目黒星美学園小学校の面接では、どんなことが見られるの?
絶対に合格したいから、親子面接のこと知っておきたい!
【目黒星美学園小学校】面接の雰囲気は?
面接の進み方は、おおむね次のとおりです。
- 考査日の前におこなわれる事前面接です
- A日程は親子別席、B日程は親子同席で実施されます
- A日程・B日程で、扱われるテーマは共通しています
- 面接官は2名です
- 出入口からいちばん遠い席から、お父様・お子さま・お母様の順に座ります
- 面接時間は15分と長めです
15分という時間は、私立小学校の面接としては長いほうです。用意した言葉を言い終えたあとも会話が続きますので、暗記だけでは最後まで持ちません。
なお、面接日や考査日は年度によって変わります。最新は募集要項・公式サイトでご確認ください。また、現在の正式名称は「サレジアン国際学園目黒星美小学校」です。本記事では、これまでの呼び方に合わせて目黒星美学園小学校と表記します。
【目黒星美学園小学校】面接で問われるテーマ
どのようなテーマが扱われるのかを、お父様・お母様・お子さまに分けて整理します。志望理由については、お父様とお母様の双方に共通して向けられます。
お父様に問われるテーマ
- 志望理由
- ご家庭の教育方針
- お子さまに将来望むこと
- カトリック・ミッションスクールへの理解
- お仕事で大切にしていること
- 父親としての役割
- お子さまのよいところ
- お子さまとの関わり方
- 厳しく接する場面と、その理由
これらは、それぞれ次のような形で尋ねられます。志望理由とご家庭の教育方針は、お父様・お母様の双方に共通して向けられます。将来については、お子さまにどのような大人になってほしいかを語る形です。カトリック・ミッションスクールについては、その教育をどう考えているかという受けとめ方を問われます。お仕事は、仕事のうえで大切にしていることを一つ挙げる形で、父親としての役割をどうとらえているかもあわせて確かめられます。お子さまについては、よいところを挙げる形、ふだんどのように関わっているか、そしてどのようなときに厳しく接するのかまで踏み込んで聞かれます。
お父さまに向けられる話題は、学校の土台をどれだけ理解しているか、そして家庭にどう関わっているかに集まります。
とくにカトリック・ミッションスクールへの理解は、避けて通れないテーマです。信仰の有無を問われるわけではありませんので、身構える必要はありません。神の教えを土台にした教育の上に学校生活があることを理解したうえで志望している、という姿勢が伝われば十分です。
お仕事の話題は、忙しさを説明する場ではありません。仕事で大切にしている姿勢が、家庭でのお子さまへの関わり方とどうつながっているか。この一点に絞ると、話がぶれません。
お母様に問われるテーマ
- 志望動機
- 学校行事に参加した感想
- 日ごろのお子さまとの関わり方
- お子さまが興味を持っていること
- 健康面で気になること(アレルギーを含む)
- 園の先生から見たお子さまの様子
- 緊急時のお迎えの体制
お母様には、志望動機に加えて、学校行事に参加してどのような感想を持ったかが尋ねられます。お子さまについては、いま興味を持っていることは何か、健康面で気になることやアレルギーの有無を確かめられます。園の先生からお子さまについてどう聞いているかという、第三者から見た姿を尋ねる形も特徴的です。お仕事をされている場合は、日ごろお子さまとどのように接しているか、緊急のお迎えに対応できるかが続けて問われます。
お母さまに向けられる話題は、お子さまの毎日をどれだけ具体的に把握しているかに集まります。
園の先生から聞いている評価は、事前に整理しておきたいところです。ご家庭で見えている姿と、園で見えている姿は違うことがあります。両方を知っているご家庭は、それだけでお子さまをよく見ていることが伝わります。
お仕事をされているご家庭では、緊急時のお迎えについても話題になります。共働きに消極的な学校ということではありません。実際にどう回すのかを、祖父母やご近所の助けも含めて具体的に答えられるようにしておきましょう。
お子さまに問われるテーマ
お子さまへの問いかけは、大きく3つの領域に分かれます。
- ご本人について:一緒に住んでいる家族、誕生日、連絡先、好きな絵本、お手伝い、小学生になったらしたいこと、将来やってみたいこと、想像をふくらませて答えるテーマ
- ご家族について:家族で出かけて楽しかった場所、お父様・お母様それぞれとして遊ぶこと
- 園生活について:園の名前、担任の先生の名前、園でしている遊び、お友達の名前、お友達のすごいと思うところ
実際には、一緒に住んでいる家族の名前や誕生日、ご自宅かご両親の電話番号のように、答えが決まっているものを答える問いから始まります。そこから、好きな絵本は何でどのような内容か、どんなお手伝いをしているか、小学生になったら何をしたいか、大きくなったら何をしたいか、と広がります。魔法が使えたら何をするか、というように、その場で想像して答える問いが出た年もあります。ご家族については、家族みんなで出かけたなかで楽しかったこと、お父様・お母様それぞれとどんな遊びをするかを尋ねられます。園については、園と担任の先生の名前、園で何をして遊ぶのが好きか、お友達の名前を三人挙げること、そのお友達のどんなところをすごいと思うかまで聞かれています。
