考査の全体像と日程
城星学園小学校の考査は、ペーパーテスト・行動観察・運動・制作(巧緻性)・個別テスト(口頭試問)・面接を組み合わせた総合的な内容です。2026年度は、WEB出願が8月上旬(8/1〜8/4)、面接が9月上旬(9/2〜9/7)、考査が9月中旬(9/14)に実施され、募集は男女あわせておよそ100名でした。ペーパーの点数だけでなく、集団での振る舞い・手先の器用さ・自分の言葉で話す力まで、幅広く総合的に見られるのが城星学園小学校の考査の特徴です。
ペーパーテスト|分野別の具体的な出題内容
過去問を分析すると、城星学園小学校のペーパーは特定分野に偏らず、次の分野からバランスよく出題されています。
話の記憶
400字前後のお話を聞いたあとに、「だれが出てきたか」「何をしたか」「いくつあったか」を問われます。登場人物・順序・数・色などの細部まで覚えておく必要があり、聞く力と記憶力が試されます。
数量
数の多い少ないを比べる問題、積み木の数(奥に隠れて見えない積み木を含めて数える)、重ねた紙やおはじきの枚数を数える問題などが出題されています。実物で「隠れているものを想像して数える」経験が生きてきます。
図形
回転図形(回すとどうなるか)、重ね図形(2枚を重ねるとどう見えるか)、同じ図形さがし、欠所補完(欠けた部分を補う)など、図形をあたまの中で操作する力が問われます。
推理
シーソーを使った重さくらべなど、条件から順序立てて考える推理問題が出ています。「AはBより重い」といった関係を整理する練習が有効です。
言語
頭音(言葉の最初の音)集めや、しりとりでつながるものを選ぶ問題が中心です。ものの名前を正しく知っていること、音を意識して聞けることが土台になります。
常識
季節(行事や花・食べ物の季節)、仲間はずれ、動物の特徴、そして「水に浮くもの・沈むもの」といった理科的常識が出題されています。暮らしの中で得る知識がそのまま得点につながります。
行動観察|ボール運び競争と集団ゲーム
行動観察では、2人1組でボールを協力して運び、運び終えたら列に並ぶ「ボール運び競争」や、集団でのゲームが行われてきました。ここで見られているのは、勝ち負けそのものより、お友達と力を合わせられるか・順番やルールを守れるか・指示をよく聞けるか、といった姿勢です。負けても切り替えられる気持ちの強さも大切に見られます。
運動|基本的な体の動き
運動では、ジャンプ・ケンケン・両足ジャンプ・ギャロップなど、基本的な体の動きが課題になります。高い運動能力を競うものではなく、先生の指示どおりに、元気よく・最後まで取り組めるかがポイントです。ふだんの外遊びの中で、いろいろな動きを楽しく経験しておくと安心です。
制作・巧緻性|手先を使う作業
制作・巧緻性では、塗り絵・ちぎり・貼り絵・ひも通しといった手先を使う作業が出題されてきました。はさみやのりの扱い、紙をちぎる力加減、ひもを通す指先の器用さなどが見られます。作品の完成度だけでなく、道具を正しく使えるか、片づけまでていねいにできるかも大切なポイントです。
個別テスト(口頭試問)
個別テスト(口頭試問)では、先生と一対一で、名前や好きなものなどを聞かれる場面があります。大きな声で、相手の目を見て、自分の言葉で答えられるかが見られます。ふだんから「どうしてそう思うの?」と理由まで話す習慣をつけておくと、落ち着いて受け答えができます。
面接|親子・保護者面接で問われること
城星学園小学校では、親子・保護者面接が実施されます。過去には、志望動機・家庭の教育方針・お子さまの様子(性格や成長)に加え、食物アレルギーの有無・災害時のお迎えの体制といった、入学後の生活に関わる具体的な質問もされています。カトリック校としての教育方針への理解を、ご家庭の日常のエピソードとあわせて話せるように準備しておきましょう。
分野別の対策ポイント
城星学園小学校の考査は総合力が問われるため、ペーパーは基礎をまんべんなく固め、行動観察・運動・制作は日常の遊びや生活の中で経験を積むのが王道です。話の記憶は読み聞かせ、数量や図形は積み木や折り紙、常識は季節の行事や自然とのふれあいで、無理なく力を伸ばせます。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて、ご家庭で計画的に進められる家庭学習サポートや、分野別の教材まとめもご活用ください。
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よくある質問
城星学園小学校の考査はどんな分野が出ますか?
ペーパー(話の記憶・数量・図形・推理・言語・常識)に加え、行動観察・運動・制作・個別テスト・面接が行われます。特定分野に偏らず総合的に見られるのが特徴です。
ペーパーで特に対策が必要な分野はありますか?
どの分野も基礎が問われますが、図形(回転・重ね・欠所補完)や理科的常識(水に浮くものなど)は経験差が出やすい分野です。実物や体験を通した学習が効果的です。
面接ではどんなことを聞かれますか?
志望動機・教育方針・子どもの様子に加え、食物アレルギーや災害時のお迎え体制など、入学後の生活に関わる具体的な質問もされています。
運動が苦手でも合格できますか?
課題はジャンプやケンケンなど基本的な動きが中心です。運動能力の高さより、指示を聞いて元気に最後まで取り組む姿勢が大切に見られます。
いつから対策を始めればよいですか?
年中〜年長で本格化する家庭が多いですが、読み聞かせや生活習慣づくりは早いほど有利です。まずは家庭でできることから始めましょう。
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