竹早小の検査の独自性
東京学芸大学附属竹早小学校は、ペーパーテストを行いません。代わりに、行動観察・親子活動・面接を通して、子どもの姿と家庭の関わりを総合的に評価します。知識量よりも、子ども本来の姿と親子の関係性が見られる選考です。
第2次選抜の流れ
第2次選抜は、前半が指示行動・行動観察系の課題、後半が面接と親子課題という構成です。入室後は、親子それぞれが別々のブースで簡単な面接を受ける形がとられます。
親子活動で見られること
親子課題では、普段どおりの親子の関わり方が見られます。親が先回りしすぎず、子どもの主体性を尊重しながら一緒に取り組めるかがポイントです。日常の遊びや会話の積み重ねがそのまま表れます。
対策の考え方
ペーパー対策よりも、生活習慣・指示理解・親子の自然なコミュニケーションを整えることが中心です。「正解を教え込む」のではなく、子どもが自分で考え行動できる環境づくりを意識しましょう。
まとめ
東京学芸大学附属竹早小学校はペーパーを課さず、行動観察・親子活動・面接で総合評価する独自の選考です。日常の親子の関わりと生活習慣を整えることが最良の対策になります。最新の検査内容は公式でご確認ください。
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Q. ペーパーテストはありますか?
A. ありません。行動観察・親子活動・面接で総合的に評価されます。
Q. 親子課題では何を見られますか?
A. 普段どおりの親子の関わり方です。子どもの主体性を尊重できるかが見られます。
Q. どんな対策が必要ですか?
A. 生活習慣・指示理解・親子の自然なコミュニケーションを整えることが中心です。
検査の内容と対策
東京学芸大学附属竹早小学校の検査は、親子で取り組む課題や行動観察、運動、口頭試問などで構成されます。ペーパー中心ではなく、親子のやりとり、指示を聞いて動く力、友だちとの関わり方など、生活の中で育つ力が見られるのが特徴です。
親子課題への向き合い方
親子での遊びや製作といった課題では、日ごろの親子関係がそのまま表れます。特別な練習より、普段から一緒に遊び、子どもの気持ちに寄り添い、楽しく関わることが最良の準備です。親が先回りしすぎず、子どもの主体性を大切にしましょう。
行動観察・運動の準備
行動観察は、初めての子と関わる経験や順番を守る練習を。運動はケンケン・スキップ・模倣体操など基本動作に親しんでおくと安心です。指示をよく聞く姿勢を、遊びの中で育てましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
親子で楽しむ準備
竹早の検査は、親子で協力する課題が印象的です。日ごろから一緒に工作や遊びを楽しみ、子どもの発想を認め、待つ姿勢を大切にしましょう。「上手にやらせる」より「一緒に楽しむ」ことが、そのまま最良の準備になります。
よくある質問
Q.どんな課題が出ますか?年度で異なりますが、親子での製作や遊び、指示行動などが中心です。Q.口頭試問では何を聞かれる?名前や好きなこと、身近な事柄など。自分の言葉で答えられるよう、会話を大切にしましょう。
【東京学芸大学附属竹早小学校】公式サイトに示されている2027年度の選抜日程
東京学芸大学附属竹早小学校の公式サイトには、2027年4月入学児童の募集について、次の日程が示されています。
- 募集要項のWeb購入:2026年9月11日から9月30日まで
- 第1次選抜のWeb出願:2026年9月24日から9月30日まで
- 第1次選抜(抽選):2026年10月17日
- 第2次選抜の出願:2026年10月17日から10月29日まで
- 第2次選抜の調査:11月25日(男児)、11月26日(女児)
- 合格発表:2026年11月27日
- 第3次選抜(抽選):2026年11月28日
まず押さえておきたいのは、選抜が3段階に分かれていることです。第1次選抜と第3次選抜が抽選で、その間に挟まれた第2次選抜が調査にあたります。
そして、第2次選抜の調査は男児と女児で日が分かれています。男児が11月25日、女児が11月26日です。日程を取り違えないようご注意ください。
【東京学芸大学附属竹早小学校】募集人員と応募資格
公式サイトによると、2027年4月入学の募集人員は男児・女児それぞれ20名程度とされています。合わせて40名程度という規模です。
応募資格として示されているのは次の点です。
- 2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれた者であること
- 東京都23区内に保護者とともに居住し、入学から卒業までこの地域内に保護者とともに居住する者であること
さらに公式サイトには、受験のための一時的な住所の変更(寄留等)は一切認めないという趣旨が明記されています。ここは非常にはっきりと書かれている部分ですので、住所の扱いについて曖昧なまま出願することのないようご注意ください。
なお、検定料の額については、公式サイトの児童募集のページでは確認できませんでした。募集要項はWeb購入という形で2026年9月11日から頒布されますので、費用の詳細は募集要項でご確認ください。
【東京学芸大学附属竹早小学校】学校が育てたい子ども像
調査の中身を細かく想像するより、学校が何を大切にしているかを知るほうが確かな準備になります。公式サイトには次のように示されています。
校訓は「誠」で、創立当初から続いているものです。学校教育目標は「自ら学び、ともに手をとり合い、生活を切り拓く子の育成」とされています。
そして、目標とする児童像として次の4つが挙げられています。
- 明るく元気に取り組む子
- よく考え工夫して学ぶ子
- いつくしみ合い仲よく助け合う子
- よい生き方を求め続ける子
また、この学校には「自己実現活動」という新設の教科が置かれています。公式サイトでは、子ども自ら課題や問題を見つけ、それを解決していく過程を重視した、教科横断的・総合的で探求的な学習活動と説明されています。
