青山学院横浜英和小学校の教育の特色は何ですか?
青山学院横浜英和小学校は、キリスト教主義にもとづく心の教育と、基礎・基本を重視した確かな学力の育成を両立させています。ここでは同校の教育の特色を、はじめての方にもわかりやすく解説します。
キリスト教を土台にした教育
青山学院横浜英和小学校は「心を清め、人に仕えよ」をスクールモットーに掲げています。神様から与えられた一人ひとりの賜物を見つけ、それを生かすことを大切にしています。
毎日の礼拝や聖書の学びを通して、感謝の心や他者を思いやる心を育みます。目に見える成果だけでなく、内面の成長を重んじる教育です。
子どもたちは、かけがえのない存在として愛されていることを実感しながら、自己肯定感を育てていきます。心の土台づくりが学校生活の中心にあります。
確かな学力を育てる
同校は、基礎・基本の学力をしっかり身に付けることを重視しています。日々の授業を通して、読み書き計算などの土台を着実に積み上げていきます。
しっかりとした学習習慣をつけることを目標に、家庭学習との連携も大切にしています。主体的に学ぶ姿勢を養い、確かな学力へとつなげます。
単なる知識の詰め込みではなく、自ら考え学ぶ力を育てることで、系列中学・高校へと続く学びの基盤を築きます。
一人ひとりを大切にする指導
青山学院横浜英和小学校では、1人ひとりを大切にし、個に合った指導を心がけています。子どもの個性や理解度に寄り添った関わりが特色です。
1クラス33名ほどの規模で、教員が児童一人ひとりの様子を丁寧に見守ります。きめ細やかな指導により、子どもが安心して力を伸ばせます。
得意を伸ばし、苦手に寄り添う姿勢が、子どもの学ぶ意欲を支えます。子ども自身が自分らしく成長できる環境が整えられています。
他者や社会とのつながり
学校は、他者を愛し、社会に貢献できる人間を育てることを目標としています。友達との関わりの中で、良いところを認め合う経験を重ねます。
お互いを受け入れ、認め合うことを通して、子どもたちは大きく成長していきます。人とのつながりの中で学ぶことを大切にしています。
奉仕の心を育てる活動を通して、自分のことだけでなく周りや社会に目を向ける姿勢が養われます。思いやりが行動につながる教育です。
資料に示されたスクールモットー
手もとの受験ガイド資料には、青山学院横浜英和小学校の教育方針として、スクールモットー「心を清め、人に仕えよ」が記されています。
このモットーには、神様から与えられている自分の賜物を磨き、それを自分のためでなく隣人に奉仕し、社会に貢献できる、愛に満ちた人間を育むという思いが込められていると資料には説明されています。あわせて、子どもたちの心と体の健やかな成長を見守っている、とも記されています。
言葉の構造に注目してみてください。前半は自分自身に向かい、後半は他者に向かっています。自分を整えることと、人のために動くことが、ひとつのモットーのなかで結ばれている形です。プロテスタント系のキリスト教教育を土台とする学校の姿勢が、この一文によく表れています。
資料から分かる、学びのかたち
教育の中身について、資料の学校からのメッセージには次のような記載があります。
- 横浜市内でありながら、緑に囲まれた小高い丘の上にある
- 授業では基礎・基本の学力を身につけるため、一人ひとりを大切にし、個に合った指導を心がけている
- 小学生のうちにしっかりした学習習慣をつけ、主体的に学ぶ姿勢を養うことを目標にしている
「基礎・基本」と「学習習慣」という2つの言葉が並んでいる点に、この学校の考え方が見えます。先取りや特別な指導ではなく、毎日の積み重ねを大切にするという姿勢です。
ただし、時間割の構成や、英語・ICTといった教科の具体的な取り組み、年間の行事については資料に記載がありません。具体的な教育課程が気になる場合は、説明会でおたずねになるのが確実です。
年表でたどる、140年を超える歩み
資料には沿革が載っています。年を取り出すと次のような流れです。
- 1880年:前身となるブリテン女学校が設立される
- 1900年:横浜英和女学校附属幼年学校に改称
- 1996年:横浜英和小学校に改称
- 2003年:新校舎が完成
- 2020年:創立140周年、青山学院横浜英和小学校に改称
資料には、創立年が1900年、創立者がH・G・ブリテンと記載されています。始まりは1880年のブリテン女学校で、そこから数えて2020年が創立140周年にあたるという書き方です。
