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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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千葉県

【国府台女子学院小学部】教育方針は?仏教情操教育と学びの考え方をプロが解説

国府台女子学院 教育方針
ママ
ママ

国府台女子学院小学部は、どんな教育方針の学校なのでしょうか。

仏教の学校と聞いて、少し身構えてしまいます。

塾長
塾長

国府台女子学院小学部は、仏教精神を礎とした小中高12年一貫の女子校です。公式サイトには「人として、女性として。大切な根っこを、6年間で築き上げる。」という言葉が掲げられ、三大目標と2つの心という形で教育方針が示されています。

大切なのは、以下の3点です。

・大正15年の創立以来、三大目標として「敬虔」「勤労」「高雅」を掲げていること
・その目標を実現するために必要な心として「智慧」と「慈悲」を挙げていること
・小学部の6年間を、知性や情緒の基礎を形成する時期と位置づけていること

国府台女子学院小学部の個別相談家庭学習サポート願書作成面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

国府台女子学院小学部を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

【国府台女子学院小学部】6年間で「根っこ」を育てる

関連動画:千葉県の小学校選びの参考に。この記事の学校を紹介しているとは限りません。

国府台女子学院小学部(千葉県市川市菅野3-24-1)の公式サイトにある教育方針のページには、「人として、女性として。大切な根っこを、6年間で築き上げる。」という言葉が掲げられています。

続けて、小学部の6年間は知性や情緒の基礎を形成する大事な時期であること、知る喜びと学ぶ楽しさを感じ、より主体的に行動できる環境を整えていること、そして仏教の教えを通して感謝の心や思いやり、謙虚な心を養うことが説明されています。

同じページに掲載されている副学院長の挨拶では、この学校が「この先伸びる、土壌をつくる」という考え方で6年間を設計していることが述べられています。6年生の時点での完成度ではなく、その後の12年、20年で伸びるための土台をつくるという発想です。

【国府台女子学院小学部】三大目標「敬虔」「勤労」「高雅」

学院全体の教育理念として、公式サイトには大正15年の創立以降、仏教精神を礎とする三大目標を掲げてきたことが記されています。その3つが「敬虔」「勤労」「高雅」です。それぞれの意味も、学校自身の言葉で説明されています。

  • 敬虔 自己中心性を捨て、謙虚にわが身を振り返る素直な気持ち
  • 勤労 自分から進んで皆のために身体を働かせるという実践を通じ、自らの心性を高めること
  • 高雅 敬虔な心と勤労を通じて自らの心身を整え、人間性と気高い品格を備えた状態

注目していただきたいのは、3つが独立して並んでいるのではなく、順番につながっている点です。まず自分を振り返る素直さがあり、次に人のために動く実践があり、その結果として品格が備わるという流れになっています。

この考え方は、日々の生活の中に落とし込まれています。学習指導のページには、始業と終業時に行われる合掌礼拝や仏教の授業、仏教行事を通して感謝の心や礼節を身につけていくことが記されています。「学院の一日」のページでも、1日は幼年像への合掌から始まると紹介されています。

【国府台女子学院小学部】「智慧」と「慈悲」という2つの心

公式サイトの教育理念には、三大目標を実現するために必要な2つの心として「智慧」と「慈悲」が挙げられています。智慧は真理を探究する心、慈悲は他者を思いやり慈しむ心と説明されています。

この2つは、学習指導のページでもそのまま柱として使われています。[智慧]の項目には知的好奇心を持ち、主体的に学ぶ力や積極的に学びたいと思う気持ちを育むことが、[慈悲]の項目には芸術や文化、人との交流を通して喜びや悲しみを分かち合う心を育むことが掲げられています。

理念の言葉が、そのまま日々の指導の見出しになっているという点が、この学校の分かりやすさです。公式サイトには、どれだけ多くの知識を身につけても、他者を思いやり慈しむ心がなければ社会にとって有益なものにはできないこと、2つの心は兼ね備えてこそ意味を成すことも述べられています。

【国府台女子学院小学部】学習指導に表れている教育方針

教育方針は、言葉だけでなく学習の組み立て方にも表れています。公式サイトの学習指導のページに掲載されている内容を見てみましょう。

  • 国語と算数を重視し、基礎学力の習熟を目指して授業の工夫と家庭学習の充実を図ること
  • 5・6年生の算数は、2学級を3つの習熟度に分けた少人数制授業を行うこと
  • 1年生から少人数制の英会話授業を実施し、4年生からは読む・書く中心の授業も始まること
  • 沖縄修学旅行や高原学校、スキー学校といった体験学習があること
  • 5年生ではキッザニア体験学習を行い、働く大変さややりがいを知ること

英語について、公式サイトには1年生からの話す・聞く中心の授業に加えて、4年生からは英語圏の絵本なども用いながら4技能を高めていくと説明されています。早い段階から始めつつ、段階を踏んで広げていく設計です。

