千葉大附属小学校ってどんな学校ですか?
千葉大学教育学部附属小学校は、千葉市稲毛区にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
千葉大附属小学校の歩み
千葉大附属小学校は、1872年に創立された非常に歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は明治初期の師範学校にさかのぼり、後に千葉大学教育学部の附属校となりました。伝統に支えられた学校です。
教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
考える力を育てる校風
千葉大附属小学校の校風は、「自分の頭ですじみち立てて考える」子どもを育てることにあります。自ら考える力を大切にしています。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自分で考え、行動する力が育まれます。
落ち着いた環境の中で、子どもたちはのびのびと自分らしく学んでいます。伝統と研究の学びが調和しています。
大学附属校としての環境
千葉大附属小学校は、千葉大学教育学部の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約645名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
千葉大附属小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選など、私立小学校にはない仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
公式サイトで確認できる基本データ
学校の雰囲気は人によって受け取り方が変わりますが、基本データは誰が見ても同じです。2026年8月時点で千葉大学教育学部附属小学校の公式サイトから確認できる事実を並べておきます。
- 所在地は千葉市稲毛区弥生町1-33、千葉大学西千葉キャンパス内(電話 043-290-2462)
- 創立は明治7年5月15日。千葉師範学校として始まり、この日が創立記念日
- 昭和41年4月18日に附属第一小学校と附属第二小学校が統合。昭和48年5月22日に附属養護学校が分離独立。平成16年4月に国立大学法人化にともなう組織改編
- 学級編制は平成21年度以降、全学年が40名の3学級
- 校舎は中央校舎・北校舎・帰国校舎の3棟。体育館、プール、メディアセンターを備える
- 平成28年3月に校内無線LANを整備。令和3年4月に全児童1人1台のPC端末の配備が完了
- アクセスはJR西千葉駅から西千葉キャンパス南門まで徒歩約2分、京成みどり台駅から正門まで徒歩約7分
学校が自ら掲げている4つの使命
公式サイトの学校概要には、学校教育目標として「自ら学び、豊かな心でともに歩み、未来を切り拓いていく子を育てる」が掲げられています。そのうえで、学校の使命として次の4つが示されています。教育理論の実践的・実証的研究を行い、創造的思考と反省的省察にもとづく実践の成果を発信すること。教育実習生の指導機関として、スタートアップ実習からコア実習、フォローアップ実習まで段階的な実習を実施すること。公開研究会や研究紀要の発行、他校への講師派遣を通じて地域の教育研究に貢献すること。そして海外帰国児童の適応指導と、一人ひとりの特性を伸ばすこと。この4つが、日々の授業や行事の背景にあります。
研究校としての日常
公式サイトの研究・研修のページでは、公開研究会の案内が毎年掲載されており、令和7年度についても2次案内が出されています。教科等部会のブログでは、体育・保健部、帰国部、音楽科部会などの活動が報告され、帰国部では多文化共生社会をテーマにした学習や留学生との交流が紹介されています。生活総合ESD研究部や国語研究部といった職員研究、ユネスコスクールに関わる活動、「未来の先生フォーラム」での発表実績も掲載されています。授業を外に公開し、成果を発信し続けることが日常になっている学校です。
帰国学級があるという特徴
学年のページには1年生から6年生と並んで帰国学級が置かれ、多言語で生き方を考える学習、房総太巻き寿司作り、JICA東京の国際協力出前授業などが紹介されています。海外帰国児童教育が使命の一つに掲げられていることが、学級と活動として形になっています。帰国児童の募集も一般入学とは別に公示され、令和8年度は2026年2月2日、令和7年度は2025年2月3日でした。
学校選びの前に確かめたいこと
誰が通える学校ですか
令和8年度(2026年4月入学)の一般入学の公示によると、出願資格は平成31年4月2日から令和2年4月1日までに生まれた子どもで、千葉市全域に生活の拠点があり、出願の時点で保護者とすでに同居していることです。寄留は認められません。さらに、自宅から徒歩または公共交通機関を利用して60分以内に通えることが条件とされています。千葉市外にお住まいの場合は、そもそも出願できません。
入学の枠はどのくらいですか
令和8年度の募集人員は男子児童14名程度、女子児童14名程度です。この人数には附属幼稚園からの内部進学者は含まれません。1学年120名規模の学校で、外部から新しく入る枠は28名程度という構成になります。
車での送り迎えはできますか
できません。公示に「自家用車による千葉大学構内及び本校への乗り入れは一切できません」と明記されています。6年間、徒歩と公共交通機関だけで通うことになりますので、天候の悪い日や体調のすぐれない日をどう乗り切るかも含めて考えておく必要があります。
どんな家庭に向いていますか
公表されている条件を並べると、千葉市内に住み、公共交通機関で60分以内に通え、11月末の平日に保護者が学校へ出向ける家庭が前提になります。そのうえで、研究と教育実習を使命に掲げる学校ですから、教室に大学生が入ることや、授業が外部に公開されることを前向きに受け止められるかどうかが大きな分かれ目です。体験と対話を重ねながら自分で考える子を育てたいと考えるご家庭には、環境として合いやすいはずです。
選考はどのように行われますか
令和8年度は、令和7年11月27日(木)の午前8時30分から午後1時ごろまでに「入学希望児発育総合調査・保護者面接」を実施し、12月1日(月)の午前9時から午後1時までに選考番号を掲示・掲載して入学予定児童を決定すると公示されました。検定料の金額や抽選の有無についての記載は、この公示には見当たりません。
子どもたちはどんな1年を過ごしていますか
公式サイトの学年のページと附属小ニュースを見ると、活動の様子が具体的に分かります。1年生はさつまいもの収穫やハロウィンレッスン、クラス会議で困っていることを解決する取り組み。2年生は朝顔の種の継承式や、野菜の苗を英語で注文する活動。3年生は6年生へのインタビューや植物の成長観察。4年生は自衛隊とともに行う防災体験学習や理科実験。5年生は宿泊学習と調理実習、6年生は修学旅行が主な行事です。全校では、1年生歓迎集会、縦割り遊び、幼小七夕集会、運動会サミット、通学グループ集会、6年生を送る会などが行われ、避難訓練、交通安全教室、子どもへの暴力防止プログラム(CAP)も実施されています。行事の名前を並べるだけでも、学年を越えた関わりと体験を重視していることが伝わってきます。
こんな家庭におすすめ
千葉大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自分で考える力や学ぶ意欲を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
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