関東学院小学校の試験ってどんな内容ですか?
関東学院小学校の入学者選考について、はじめての方にもわかりやすく整理します。キリスト教に基づく一貫校ならではの考え方をおさえておきましょう。
選考の全体像
関東学院小学校は、キリスト教に基づく人間教育を大切にする学校です。選考では、子どもの総合的な力や家庭の様子が見られます。
ペーパーや行動観察、面接などを通して、年齢相応の力や取り組む姿勢、家庭の教育方針が見られる傾向があります。
入試にはA・Bの2つの日程があり、A日程は例年10月、B日程は11月ごろに行われます。日程を確認して臨みましょう。
考査で見られる力
選考では、話をよく聞いて理解する力や、指示に従って行動する力、基本的な生活習慣などが見られる傾向があります。
行動観察では、友だちと関わる様子や、順番を守る・協力するといった集団での姿勢が見られます。ふだんの過ごし方が表れます。
難しい課題を解く力よりも、最後まで丁寧に取り組む姿勢が大切にされます。日々の生活を丁寧に送ることが土台になります。
面接について
関東学院小学校では面接が行われます。子どもの様子や、家庭の教育方針、学校への理解が見られる大切な場です。
キリスト教に基づく教育を行う学校のため、校訓「人になれ 奉仕せよ」の考え方への理解と共感が問われる傾向があります。
子どもが自分の言葉で受け答えできるよう、日ごろから会話を大切にし、あいさつや返事の習慣を育てておきましょう。
家庭で育てたい力
家庭では、あいさつや片づけ、順番を守るといった基本的な生活習慣を、日々の暮らしの中で丁寧に育てておきましょう。
子どもが自分の気持ちや考えを言葉にできるよう、家庭でよく会話をすることが、選考のあらゆる場面での土台になります。
人と関わる機会を増やし、落ち着いて取り組める力を育てておくことが、いちばんの準備になります。
【関東学院小学校】実際にどんな問題が出ているのか
関東学院小学校の考査は、ひとつの試験にまとまっているのではなく、性格の違う五つの区分に分かれています。ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動の五つです。机に向かう時間、人と関わる時間、体や手を動かす時間が、同じ選考のなかに並んでいるとお考えください。
ペーパーでは、絵や図を見ながら、聞かれたことに答えていく問題が出されます。文字の読み書きを試すものではなく、話を最後まで聞き取って考える力が見られる時間です。
口頭試問は、紙に書くのではなく、その場で声に出して答える形の課題です。正解かどうかだけでなく、聞かれたことに正面から向き合って言葉を返せるかどうかが表れます。
行動観察では、ほかのお子さまと一緒に過ごす時間の様子が見られます。指示を聞いて動けるか、順番を待てるか、思いどおりにならないときにどうふるまうかといったところが、そのまま出てしまう区分です。
制作は、手を動かして何かを作り上げる課題です。独立した区分として置かれていることからも、手先を使う活動に一定の比重があることがうかがえます。
運動は、体を動かす課題です。速さや上手さを競うというより、指示を聞いて安全に動けるかどうかを見る時間と考えておくとよいと思います。
そのうえで押さえておきたいのが、面接の置かれ方です。面接は考査当日ではなく、出願を終えたあとの期間に別の日として設定され、考査はそのあとに行われます。面接で伺った話と、考査当日のお子さまの姿を、学校は時間を空けて重ね合わせて見ることになります。ご家庭の言葉と日ごろの姿がそろっているかどうかが、結局のところ効いてきます。準備の進め方に迷われたときは、家庭学習サポートもご利用ください。
【関東学院小学校】2027年度入試の日程と考査の区分
ここでは、手元の受験資料に記載されていた2027年度入試(予定)の日程を整理します。関東学院小学校の入学者選考は、A試験とB試験の2回に分かれているのが大きな特徴です。
願書の配布は2026年5月20日からとされています。A試験の出願期間は2026年8月24日から26日まで、B試験の出願期間は2026年10月27日と28日で、いずれも郵送必着と記載されています。Web出願についての記載は資料にありませんので、出願の方法は必ず学校の募集要項でご確認ください。
面接の時期は、A試験が2026年9月4日から10月2日まで、B試験が2026年11月4日から11日までとされています。選考日はA試験が2026年10月20日、B試験が2026年11月14日です。合格発表はA試験が2026年10月21日、B試験が2026年11月16日で、どちらも郵送と記載されています。入学手続きはA試験が2026年10月22日、B試験が2026年11月17日です。
ここで注目しておきたいのは、面接が考査よりも前に行われるという点です。考査と同じ日、あるいは考査のあとに面接を置く学校も多いなかで、関東学院小学校では出願のあと9月から面接が始まり、10月の選考日に考査が行われる流れになっています。夏のうちにご家庭の考えを整理し、面接の準備を整えておく必要がある、ということになります。
