ぐんま国際アカデミー初等部の受験を考えています。願書はどこでもらえて、どんなことを書けばよいのでしょうか。
ぐんま国際アカデミー初等部の出願書類は、学校所定の入学願書と受験票です。書類は学校説明会で配られ、説明会のあとは電話かメールで請求できると、公式サイトに書かれています。願書の様式や記入例は公式サイトにのっていないため、書類を手にしてから落ち着いて書けるよう、家庭の考えを先に整えておくことが大切です。
大切なのは、以下の3点です。
・2027年度の受付は2026年9月30日17時までで、すでに終わっていること
・書類の入手は説明会が起点になるので、年長の春から日程を確かめること
・「なぜ英語で学ばせたいのか」を、家庭の言葉で話せるようにしておくこと
ぐんま国際アカデミー初等部の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
ぐんま国際アカデミー初等部を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【ぐんま国際アカデミー初等部】2027年度の出願の全体像
ぐんま国際アカデミー初等部は、群馬県太田市にある、英語イマージョン教育を行う学校の小学校段階です。入学試験は、小学校1年生になる前の年、つまり年長の秋に行われます。
公式サイトの初等部入試要項のページには、2027年度(令和9年度)の初等部募集要項として、次の内容がのっています。
| 項目 | 2027年度(令和9年度)初等部 募集要項 |
|---|---|
| 募集人員 | 90名 |
| 出願基準 | 2020年4月2日〜2021年4月1日までに生まれたお子さま |
| 出願書類 | 本校所定の入学願書及び受験票 |
| 検定料 | 25,000円(指定期間内に指定口座振込み) |
| 受付期間 | 2026年9月15日〜9月30日 17時まで(2026年10月10日の時点で終了) |
| 試験日 | 2026年11月6日 |
2026年10月10日の時点で、2027年度の出願の受付は終わっています。試験日の11月6日は、これからです。要項にのっている試験日は1つだけで、2回目の募集についての記載は、公式サイトでは確認できませんでした。
2028年度以降に受験されるご家庭は、日程や金額が年度ごとに変わることを前提にしてください。最新の募集要項でご確認ください。入試の全体や学費は、ぐんま国際アカデミー初等部 受験情報まとめで整理しています。
【ぐんま国際アカデミー初等部】出願書類の受け取り方と提出
公式サイトによると、出願書類は説明会のときに配られます。説明会が開かれたあとは、電話やメールで請求することもできます。
2026年度の初等部の授業見学・学校説明会は、6月13日(土)と9月5日(土)の2回で、どちらも開催済みです。説明会は事前の登録制で、申込フォームから申し込む形でした。授業の公開があるため、お子さま連れでの参加は控えるよう案内されています。
書類の流れについて、公式サイトで分かることと、分からないことを分けておきます。
- 分かること:書類の名前(入学願書と受験票)、配られる場所(説明会)、説明会のあとの請求方法(電話・メール)、検定料は指定期間内に指定口座へ振り込むこと
- 分からないこと:書類の出し方(郵送か、窓口へ持参か)、Web出願があるかどうか、合格発表や入学手続きの日程
書類の出し方は、入試要項のページには書かれていません。書類と一緒に配られる案内を、よく読んでください。また、説明会への参加が出願の条件かどうかも、公式サイトには書かれていません。ただ、書類が配られるのは説明会の場なので、学校を知るためにも、説明会に足を運んでおくと安心です。
【ぐんま国際アカデミー初等部】願書の記入欄と、書く前の心がまえ
願書の記入欄は、公式サイトでは確認できませんでした。願書の様式や記入例も、公式サイトにはのっていません。そのため、この記事では欄の名前を推測で書くことはしません。
それでも、書類を受け取ってから考え始めると、受付期間はあっという間に過ぎてしまいます。2027年度の受付期間は、9月15日から9月30日17時まででした。書類が手元に届く前から、次のようなことを家庭で話し合っておくと、どんな欄が来てもあわてずにすみます。
- 英語で教科を学ぶ学校を選んだ理由
- お子さまの性格や、最近成長したと感じる場面
- 家庭で大切にしていること(生活のリズム、本や会話の時間など)
- 入学後、家庭でどのように支えていくか
また、通学についての決まりも確かめておきましょう。公式サイトの通学のページには、在学中は学校までおおむね1時間で通える地域に、保護者と同居して通学することが基本だと書かれています。住まいや送り迎えの計画は、願書を書く前に家族で整理しておきたい点です。
【ぐんま国際アカデミー初等部】まず学校の教育方針を読みとく
願書にどんな欄があっても、土台になるのは「学校の考え」と「家庭の考え」の重なりです。まずは公式サイトの言葉を読み、学校が何を大切にしているかをつかみましょう。
公式サイトの教育理念のページでは、国際社会の中でリーダーとして必要な能力と知識をそなえた「国際人の育成」をめざすことが示されています。あわせて、日本人としての意識(アイデンティティー)を確立することや、世界の多様な文化を理解することにも力を注ぐと書かれています。校訓は「知性」「創造」「品格」の3つです。
英語イマージョン教育については、公式サイトに次の一文があります。
「英語を学ぶことが目的ではなく、英語で学ぶことで知識、概念を習得します。」
つまり、英語は目的ではなく、学ぶための道具という考え方です。さらに、初等部の教科のページには「本校では、英語だけでなく国語学習も教育の柱になっています。」とあります。日本語で筋道を立てて考え、伝える力も大事にしている学校だと読みとれます。
