カナディアン・インターナショナルスクールに興味があります。
どんなカリキュラムで、入学にはどんなテストや面接があるのでしょうか?学費も知りたいです。
カナディアン・インターナショナルスクール(CIS)は、品川区北品川に本部を置き、カナダの州の認定を受けたカリキュラムで学ぶインターナショナルスクールです。小学部ではIBのPYP(初等教育プログラム)の認定も受けています。
大切なのは、以下の3点です。
・カナダ・プリンスエドワードアイランド州のカリキュラムとIB PYPで学ぶこと
・学年は12月31日時点の年齢で決まり、小学部ではMAPテスト・英語の作文・家族面接があること
・保護者のどちらかに、先生と英語で話せる力が求められること
カナディアン・インターナショナルスクールの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
カナディアン・インターナショナルスクールを受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【カナディアン・インターナショナルスクール】はどんな学校?
カナディアン・インターナショナルスクール(Canadian International School Tokyo、略称CIS)は、幼稚園(Kindergarten)からGrade 12までの一貫したカナダ式の教育を行うインターナショナルスクールです。
公式サイトによると、CISはカナダのプリンスエドワードアイランド(PEI)州政府の認定を受けていて、大西洋側の4つの州で共通に使われているPEIのカリキュラムを、9月から6月の学年で実施しています。あわせて、次の認定も受けています。
- WASC(米国の学校認定機関):Kindergarten〜Grade 12
- IB PYP(国際バカロレア初等教育プログラム):Kindergarten〜Grade 5
授業は英語で行われ、日本の生徒と、さまざまな国から来た生徒が一緒に学んでいると紹介されています。高校の科目は、カナダの多くの大学の入学要件を満たすように組まれています。
キャンパスの場所
本部と幼稚園(Osaki Main Office & Kindergarten)は品川区北品川5-8-20にあり、JR大崎駅の近くです。小学部は中目黒キャンパス(目黒区中目黒1-6-1)にあり、東急線・日比谷線の中目黒駅から歩いて7分と案内されています。中学・高校は大崎のキャンパスです。
幼稚園と小学校でキャンパスが分かれるため、兄弟姉妹で通う場合や、年長から小学1年生に上がるときの送り迎えの動線は、早めに確かめておくと安心です。
インターナショナルスクールを選ぶときの考え方は、インターナショナルスクールの選び方で解説しています。
【カナディアン・インターナショナルスクール】小学部の学び
小学部では、カナダの小学校のカリキュラムをもとに、先生が明確な指針と到達目標を持って授業を進めます。学ぶ教科は次のとおりです。
- 英語(Language Arts)
- 日本語
- 算数
- 理科・社会
- 美術・音楽
- テクノロジー
- 体育・保健
教科ごとに学ぶだけでなく、複数の教科をつなげた単元(統合学習)で学ぶのも特色です。IB PYPの認定校でもあるため、ひとつのテーマについて調べ、考え、発表するような探究型の学びになじみやすい環境といえます。
日本語が教科として用意されている点は、日本で暮らしながら英語で学ぶお子さまにとって心強いところです。一方で、日本の小学校と同じ量の国語を学ぶわけではないため、日本語の読み書きをどこまで育てたいかは、ご家庭で方針を決めておくとよいでしょう。
カナダ式やIBの特色を、ほかのカリキュラムと比べたい方はインターナショナルスクールのカリキュラムの種類をご覧ください。
【カナディアン・インターナショナルスクール】入学の条件
年齢の基準
CISでは、12月31日時点の年齢で学年が決まります。公式サイトの2026-2027年度の表では、Grade 1は2020年1月1日〜12月31日生まれ、Kindergarten 5は2021年生まれ、Kindergarten 4は2022年生まれのお子さまが対象です。日本の学年(4月2日〜翌4月1日生まれ)とは区切りが違うため、早生まれのお子さまは日本の学年とずれる場合があります。
英語力の目安
公式サイトでは、学年ごとに英語力の目安が示されています。
- 幼稚園:流暢でなくてもよいが、英語で学ぼうとする意欲があること。面接で話す英語や、数字・文字・色・形の理解、名前を書けるかを見る