自分で見つけて、自分で進める。そして人と手をとり合う。ここに向かう学校だとわかれば、家庭での過ごし方も見えてきます。指示を待つのではなく、自分でやってみる経験を日々のなかで増やしておくことが、いちばんの土台になります。
【東京学芸大学附属竹早小学校】調査の詳しい中身は募集要項で
第2次選抜の調査で具体的に何が行われるのかについては、公式サイトの児童募集のページでは確認できませんでした。募集要項はWeb購入という形で2026年9月11日から9月30日まで頒布されますので、内容はそちらでご確認ください。
受験情報サイトや過去の受験ガイドには、この学校の調査についてさまざまな記述があります。しかし国立の附属小学校では、選抜の方法が年度によって見直されることがあります。その年度の募集要項に書かれている内容が、すべてに優先します。
日程の組み立てを見ておきましょう。募集要項の購入が9月11日から、第1次選抜のWeb出願が9月24日から9月30日まで、第1次の抽選が10月17日です。ここを通過すると第2次選抜の出願が10月17日から10月29日まで、調査が11月25日(男児)と11月26日(女児)、合格発表が11月27日、そして第3次の抽選が11月28日という流れになります。
出願が第1次と第2次で分かれている点にご注意ください。第1次の抽選を通ったあとに、あらためて第2次選抜の出願手続きが必要になります。手続きの期限を逃さないよう、日程を早めに書き出しておくことをおすすめします。
【東京学芸大学附属竹早小学校】第2次選抜では実際にどんな課題が出ているか
竹早小はペーパーを課さないと聞くと、では何をするのかがかえって見えにくくなります。学校は調査の内容を公表していませんが、受験を終えたご家庭を通じて伝えられている範囲では、次のような形の課題が続いています。年度によって細部は変わりますので、こういう性質の場面が用意されるという前提で読んでください。
親子で一緒に遊ぶ時間そのものが課題になります
竹早小の調査でいちばん知られているのが、親子で一緒に過ごす時間が設けられるという点です。折り紙、積み木、ままごとの道具、簡単なゲームなど、園でも家庭でも見かける道具が用意され、その中から選んで一緒に遊ぶ形になります。何をつくるのかを細かく指定されるわけではなく、選ぶところから親子にゆだねられるのが特徴です。年によっては、絵が決まりに沿って並んだカードの空いているところにどんな絵が入るかを、保護者と相談してから答える形の親子課題も伝えられています。男子と女子で内容は異なりますが、頭を悩ませるような難しさはなく、相談しながら答えを出す様子そのものが見られています。
課題として与えられるものが決まっていないため、対策として練習できることはほとんどありません。かえって表れやすいのが、ふだんの関わり方のほうです。子どもが選ぶ前に親が決めてしまう、うまくいかない場面で親が手を出して仕上げてしまう、時間を気にして子どもをせかす。こうした動きは、短い時間でもはっきり見えてしまいます。
時間は長く取られていませんので、遊び終わったあとの片づけまでが場面のうちだと考えておくと安心です。家庭で遊ぶときに、出す・遊ぶ・片づけるをひとまとまりとして繰り返しておくことが、そのまま準備になります。
子どもだけの活動では、聞いて動く場面が用意されます
保護者と離れて、同じ年ごろの子どもたちと一緒に活動する場面も設けられています。先生の話を聞いてそのとおりに体を動かす課題、絵本や紙芝居を聞いたあとで簡単なやりとりをする場面、数人で一つの遊びを進める場面などが伝えられています。
ここで見られているのは、上手にできたかどうかではありません。初めての場所で先生の話を最後まで聞けるか、順番を待てるか、終わったあとに自分で片づけられるか、といった土台の部分です。特別な訓練よりも、公園や習い事のように初対面の子と関わる時間を日常に確保しておくほうが確実です。
伝えられている課題をもう少し具体的に挙げると、15名ほどの集団で運動や自由遊びをする時間があり、そのなかで4〜5人のグループになって、いろいろな形の積み木を使って街を作る課題や、一人ずつ順番に動物の形をしたスポンジをできるだけ高く積み上げ、倒れたら最初からやり直す課題が出ています。運動では平均台やマットが使われています。会場にはブロックや積み木で一人で遊べるコーナーも置かれていますが、ずっとそこにとどまるのは避けたほうがよく、遊具を独り占めしたり、ほかの子と取り合いになったりすると評価を大きく落とします。行動観察から面接、親子活動までを含めて全体で1時間ほどで、保護者面接と志願者面接は同じ時間帯に行われ、終わるとそのまま親子活動に移る流れです。
保護者には記入や面接の時間が別に設けられます
保護者は、子どもとは別のかたちで話をする時間が設けられます。年によっては、その場で用紙に記入する時間が設けられたこともあり、家庭の教育方針や子どもとの関わり方といったテーマについて、限られた時間で自分の考えをまとめることになります。設問が男児と女児で異なっていた年もありました。
事前に清書を用意して持ち込める性質のものではありませんので、準備としては、家庭で大切にしていることを二つか三つにしぼり、それを支える具体的な出来事を思い出しておくことです。書く場面でも話す場面でも、同じ軸から答えられる状態にしておくと、父母のあいだで内容が食い違うことも防げます。
まとめ:受験を考えるご家庭へ
竹早の検査は、親子で一緒に取り組む課題が中心です。「上手にやらせる」ことより、親子で楽しみ、子どもの主体性を尊重する姿勢が大切にされます。日ごろから一緒に遊び、会話を重ね、あいさつ・話を聞く姿勢・自立を育てておくことが、そのまま最良の準備になります。飾らない親子の関係を大切に、自然体で臨みましょう。
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