ここから、願書を考えるときの手がかりは次の3つにまとめられます。
- 英語の力そのものより、「英語で学ぶ」ことへの家庭の考え
- 日本語の土台と、日本人としての意識をどう育てるか
- 多様な文化や先生を受け入れる、やわらかさや好奇心
【ぐんま国際アカデミー初等部】家庭の方針と学校の方針を重ねる準備
次は、家庭の側の言葉を集めます。おすすめは、次の3つの手順です。
1つ目は、お子さまの「いま」を具体的に書き出すことです。何に夢中になるか、初めての人や場所にどう向き合うか。小さな場面で十分です。
2つ目は、家庭で続けていることを書き出すことです。毎晩の読み聞かせ、食卓での会話、外国の絵本や歌にふれる時間など、ふだんの習慣が材料になります。
3つ目は、1つ目と2つ目を、学校の教育方針と線で結ぶことです。「英語で学ぶ」「国語も柱」「多様な文化を理解する」といった学校の考えのどこに、家庭の毎日がつながっているかを言葉にします。
ここでは、イメージをつかむための短い文を2つあげます。どちらも一般的な例で、この学校の願書の正解ではありません。
一般的な例1:「わが家では、毎晩の読み聞かせを日本語と英語の両方で続けてきました。ことばの違いを楽しむ姿を見て、英語で学ぶ環境で考える力を伸ばしてほしいと考えました。」
一般的な例2:「初めての場所でも、自分から周りの人に声をかける子です。いろいろな国の先生や友だちと学ぶ中で、相手を受け入れる心を育ててほしいと願っています。」
大切なのは、きれいな言葉より、ご家庭の実際の場面が見えることです。ご夫婦で書いたものを読み合わせ、言っていることがそろっているかも確かめてください。書き方に迷うときは、願書作成サポートで一緒に整理することもできます。
【ぐんま国際アカデミー初等部】よくある疑問
Q. 英語ができないと、願書で不利になりますか。
公式サイトの「よくある質問」では、入学するときに英語ができなくてはいけないかという問いに対し、英語力よりも、ことばや文化のちがい、さまざまな国の先生を受け入れるやわらかさや、新しいことへの興味をもてる感性を育てておくことが大切だと答えています。選考で何が見られるかは公式サイトでは確認できませんが、学校が入学前に大切だと示している点なので、家庭でどんな体験を重ねてきたかを振り返る手がかりになります。
Q. 親が英語を話せないのですが、大丈夫でしょうか。
公式サイトには、日本人教員が通訳をするので、必ずしも保護者に英語力が必要というわけではない、と書かれています。家庭では、お子さまが自分でリズムをつくって家庭学習ができるよう、音読の確認やサインなどで導いてほしい、とも書かれています。願書でも、英語力より、こうした支え方を具体的に考えておくと安心です。
Q. プレスクールに通っていると、出願で何か変わりますか。
公式サイトには、初等部への入学を希望するプレスクール生も、ほかの志願者と同じように初等部の入学試験があると書かれています。出願の手続きに特別な扱いがあるという記載は、公式サイトでは確認できませんでした。
Q. 写真の貼り方や、字の書き方の決まりはありますか。
写真や記入方法の指示は、公式サイトでは確認できませんでした。配られる書類の案内にしたがってください。一般的には、下書きをしてから清書する、黒のペンで丁寧に書く、提出前にコピーをとっておく、といった基本を守ると安心です。迷うことがあれば、個別相談でもお話をうかがいます。
【ぐんま国際アカデミー初等部】願書のエピソードと教育方針のまとめ方(筆者の教材より)
筆者の教材『願書作成の教科書』では、願書で見られている点を、家族での過ごし方、教育方針、受験への姿勢、お父様・お母様の熱量、お子さまへの理解の5つとしています。受付期間が短いので、書類を受け取る前にこの5つの材料をそろえておきます。
エピソードの集め方
『エピソード作成マニュアルシート』では、園での様子、習い事、お出かけ、家庭でのお手伝いの4つの場面を振り返り、成長・思いやり・性格の3種類に分けます。メモには「いつの話か」「どんな魅力が伝わるか」を残します。使うのは、面接で深掘りされても答えられ、ご夫婦とお子さまの全員が共有している出来事です。新しいことへの興味や、ちがいを受け入れるやわらかさを大切にする学校です。「集中力がない」は「いろいろなことに好奇心をもてる」、「人見知りしない」は「初めての人にも自分から声をかけられる」のように前向きに言いかえると、学校の考えとつながります。
家庭の教育方針を言葉にする手順
『願書作成土台シート』の手順は、どんな子に育ってほしいか(よくほめたこと・よく叱ったことを書き出すと見えてきます)、そのために取り組んだこと、ふだんの接し方(意見を尊重する、見守るなど)、学校の方針と重なる点、の4段階です。最後の1文では、「知性」「創造」「品格」の校訓や、日本語の土台を大切にする考えのうち、ご家庭の毎日と重なるものを1つ選んで書きます。親の希望だけを並べた文は押しつけに見えるので注意してください。
書くときの小さな注意
紙の願書は、鉛筆で薄く下書きをしてボールペンでなぞり、乾いてから鉛筆を消すと、字がそろいます。消せるボールペンは使わず、空白の欄を残しません。文はですます調にそろえ、伝えたいことは1つか2つにしぼって結論から書きます。
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ぐんま国際アカデミー初等部に合わせた願書を一緒に作りたい方は、願書作成でご相談ください。
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