千葉大附属小学校の教育の特色は何ですか?
千葉大学教育学部附属小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
自分で考える力を育てる
千葉大附属小学校は、「自分の頭ですじみち立てて考えることができるひと」を育てることを目標に掲げています。自ら考える力を大切にした教育が行われています。
正解を教わるだけでなく、筋道を立てて考える経験を重ねることで、深く学ぶ姿勢が育まれます。学ぶ楽しさを実感できる学びです。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、考える力と学ぶ意欲を育てる教育が学校全体に根づいています。
大学附属校としての教育
千葉大附属小学校は、千葉大学教育学部の附属校です。教育の研究や教員養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
研究と実践の学び
附属校として、千葉大附属小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
歴史と環境
千葉大附属小学校は、1872年創立という長い歴史を持つ伝統ある学校です。千葉大学のキャンパスに近い落ち着いた環境で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。給食も提供されています。
約645名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
公式が掲げる学校の使命と教育環境
千葉大学教育学部附属小学校の教育を理解するうえで、いちばん確かな手がかりは学校自身が公式サイトに掲げている言葉です。学校概要のページには、学校教育目標と学校の使命が具体的に示されています。
4つの使命が学校の性格を決めています
公式サイトによると、学校教育目標は「自ら学び、豊かな心でともに歩み、未来を切り拓いていく子を育てる」です。そのうえで学校の使命として、教育理論の実践的・実証的研究、教育実習生の指導機関、地域の教育研究への貢献、海外帰国児童教育の4つが挙げられています。研究の成果を発信し、教育実習生を受け入れ、公開研究会や研究紀要で地域に還元し、帰国児童の教育にあたる。国立大学の附属校ならではの役割が、そのまま日々の教育の枠組みになっています。
教育実習は段階を踏んで受け入れられます
公式サイトでは、教育実習生の受け入れがスタートアップ実習からコア実習、フォローアップ実習へと段階的に行われると説明されています。年間を通して大学生が教室に入る環境であり、子どもたちにとっては担任以外の大人と関わる機会が多い学校だといえます。
研究会と教科等部会の活動
公式サイトの研究・研修のページでは、公開研究会の案内が毎年掲載されており、令和7年度の公開研究会についても2次案内が出されています。あわせて、体育・保健部、帰国部、音楽科部会といった教科等部会のブログや、生活総合ESD研究部・国語研究部などの職員研究が紹介されています。ユネスコスクールに関わる活動や「未来の先生フォーラム」での発表実績も記載されており、研究校としての活動が日常的に続いていることが分かります。
学級編制と学習環境
学級編制は、平成21年度以降、全学年が40名の3学級です。施設は中央校舎、北校舎、帰国校舎、体育館、プール、メディアセンターと紹介されており、中央校舎の耐震改修は平成20年3月、北校舎の改修は平成18年3月に完了しています。情報環境については、平成28年3月に校内無線LANが整備され、令和3年4月には全児童に1人1台のPC端末の配備が完了しました。
学年ごとの学びの様子
公式サイトの学年のページでは、実際の授業や活動が写真つきで紹介されています。1年生のさつまいも収穫やクラス会議で困っていることを解決する取り組み、2年生の朝顔の種の継承式や野菜の苗を英語で注文する活動、3年生の6年生へのインタビューや植物の成長観察、4年生の自衛隊とともに行う防災体験学習、5年生の宿泊学習と調理実習、6年生の修学旅行などが挙がっています。教科書をなぞるだけでなく、体験と対話を軸に組み立てられている様子がうかがえます。
帰国児童学級という特色
学年のページには帰国学級が独立して置かれ、多言語で生き方を考える学習、房総太巻き寿司作り、JICA東京の国際協力出前授業といった活動が紹介されています。海外帰国児童教育が学校の使命の一つに掲げられていることが、実際の学級と活動として形になっている例です。
教育の中身についてよくある質問
研究校だと授業が実験的になりませんか
公式サイトでは、創造的思考と反省的省察にもとづく実践の成果を発信することが使命として掲げられています。研究のための授業というより、日々の授業の質を検証しながら高め、その成果を外に出していく姿勢です。公開研究会や研究紀要という形で外部の目にさらされ続ける環境である点は、他の学校にはない特徴といえます。
教育実習生が多いと学習に影響はありませんか
教育実習生の指導は学校の使命の一つであり、スタートアップ実習からフォローアップ実習まで段階を踏む形が公式サイトで説明されています。実習を前提に組み立てられている学校ですので、受け入れの体制そのものが教育活動の一部だとお考えください。
縦割りの活動はありますか
あります。公式サイトの附属小ニュースでは、縦割り遊び、1年生歓迎集会、幼小七夕集会、全校集会、通学グループ集会、6年生を送る会などが紹介されています。クラブ活動や避難訓練、交通安全教室、子どもへの暴力防止プログラム(CAP)の実施も報告されています。
歴史の長い学校ですか
公式サイトの沿革によると、創立は明治7年5月15日で、千葉師範学校として始まりました。この日が創立記念日です。昭和41年4月18日には附属第一小学校と附属第二小学校が統合され、昭和48年5月22日に附属養護学校が分離独立、平成16年4月には国立大学法人化にともなう組織改編が行われています。150年を超える歴史のなかで統合や改編を経てきた学校です。
どんな家庭に合いますか
公表されている条件から考えると、まず千葉市全域に生活の拠点があり、徒歩または公共交通機関で60分以内に通えることが前提になります。自家用車での送迎はできません。そのうえで、研究と教育実習を使命とする学校の性格を理解し、公開研究会や授業参観に足を運ぶことを負担ではなく面白さとして受け止められるご家庭であれば、6年間の相性はよいはずです。
入学の条件はどうなっていますか
令和8年度(2026年4月入学)の一般入学の公示では、募集人員は男子14名程度・女子14名程度で、附属幼稚園からの内部進学者は含まないとされています。出願資格は平成31年4月2日から令和2年4月1日までに生まれた子どもで、千葉市全域に生活の拠点があり、出願の時点で保護者と同居していることです。寄留は認められません。選考は令和7年11月27日に「入学希望児発育総合調査・保護者面接」として行われ、結果は12月1日に発表されました。教育の中身に惹かれた場合でも、まずこの条件を満たせるかどうかから確認してください。
こんな家庭におすすめ
千葉大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自分で考える力や学ぶ意欲を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
千葉大学教育学部附属小学校の受験情報は「千葉大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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