭が応募します。
志願者数は年度によって増減があります。抽選も関わるため、倍率という数字だけでは結果を測りにくい面があります。
数字にとらわれず、家庭でできる準備を着実に進めることが大切です。国立小学校ならではの選考の仕組みを理解しておきましょう。
国立小学校の人気
国立小学校は、授業料が実質無償である点や、大学附属としての教育環境から、毎年高い人気を集めています。埼玉大附属小学校も例外ではありません。
通学区域が指定されているため、応募できる家庭は限られますが、その中でも多くの志願者が集まる人気校です。
人気校である一方、抽選という要素もあるため、実力と運の両方が関わります。仕組みを理解しておくことが大切です。
抽選と選考
埼玉大附属小学校では、第一次検査・第二次検査に加えて、抽選が行われる年度があります。考査だけでなく抽選も選考の一部です。
抽選は年度によって有無や方法が変わります。過去の状況は参考になりますが、毎年同じとは限りません。
こうした仕組みは、私立小学校の受験とは異なります。国立小学校ならではの選考の流れを、事前に理解しておきましょう。
数字に振り回されないために
抽選という運の要素がある以上、結果を完全にコントロールすることはできません。できる準備を淡々と進める姿勢が大切です。
聞く力や生活習慣、人との関わり方は、日々の積み重ねでしか身につきません。数字を気にしすぎず、家庭でできることに目を向けましょう。
人気校だからこそ、早めの情報収集と着実な準備が力になります。焦らず、基礎を固めることに集中しましょう。
資料で確認できる志願者数の5年推移(2022〜2026年度)
倍率を考えるうえで、まず土台になるのが志願者数です。手もとの受験ガイド資料には、埼玉大学教育学部附属小学校の2022年度から2026年度までの5年分が、男女別で掲載されていました。ここではその数字を年度つきで並べておきます。最新の状況は学校の募集要項でご確認ください。
2026年度は男子88名・女子97名で、合計185名でした。2025年度は男子122名・女子96名の合計218名、2024年度は男子94名・女子99名の合計193名です。2023年度は男子135名・女子92名で合計227名、2022年度は男子131名・女子114名で合計245名でした。なお合計の数字は、資料に載っている男女別の人数を足し合わせたものです。資料そのものに合計欄はありません。
こうして並べてみると、この5年でもっとも志願者が多かったのは2022年度の245名、もっとも少なかったのは2026年度の185名だと分かります。5年間で60名ほど減っている計算になりますが、年度によって上下しており、2025年度は前年より増えています。ですので「毎年減り続けている」と単純に読むのではなく、数十名の幅で動くものだと考えておくほうが実態に近いでしょう。
男女別に見ると、動き方が同じではない点も押さえておきたいところです。男子は2023年度の135名から2026年度の88名まで減っていますが、女子は92名から114名の間を行き来しており、極端な変化はありません。募集人数は男女それぞれに設定されていますので、お子さんの性別によって見える景色が変わります。
募集人数と照らすと、何が言えて何が言えないのか
資料によると、埼玉大学教育学部附属小学校の募集人数は男子約35名・女子約35名です。合計するとおよそ70名になります。
この募集人数と2026年度の志願者数を単純に割ると、男子は約2.5倍、女子は約2.8倍という数字になります。ただし、これはあくまで「見かけの倍率」です。資料には合格者数の記載がありませんので、実際に何名が合格したのかは分かりません。したがって、この記事で実質倍率を算出することはできません。
さらに、この学校の選考には抽選が組み込まれています。2026年度は第一次検査・第二次検査に続いて抽選が実施されました。抽選が入るということは、検査の成績だけで最終的な入学者が決まるわけではないということです。志願者数を募集人数で割った数字が、そのまま検査の難しさを表すわけではない、と理解しておいてください。
志願者数の背景にある「受検資格」と通学区域
志願者数を読むときに、もう一つ知っておきたい前提があります。資料の体験談欄には、入学検査日程説明会に参加しないと受検資格が得られないという指摘がありました。2026年度は、学校公開・説明会が2025年10月21日、入学検査日程説明会が2025年11月13日に行われています。
つまり、この学校を受けるご家庭は、出願の前後に必ず学校へ足を運ぶことになります。誰でも気軽に出願できるという性格の入試ではありませんので、志願者数の数字も、そうした条件をくぐり抜けた人数だと考えておくとよいでしょう。
加えて通学区域の指定もあります。資料によると、通学区域はさいたま市と川口市の一部、蕨市の全域、戸田市の全域とされています。国立小学校では通学区域が出願の条件になりますので、区域外にお住まいの場合は、志願者数の多い少ない以前に出願そのものができません。この点も、志願者数が私立小学校ほど大きくならない理由の一つです。
倍率についてよくある質問
志願者数はどこまで分かりますか
手もとの受験ガイド資料には、2022年度から2026年度までの5年分が男女別で掲載されていました。ただしこれは受験ガイド資料に基づく数字です。学校が公表している正式な人数や最新年度の状況は、学校の募集要項でご確認ください。
合格者数は分かりますか
資料には合格者数の記載がありませんでした。そのため、志願者数を合格者数で割った実質倍率をお伝えすることはできません。抽選もありますので、募集人数で割った数字を実質倍率と呼ぶこともできません。
抽選や検査はいつ行われましたか
2026年度は、2025年11月25日に第一次検査、11月27日に第二次検査、11月28日に抽選が行われました。合格発表も、第一次検査が11月26日、第二次検査が11月27日、抽選が11月28日と、段階ごとに実施されています。これは実施済みの日程で、2027年度の日程は資料に記載がありません。最新は学校の募集要項でご確認ください。
受験番号の決まり方や月齢の考慮は分かりますか
資料では、受験番号の決め方も月齢の考慮の有無も「非公表」とされています。推測でお伝えできる情報ではありませんので、気になる場合は説明会などで直接ご確認ください。
受験料はいくらですか
資料によると、2026年度の考査料は3,300円でした。国立小学校ですので入学金や授業料の記載はありません。最新の金額は学校の募集要項でご確認ください。
出願はどのように行いましたか
2026年度は、2025年10月1日から11月1日にかけて願書が配布され、出願はオンラインで受け付けられました。あわせて2025年10月22日から11月1日にかけて、資料の郵送による手続きも行われています。オンラインと郵送の二段構えになっていましたので、締切の管理には注意が必要です。なお入学手続きの日程については、資料に記載がありませんでした。
倍率が下がっていれば入りやすくなりますか
志願者数が減れば、そのぶん検査を受ける人数は減ります。ただしこの学校は抽選を含む選考ですので、志願者数の増減がそのまま合否の見通しに直結するわけではありません。2022年度の245名から2026年度の185名まで、5年で60名ほど幅がありますが、年度ごとの揺れも大きい数字です。数字を追いかけるより、第一次検査から第二次検査、抽選までを一続きの流れとして準備しておくほうが確実です。
情報収集のすすめ
募集人数や選考の流れ、抽選の有無は、学校公式サイトの募集要項で公開されます。出願前には必ず最新の情報を確認しておきましょう。
説明会では、選考の仕組みや通学区域について直接確認できます。気になる点を整理して参加すると安心です。
国立小学校は年度ごとに選考方法が変わることがあります。正確な情報は必ず学校公式サイトでご確認ください。
埼玉大学教育学部附属小学校の受験情報は「埼玉大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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