- Grade 1〜5:先生や友だちと英語で意思疎通ができ、学年相当に近いレベルで読めること
ESLの別のコースはなく、お子さまは生まれた年で決まる通常のクラスに入ります。Grade 1〜3では、必要に応じて言語サポートのチームが支えると案内されています。
ご家庭の条件
授業だけでなく保護者との連絡も英語で行われるため、少なくとも保護者のどちらかが、先生や職員と英語で無理なく話せることが求められます。学校からの電子的な連絡をいつでも確認できることも条件です。日本国籍のお子さまの場合は、インターナショナルスクールと日本の小学校の扱いの違いも確認しておきましょう(インターナショナルスクールと私立小学校の違い)。
【カナディアン・インターナショナルスクール】出願と選考の流れ
2026年10月23日時点で、2027年度の募集要項は公式サイトでまだ確かめられません。公式サイトでは、2026-2027年度の入学について特定の出願期間はなく、各学年の空きに応じて1年を通して受け付けていると案内されています。最新は募集要項でご確認ください。
出願の手続き
公式サイトから学年ごとのPDFをダウンロードし、記入した書類を入学担当にメールで送ります。書類は次の4種類です。
- 入学願書(Application for admission)
- 健康記録(Student Health Record)
- 先生による推薦書(Teacher Recommendation)
- 出願料についての書類(Application Fee)
選考の内容
選考の内容は、学年によって次のように分かれています。
- 幼稚園:お子さまとご家族の、管理職との面接
- 小学部以上:MAPテスト(英語・算数)、英語の短い作文、管理職との家族面接
判断にあたっては、年齢に合った学力と英語力、必要に応じた外部での英語や学習のサポート、前の学校からの報告(ふるまい・学力・伸ばしたい点についての推薦)、保護者の英語力が考慮されます。状況によっては、予定より1学年下から始めることを提案される場合もあります。
合格すると、合格通知と登録の案内、請求書がメールと郵送で届きます。登録料を支払った時点で席が確保され、その後に授業料などを支払う流れです。
学校説明会
公式サイトでは、入学を考えているご家庭向けの説明会「CIS School Information Session for Potential Families」が2026年11月3日に予定されていると案内されています。管理職から直接話を聞ける機会なので、申込フォームから早めに予約しておくとよいでしょう。
【カナディアン・インターナショナルスクール】学費(2026-2027年度)
公式サイトに掲載されている2026-2027年度(2026年9月〜2027年6月)の主な学費は、次のとおりです。最新は募集要項でご確認ください。
入学時の費用(1回のみ)
- 登録料:300,000円(返金なし)
- 建物開発費(Grade 1〜12):600,000円
年間の費用
- Grade 1〜5:授業料2,650,000円+建物維持費250,000円
- Kindergarten 4・5:授業料2,350,000円+建物維持費250,000円
年間の費用を2回に分けて支払う場合は、35,000円の手数料がかかります。兄弟姉妹の割引もあり、くわしくは事務局に確認するよう案内されています。退学するときは、1か月前までに届け出が必要です。出願料の金額やバス・給食などの費用は、2026年10月23日時点で公式サイトからは確かめられませんでした。
【カナディアン・インターナショナルスクール】よくある質問
英語がまだ得意でなくても入学できますか?
幼稚園では「流暢でなくても、英語で学ぶ意欲があること」が目安とされています。小学部では学年相当に近い英語力が求められるため、小学1年生からの入学を考える場合は、それまでに英語で話す・読む経験を積んでおくことが大切です。家庭での英語の時間の作り方に迷う方は、家庭学習サポートでもご相談いただけます。
家族面接では何を聞かれますか?
公式サイトに質問の内容は書かれていません。ただ、学校の教育方針を理解しているか、ご家庭の英語でのやりとりに不安がないか、といった点が確かめられる場と考えて、CISを選んだ理由を英語で説明できるように準備しておきましょう。
ほかの学校とも比べたいのですが?
東京にはカリキュラムの違うインターナショナルスクールがたくさんあります。東京のインターナショナルスクール一覧で、場所や特色を比べてみてください。
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