名前や誕生日のように答えが決まっているものと、想像して答えるものが混ざっているのが特徴です。前者は覚えれば済みますが、後者は覚えられません。
日ごろから、絵本を読んだあとに「どこがおもしろかったのか」を話してもらう。この習慣だけで、想像して答えるテーマにぐっと強くなります。
面接中の課題
お子さまには、話す場面のほかに課題が用意されます。2022年度に出された課題は次のとおりでした。
- しりとり:先生と5往復します
- なぞなぞ:5問出されました。言葉の音をかけた言葉遊びの形で、答えが鳥の名前になる問題などが出ています
- ジャンケン:通常のものと、指示にしたがうものがあります
- 模倣:先生の動きをまねます。2022年度はチョウチョをまねました
どれも、正解を出すことより、指示を聞いて楽しく取り組めるかどうかを見るものです。課題は年度によって変わりますので、特定の内容を練習するより、初めてのやりとりを楽しめる状態を整えておきましょう。
【目黒星美学園小学校】答えの組み立て方
15分の面接では、一つのテーマにつき、答えたあとにもう一歩たずねられると考えておいてください。そこで役に立つのが、答えの型です。
一つ目の型は「結論→具体的な場面→これから」です。言いたいことを一文で置き、実際にあった出来事を一つだけ添え、これからどうしていきたいかで結びます。
二つ目の型は「学校の特色→わが家の願い→重なる一点」です。志望理由や教育への共感を語るときに向いています。
三つ目の型は「課題→はたらきかけ→今の変化」です。お子さまの苦手なところや、厳しく接する場面について話すときに使います。
そして、お父様とお母様で答えがそろっているかどうかは必ず見られます。教育方針、休日の過ごし方、お子さまの好きなもの。この3つだけは、面接前にご夫婦で必ず口に出してすり合わせておいてください。
【目黒星美学園小学校】面接に合格するために必要なこと
目黒星美学園小学校の面接で扱われるテーマと、答えの組み立て方について解説してきました。
面接時間が約15分と長めのため、さまざまな角度からの問いかけに答えられるよう、ご家庭の思いを言葉にしておく準備が重要です。
回答集を作成し、面接練習を重ねることも、合格に近づく一つの方法です。
私は、目黒星美学園小学校の回答集作成付き面接レッスンを行っています。
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面接で伝える軸を、学校の言葉から考えましょう
面接では、答えの正しさよりも、ご家庭の軸が学校の考え方と重なっているかどうかが見られます。公式サイトに示されている教育の考え方を、あらかじめ確認しておきましょう。
カトリック・ミッションスクールとしての土台
公式サイトでは、神の教えを土台に教育を実践しているカトリック・ミッションスクールであり、「品性をそなえた誠実な明るい児童の育成」を目標としていると示されています。
信仰の有無を問われるわけではありません。ただ、この土台の上に学校生活があることを理解したうえで志望していることは、面接での言葉の端から自然に伝わります。無理に宗教の話をする必要はありませんので、そこはご安心ください。
4つの喜びが、教育の柱として示されています
公式サイトでは、教育の実践が4つの喜びという形で説明されています。
- 受け入れられる喜び:教師が常に子どもと共にいることで、一人ひとりの良さを引き出せるように工夫する
- 学ぶ喜び:基礎基本の定着と学びに向かう姿勢を大切にし、友達との学び合いを通じて一人では学べないことを身につける
- 与える喜び:受け入れられた経験から、周りに目を向け、自分にできることはないかと考えるボランティア精神を育てる
- 共に活動する喜び:1年生からの当番活動を基盤に、クラスや学年を超えた友達との関わりを深める
志望理由を語るときは、この4つのうちどれに強く共感したのかを、ご家庭の具体的な場面とあわせてお伝えください。4つ全部に触れようとすると、どれも印象に残らなくなってしまいます。
「与える喜び」は、ご家庭でも育てられます
とくに「与える喜び」は、日々の暮らしのなかで育っていくものです。家族のために何かをした経験、お友だちが困っているときに声をかけた経験。そうした小さな出来事をひとつ用意しておくと、お子さまの面接でも、保護者の面接でも生きてきます。
作り話は必要ありません。むしろ、うまくいかなかった出来事を、そのあとご家庭でどう受け止めたのかまで話せるほうが、誠実さが伝わります。学校が「受け入れられる喜び」を出発点に置いていることを思えば、失敗を受け止めてもらえた経験こそ、この学校に響く話だとも言えます。
当番活動があることも、覚えておきましょう
公式サイトでは、1年生から当番活動が行われることが示されています。入学したその年から、自分の役割を持って動く場面がある、ということです。
ご家庭でも、お子さまに小さな役割をひとつ持たせてみてください。毎日続けられる簡単なことで十分です。続けた経験は、面接でお子さまが自分の言葉で語れる、数少ない話題になります。
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