考査の区分としては、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動、そして親子面接が挙げられています。ペーパーだけでなく、手を動かす制作や体を使う運動、集団のなかでの行動観察まで含まれる、総合的な選考だとわかります。受験番号は願書の受付順で決まり、月齢の考慮はないと記載されています。考査料は22,000円(2027年度)です。
なお、ここに挙げた日程はいずれも資料に「予定」として記載されていた2027年度のものです。年度によって前後することがありますので、最新の日程は学校の募集要項でご確認ください。
【関東学院小学校】選考についてよくある質問
選考の仕組みについて、多くのご家庭が疑問に思われる点を整理します。
A試験とB試験は、どちらも受けられますか。
資料には、A試験とB試験それぞれの出願期間・面接期間・選考日・合格発表日が別々に記載されています。両方に出願できるのか、またB試験の募集人数がどう扱われるのかについては記載がありませんので、学校の募集要項でご確認ください。
募集人数は何名ですか。
2027年度の募集人数は、男女72名(内部進学者を含む)と記載されています。この「内部進学者を含む」という点が大切で、外部から受験するお子さまのための枠が72名そのものというわけではありません。実際に外部からどれだけ迎えるのかは年度によって変わりますので、説明会などで確かめておきたいところです。
月齢は考慮されますか。
資料には「月齢の考慮:なし」と記載されています。早生まれのお子さまも、同じ基準で選考を受けることになります。その分、聞く力や落ち着いて取り組む姿勢を、日々の暮らしのなかで早めに育てておくことが安心につながります。
面接は親子で行われますか。
入試日程では面接が考査とは別に設けられていますが、どなたが同席する形かまでは示されていません。お子さまだけで臨むのか、お父様・お母様もご一緒するのかは、募集要項でご確認ください。面接が9月から始まることを踏まえると、夏の時点でご家庭の教育方針を言葉にまとめておくことが役に立ちます。願書と面接は同じ方向を向いている必要がありますので、願書作成の段階から一貫した内容にしておくと安心です。ご家庭だけで整理しきれないときは、個別相談もご利用ください。
【関東学院小学校】出願から入学手続きまでの流れ
日程の数字だけを見ていると気づきにくいのですが、関東学院小学校の選考は、合格発表から入学手続きまでの間隔がとても短いという特徴があります。2027年度(予定)では、A試験の合格発表が2026年10月21日、入学手続きが翌10月22日です。B試験も合格発表が2026年11月16日、入学手続きが翌11月17日となっています。
つまり、発表を見てから手続きの準備を始めたのでは間に合いません。ほかの学校との併願を考えているご家庭ほど、どの結果が出たらどうするのかを、出願の段階で決めておく必要があります。手続きに必要な費用は入学金250,000円と特別施設費200,000円(いずれも2027年度)と記載されていますので、この金額をいつまでに用意するのかも、あらかじめ考えておきたいところです。
また、出願が郵送必着とされている点も見落とせません。締切日の消印有効ではなく、その日までに学校に届いている必要があるという意味ですので、郵送にかかる日数を見込んで、余裕を持って投函することになります。A試験の出願期間は2026年8月24日から26日までのわずか3日間ですから、夏休みのうちに願書を仕上げておくつもりで準備を進めると安心です。
面接がA試験では2026年9月4日から10月2日までと1か月近い期間に設定されていることも、あわせておさえておきましょう。面接の日時が家庭ごとに割り振られる形になりますので、この期間はご家族の予定を空けやすくしておくことをおすすめします。
こうした流れを踏まえると、関東学院小学校の受験準備は「夏までに願書と面接、秋に考査」という組み立てになります。お子さまの考査対策と、お父様・お母様の準備を並行して進める必要がありますので、早めに全体の見通しを立てておくことが、当日の落ち着きにつながります。家庭学習サポートでは、こうした時期ごとの進め方についてもご相談いただけます。
情報の確認方法
選考の詳しい内容や日程は、学校説明会や公式サイト、募集要項で確認できます。実際の雰囲気を知る貴重な機会です。
A・Bの各日程や募集人数は年度によって変わります。最新の情報は必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。
特別な対策よりも、日々の生活の中で聞く力・生活習慣・人との関わりを育てることが、いちばん確かな準備になります。
関東学院小学校の受験情報は、ほかの記事でもくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
実際の応募状況もあわせて見ておくと、関東学院小学校の位置づけがつかみやすくなります。倍率は?入りやすさをプロが解説をご覧ください。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