[慈悲]の側では、学年を超えて取り組む縦割り活動、礼儀作法を学ぶ一環としての茶道の授業が挙げられています。さらに特徴的なのが「風呂敷で育む『始末の心』」という取り組みです。体操着や制服を風呂敷に包んで丁寧にしまうよう指導しており、その行為を毎回繰り返すことで「始末の心」が自然と身につくと説明されています。

日常のひとつの動作に意味を持たせて指導するという姿勢が、この学校の教育方針をよく表しています。学校の特色全体については国府台女子学院小学部はどんな学校かの記事もあわせてお読みください。

【国府台女子学院小学部】12年一貫という設計

国府台女子学院は、小学部・中学部・高等部からなる12年一貫の女子校です。公式サイトの教育方針のページには、女子校だからこそ、女子だから男子だからと遠慮することなく、一人ひとりが主体的に動くことで責任感・自立心・行動力を育む機会が多くあることが述べられています。

また、登下校の際などに先輩に助けてもらった経験が、次は自分が助ける人になろうという優しさになること、行事などで見かける頼もしい先輩の姿があこがれとともに自分たちの目標になっていくことも記されています。12年一貫ならではの環境が整っているという説明です。

学院の教育理念のページには、12年間の一貫教育の中で基礎学力の習得や学習習慣の定着から始まり、応用力も含めた確かな学力の養成、そして個々の自己実現を目指していることが示されています。小学部の6年間は、この長い設計の最初の区間にあたります。

沿革を見ると、学院の創立は大正15年、小学部の開設は1960年4月4日で、新入生33名からのスタートでした。2012年に小学部の新校舎が竣工し、2026年4月20日には創立百周年記念館が竣工しています。進学の流れについては国府台女子学院小学部の進学先の記事をご覧ください。

【国府台女子学院小学部】家庭に求められる姿勢

学院全体のアドミッションポリシー(入学者受け入れに関する方針)には、次の3点が挙げられています。

  • 本学院のスクールミッションを理解し、それを目標とする生徒
  • 三大目標「敬虔」「勤労」「高雅」を生活の中で実践できる生徒
  • 学習意欲が高く知的好奇心の旺盛な生徒

これに加えて、多くの友と協調して楽しい学校生活を送ることを希望する生徒の入学を待っていると記されています。

ここから読み取れるのは、成績の高さだけを求めているのではないということです。「生活の中で実践できる」という表現がある以上、家庭でどう過ごしているかが問われます。あいさつ、片づけ、人への気づかいといったことを、日々のご家庭の中で当たり前にしておくことが、いちばんの準備になります。どんなお子さまが求められているのかは国府台女子学院小学部の受かる子の特徴の記事も参考になさってください。

【国府台女子学院小学部】教育方針についてよくある疑問

仏教徒でなければ入学できませんか

公式サイトには、入学にあたって特定の宗派に属していることを求める記載は見当たりませんでした。教育理念のページで説明されているのは、仏教の考えや世界観を通して、お互いに生かし合い生かされ合う「命」について深く考えるという宗教的情操教育です。信仰そのものを求めるというより、感謝や思いやりを育てる方法として仏教が用いられていると読み取れます。ご不安があれば、学校説明会で直接お尋ねください。

宗教行事はどのくらいありますか

年間行事予定を見ると、4月の花まつり(灌仏会)と聖徳太子奉讃会、5月の親鸞聖人降誕会、7月の盂蘭盆会、12月の成道会と懺悔会、1月の報恩講、2月の涅槃会が挙げられています。4月には4年生の本願寺参拝もあります。花まつりでは3年生が装束をまとってお稚児さんとして会場を練り歩くと紹介されており、行事が学年の役割とともに組み立てられていることが分かります。

厳しい学校なのでしょうか

公式サイトの教育方針のページには、休み時間に賑やかに談笑していても、授業が始まると静かになり授業に集中する様子が見られると書かれています。また、丁寧な言葉遣いや礼儀について日常的に指導しているとも記されています。切り替えを大切にし、言葉づかいをきちんと指導する学校だと理解しておくとよいでしょう。

女子校であることの良さはどこにありますか

公式サイトでは、女子だから男子だからと遠慮することなく一人ひとりが主体的に動けること、女性の存在の大切さについて折に触れて学ぶ機会があることが挙げられています。役割を性別で分けずに、すべてを自分たちで担う経験が積めるという点です。

教育方針を確かめる方法はありますか

学校説明会と学校見学会が用意されています。見学会は各回定員40組で、1組あたり保護者2名までと受験生のお子さまが参加できると案内されています。説明会は大講堂が会場のため、参加回数や参加者数の制限はないとされています。日程や予約については国府台女子学院小学部の説明会の記事と、公式サイトの最新の案内をご確認ください。

教育方針への理解が深まったら、試験内容・面接・願書・学費まで一通り整理した国府台女子学院小学部の受験情報まとめと、国府台女子学院小学部の試験内容で受験準備の全体像を確認しておきましょう。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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