校名が変わった年については、公式の沿革で確認を
ここで、ひとつ丁寧にお伝えしておきたいことがあります。
手もとの資料には、小学校が「青山学院横浜英和小学校」に改称したのは2020年と記載されています。それ以前は1996年から「横浜英和小学校」でした。これが資料に書かれている事実です。
一方で、この学校について「2016年に青山学院大学の系属校になった」という説明が世の中には広く流通しています。この2つは食い違っているように見えますが、系属校になった年と、小学校の校名が変わった年は、そもそも別のできごとです。また、中学校・高等学校の改称年と小学校の改称年が同じとは限りません。
そのため、この記事ではどちらか一方を正しいものとして断定いたしません。系属校になった年と、校名が変わった年については、必ず学校の公式の沿革でご確認ください。願書や面接で学校の歩みにふれる場面もありますので、ここは伝聞ではなく一次情報にあたっておかれることを強くおすすめします。
なお、現在の系列校としては、幼稚園に横浜英和幼稚園、中学校・高等学校に青山学院横浜英和中学高等学校があると資料に記載されています。
児童391名・1クラス33名という規模
資料には、児童数391名、1クラス33名、教員数29名(講師8名を含む)と記載されています。全校で391名ですから、1学年およそ65名、2クラスという編成が見えてきます。募集人数が男女66名とされていることとも、ちょうど重なります。
1クラス33名という数字は、公立小学校と比べて特別に少ないわけではありません。ただ、教員29名という数字とあわせて見ると、学年に複数の目が届く体制であることが分かります。「一人ひとりを大切にし、個に合った指導を心がけている」という記載とも矛盾しません。
学年2クラスという規模は、クラス替えの余地が残される大きさでもあります。実際の学級編成やクラス替えの方針については資料に記載がありませんので、説明会でおたずねになるとよいでしょう。
安全対策から見える学校の姿勢
資料には安全対策として、児童の登下校時以外は校門を施錠すること、保護者は「保護者証」を携帯し電子ロックとモニターが付いた通用門から入校すること、保護者以外の来校者は学院正門の警備員室で手続きをして「来校者証」を身につけることが挙げられています。
保護者であっても証明書が必要という運用は、校内にいる大人を常に把握するという考え方の表れです。丘の上の落ち着いた環境と、こうした管理の徹底が両立している学校だといえます。
教育についてよくある質問
キリスト教の信者でないと入れませんか
資料には、入学の条件として信仰を求める記載はありません。礼拝や聖書の授業といった具体的な取り組みについても記載がありませんので、気になる場合は説明会でおたずねください。
土曜日に授業はありますか
資料には土曜授業なしと記載されています。週5日で学校生活が組まれているということです。
放課後の過ごし方はどうなりますか
資料にはアフタースクールがあると記載されています。実施日や利用料金までは分かりませんので、学校にご確認ください。
英語やICTの教育はどうなっていますか
資料には記載がありません。取り組みの内容は説明会や公式の案内でご確認ください。
なお、ここに挙げた内容はすべて資料に基づくものです。教育課程は年度によって見直されることがありますので、最新の内容は学校の募集要項や説明会でご確認ください。
恵まれた環境での学び
横浜市内でありながら、豊かな緑に囲まれた小高い丘の上という立地も、同校の教育を支える大きな要素です。静かで落ち着いた環境が学びを深めます。
自然に触れながら過ごす日々は、子どもの感性を豊かに育てます。四季の移ろいを感じられる環境は、心の教育とも結びついています。
教育の詳しい内容や行事については、学校説明会や公式サイトで確認できます。実際の雰囲気を感じ取る機会をぜひ活用してください。
青山学院横浜英和小学校の受験情報は「青山学院横浜英和小学校まとめ」でまとめて確認できます。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
学校全体の雰囲気からつかみたい方は、どんな学校?校風と歴史をプロが解説をご覧ください。
卒業後の進路については、進学先は?中学以降の道をプロが解説でまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























