千葉日本大学第一小学校って、どんな教育なんですか?
千葉日本大学第一小学校(千葉県船橋市)の教育の特色が気になる方へ。校訓「真・健・和」やふれあい活動、一貫教育について、お受験指導のプロが整理します。
校訓は「真」「健」「和」
千葉日本大学第一小学校は、「真(まっすぐに)」「和(なごやかに)」を校訓に掲げています。真心を持って正しく行動する心と、人と仲良く協力し合う心を育てることを大切にしています。
日本大学の「自主創造」の精神にもつながる教育です。素直でまっすぐな心と、あたたかな協調性を育てることが目指されています。
学力だけでなく、人としての土台をしっかり育てるのが、千葉日本大学第一小学校の教育の特徴です。
しつけ・道徳・体力づくりを重視
千葉日本大学第一小学校では、あいさつや礼儀といった基本的な生活習慣のしつけ、道徳教育、そして体力の増進に力を入れています。
「国際人としてのしつけ・道徳の充実」「体力の増進」を教育方針に掲げ、心身ともに健やかな子どもを育てることを目指しています。
生活習慣や道徳を大切にする教育は、子どもの人間性の土台を育てます。落ち着いた校風が魅力です。
通学方面別の「ふれあい活動」
千葉日本大学第一小学校の特色のひとつが、通学方面ごとに児童が集まる「ふれあい活動(くらぶ)」です。上級生が下級生を思いやり、学年を超えて交流します。
異なる年齢の子どもたちが関わり合うなかで、思いやりや協調性が育まれます。学年を超えたつながりが、子どもの成長を支えます。
通学方面別の活動は、通学の安全にもつながります。上級生が下級生を見守る、あたたかい仕組みです。
日本大学までつながる一貫教育
千葉日本大学第一小学校は、系列の中学・高校、そして日本大学へとつながる環境にあります。長い見通しのなかで、じっくりと学べます。
目先の受験にとらわれず、学力と人間性をバランスよく育てられるのが、一貫教育の魅力です。落ち着いて成長を見守れます。
大学まで見据えた学びの環境が、子どもの将来の可能性を広げます。
家庭で意識しておきたいこと
あいさつや思いやり、体を動かす習慣など、生活の基本を家庭でも大切に育てましょう。学校の「真・健・和」の教育に共感できるかが、家庭選びの軸になります。
しつけや道徳、体力づくりを重視する教育に魅力を感じる家庭には、千葉日本大学第一小学校はぴったりです。
教育方針や学校の雰囲気は、説明会で実際に確かめておくと安心です。子どもに合った環境かどうかを、じっくり見極めましょう。
千葉日本大学第一小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【千葉日本大学第一小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
公式サイトが示している教育課程と、基礎学力の育て方
千葉日本大学第一小学校の公式サイトには「基礎学力の育成」というページがあり、学習の柱が3つに整理されています。1つめが基礎学力の定着、2つめが応用力の育成、3つめが家庭学習の習慣づけです。
基礎学力の定着では、学期ごとに同校独自の「漢字書き取り・計算大会」が行われます。あわせて漢字検定、数学検定、英語検定に挑戦し、タブレットドリルも活用されています。年間行事のページを見ると、7月・12月・3月に漢字・計算大会、11月と2月に数学検定、1月に漢字検定と英語検定、2月に1〜3年生の英検Jr.が置かれており、1年のなかに繰り返し確認の機会が組まれていることが分かります。
応用力の育成では、内部進学に対応するための業者テストが実施され、教科書以上の内容のテキストが使われます。体験学習や修学旅行の事前事後の学習を通して、教科をまたいだ考え方を養うことも挙げられています。
3つめの家庭学習は「自学」と呼ばれています。課題を与えられて解くのではなく、自分で課題を設定して学ぶ習慣を育てるという考え方で、低学年用と高学年用のデジタルブックが公式サイトで公開されています。さらにQ&Aでは、4年生以上を対象に授業の復習や英語検定合格をめざす「ステップアップタイム」という補習の時間があると説明されています。
