成田高等学校付属小学校って、どんな学校なんですか?
成田高等学校付属小学校(千葉県成田市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
成田高等学校付属小学校の基本情報
成田高等学校付属小学校は、千葉県成田市田町にある共学の私立小学校です。1973年に創立され、児童数は約213名の規模です。1クラス35〜38名で編成されています。
成田山教育財団が運営する学校で、系列の中学・高校とつながる環境が整っています。JR・成田線「成田」駅から徒歩15分の立地です。
成田山新勝寺にゆかりのある、歴史と伝統を持つ学校です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
成田山の理念に基づく教育
成田高等学校付属小学校は、成田山新勝寺の宗教的使命と、地方文化の向上を建学の理念としています。高潔優雅な人間の育成を目指しています。
学力だけでなく、豊かな人間性を育てることを大切にする教育が行われています。品格や礼儀を重んじる校風が特徴です。
伝統ある学校ならではの、落ち着いた品格のある教育が魅力です。
「勉強・運動・挨拶」を大切に
成田高等学校付属小学校では、小・中・高で共通して「勉強する・運動する・挨拶する」を目標に掲げています。バランスの取れた成長を大切にする教育です。
勉強で確かな学力を、運動で健やかな体を、挨拶で豊かな心を育てます。日々の教育のなかで、この3つが柱になっています。
あいさつを重んじる校風は、子どもの生活習慣や人との関わり方の土台を育てます。
小中高一貫の環境
成田高等学校付属小学校は、系列の中学・高校とつながる環境にあります。小学校から高校まで、一貫した理念のもとで学べます。
長い見通しのなかで、じっくりと学力と人間性を育てられるのが、一貫教育の魅力です。落ち着いて成長を見守れます。
進学実績のある成田高等学校まで見据えた、長い学びの道が用意されています。
公式サイトで確認できる基本データ
学校の印象は人によって変わりますが、公表されている事実は変わりません。2026年8月時点で成田高等学校付属小学校の公式サイトから確認できることを並べておきます。
- 所在地は千葉県成田市田町10(郵便番号286-0024)、電話 0476-23-1628
- 学校法人成田山教育財団が設置。グループに成田高等学校・付属中学校(成田市成田27)、成田幼稚園がある
- 建学の理念は成田山新勝寺の宗教的使命と地方文化の向上に基づく
- 努力目標は「挨拶する、正装する、勉強する、運動する、掃除する」の5つ
- 2027年度の募集人員は男女合計35名。各学年1学級の単学級でクラス替えがない
- 通学範囲に制限はなく、在校生は西は我孫子、東は小見川、北は鹿島付近、南は蘇我・津田沼までの範囲から通学
- JR成田駅・京成成田駅から徒歩15分。参道を進み、成田山新勝寺の総門を経て到着
- 2026年度の月額納入金は44,700円、入学手続時納入金は220,000円
単学級であることの意味
公式のよくある質問では、各学年1学級の単学級のためクラス替えがなく、6年間同じ仲間と活動することで人間関係が深まると説明されています。トラブルが起きたときには、深い関わりのなかでお互いのよい面も悪い面も認め合い、その都度解決していると述べられています。あわせて、低学年から教科担任制を導入しているため、常に複数の教職員の目で子どもたちを見守れること、毎週月曜日にスクールカウンセラーが駐在していること、いじめ防止委員会を設置して年3回のアンケート調査と個人面談を行っていることも公開されています。クラス替えがない環境の不安に、学校が正面から答えている点は評価できます。
授業時間と教育課程の特色
公式のよくある質問では、隔週で土曜日にも授業を行い、公立小学校よりも授業時間を多く確保していると説明されています。英語は1年生から4年生が週2時間、5・6年生が週3時間で、外国人講師と英語担当教諭のペアティーチング。5・6年生には週1時間の算数の学力向上講座があり、6年生は木曜日の7校時に開講されます。朝活の時間では読書と漢字・計算の学習を交互に行い、1時間目と組み合わせて55分のロング授業として運用されると紹介されています。
日本文化にふれる時間があります
4年生から6年生が選ぶ「高学年総合」には、ダンス・演劇、剣道、茶道、ALL-IN Sport、Global Quest、ハートフルチャレンジの6講座が用意されています。百人一首は1年生から暗唱を始め、6年生では琴を学び、茶道体験は全学年で行われます。年間行事には、4月の宗教講話会(花祭り)、9月の宗教講話会(護摩炊き修行)、11月の宗教講話会(清掃奉仕)、3月の宗教講話会が挙げられており、成田山から講師を招いた時間が定期的に設けられています。委員会活動は6種類、クラブ活動は5種類で、いずれも5・6年生が全員参加です。
施設
公式の施設紹介では、運動場、自然観察園、講堂兼体育館、コンピュータ室、音楽室、理科室、家庭科室、芸術室、作法室、図書室、3階ホール、ルーフバルコニーが挙げられています。作法室と自然観察園があることが、この学校の性格をよく表しています。なおプールについての記載はありません。
学校選びの前に確かめたいこと
どんな1年を過ごすのですか
年間行事には、4月の入学式と宗教講話会、5月の全校スポーツレク大会・小学校陸上競技大会・運動会、6月の学校開放デー・こども安全教室・修学旅行(6年)・親子ふれあい活動、7月の宿泊体験学習(4年)と林間教室(5年)、9月の葉牡丹祭と学習発表会、10月の設立記念日・スポーツテスト・学習バス旅行・成田市青少年音楽祭、11月の親子学習会、12月の持久走記録会、1月の募金活動と卒業生との交流会、2月の百人一首大会・スキー教室(6年)・成田市消防出初式、3月の6年生を送る会と卒業式が挙がっています。宿泊行事は、4年生が千葉県水郷小見川で1泊2日、5年生が山梨県西湖で2泊3日、6年生が北海道へ2泊3日、さらに長野県菅平高原で2泊3日のスキー教室です。
高校や中学とのつながりはありますか
あります。公式のよくある質問では、高等学校の教員による出前授業が行われ、国語は論語、社会は歴史、理科は実験を通じた学習という形で実施されると説明されています。学習発表会「葉牡丹祭」は中学・高校と同時開催で、運動会や親子活動では高等学校のグラウンドや講堂が使われます。高等学校3年生のうち教職を志望する生徒が小学校体験を行う交流もあります。付属中学校への進学については、在校生・保護者向けページに内進者(小学6年生)の出願案内が掲載されており、年間行事の12月には「6年付属中入試」が置かれています。全員が自動的に進むという記載は公式にありませんので、進学の条件はその年度の案内でご確認ください。
受験を考えるときの入り口はどこですか
2027年度の入学検査は前期が令和8年10月8日(木)、後期が令和8年10月27日(火)で、保護者面接は令和8年9月26日です。検査はペーパーテスト、生活テスト、運動テスト、行動観察、保護者面接で構成されます。まずは4月25日(土)・6月20日(土)・7月25日(土)の説明会や、5月23日(土)の運動会に足を運んでみてください。
こんな家庭に向いている
伝統ある教育を望む家庭、「勉強・運動・挨拶」の校風に共感する家庭、小中高一貫の環境を重視する家庭に向いています。
品格や礼儀を大切にする教育や、落ち着いた環境で子どもを育てたい家庭にも、成田高等学校付属小学校はぴったりです。
まずは説明会で、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
成田高等学校付属小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【成田高等学校付属小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
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