専科制と、日本大学の学部につながる学び
授業の面で特徴的なのが専科制です。公式サイトによると、英語・理科・音楽・図工の4教科を専門の教員が担当し、図書館では専任の司書が読書の指導にあたっています。
英語は1年生から外国人教員と日本人教員が授業を行い、低学年は歌やゲーム、2年生からアルファベットとフォニックス、高学年では文章づくりやディベート、英語劇へと進みます。授業時数はQ&Aに具体的に示されていて、1・2年生は週2回で1回20分、3・4年生は週2時間、5・6年生は週3時間です。そして「卒業までに全員の英検5級取得を目指す」と明記されています。
理科は3年生から始まります。実験や観察を自分たちの手で行うことに重点が置かれ、日本大学の複数の学部と連携したSTEAM教育が組まれています。音楽ではマンツーマンの指導や「さくら音楽集会」での学年別の練習があり、図工ではリサイクル素材を使った創作から多くの作品がコンクールに入選しています。読書は図書館司書による週1回の授業で、ビブリオバトルやPOP作成といった活動が行われています。
そして同校ならではの学びが、日本大学の学部と直接つながる体験です。4年生は薬学部の薬草園で約千種類の植物を観察し、3年生は理工学部で物の流れを、5年生は音響実験室やプラズマの実験を、6年生は色と光を学びます。5年生は生産工学部でデザインの学習を、6年生は松戸歯学部で口腔に関する授業を受けます。小学生のうちに大学の設備で本物に触れられるのは、総合学園ならではの環境です。
教育についてよくある質問
ICTの環境はどうなっていますか
公式サイトのICT教育のページによると、以前はメディアルームにあるパソコン40台を共有して使っていましたが、現在は1人1台のiPadが使える環境になっています。2020年5月からオンライン授業を実施してきた経験をふまえた整備で、デジタル教科書やAIドリル、スライドも活用されています。
宿泊をともなう体験学習はありますか
あります。公式サイトの体験学習のページによると、3年生は手賀の丘少年自然の家で1泊2日、4年生は鴨川・南房総で2泊3日、5年生は新潟県十日町市での雪国体験に2泊3日、6年生は長崎で2泊3日の「歴史をめぐる異文化体験」に出かけます。1年生はふなばしアンデルセン公園、2年生は佐倉草ぶえの丘での校外学習が組まれています。学年が上がるにつれて宿泊数と行き先の距離が伸びていく設計です。
異年齢の交流はありますか
「さくら活動」があります。同じ方面から通学する児童で「さくら班」を編成し、毎週水曜日の「さくらタイム」に班で決めた遊びを行います。ほかに「なかよし登校」「なかよし下校」、班長が読み聞かせをする「さくら読書」、一緒に食べる「さくら昼食」があり、年に一度の「校外さくら活動」では児童が自分たちで計画を立ててディズニーランドへ出かけます。
補習や個別の支援はありますか
公式サイトのQ&Aには「ステップアップタイム」が挙げられており、4年生以上を対象に、授業の復習や英語検定合格をめざした補習の時間だと説明されています。低学年については、学年別の目標として基礎的・基本的な内容を確実に定着させることが掲げられており、国語では漢字と言葉の習得、算数では具体物を使った理解と反復練習に重点が置かれています。
受験対策として家庭でできることは何ですか
同校が公式サイトで大切だとしているのは、あいさつ、5分前行動、整理整頓、そして自ら課題を見つけて学ぶ「自学」です。入試の考査そのものはペーパーテスト・行動観察・運動テスト・親子面接ですが、その土台にあるのはこうした毎日の習慣です。生活のリズムを整えることが、そのまま学校の教育方針との相性の良さにつながります。なお、ここに書いた内容は加筆時点(2026年8月)に公式サイトで確認できたものです。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
教育の考え方が行事としてどう形になっているかは、【千葉日本大学第一小学校】年間行事の記事でご確認いただけます。
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