雙葉小学校について、詳しく教えていただけますか?
私立小学校受験では、保護者の教育方針や校風への適性を入学審査に含めるケースがあります。
雙葉小学校を目指す家庭にとって、
「親の学歴は関係あるのだろうか?」
「自分の学歴がお受験の足を引っ張るのではないか?」
と気になるのではないでしょうか。
この記事では、雙葉小学校受験と保護者の学歴について解説します。学歴はデリケートな問題であるため、周囲に相談しにくく困っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
大切なのは、以下の3点です。
・合格させるために親の学歴は必要?
・親の学歴を書く欄・伝えることはある?
・親の学歴がないからと諦める前にするべきこと
雙葉小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
雙葉小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【雙葉小学校】合格させるために親の学歴は必要?
雙葉小学校の合格に、親の学歴が直接影響することはありません。
しかし、保護者の人格や価値観を重んじる傾向はあるため、ある程度の教養は必要といえるでしょう。
家族を大切にするカトリックの教えが根付いた雙葉小学校は、立派な学歴があっても家庭を大切にしていない保護者だと合格が難しいです。反対に、誇れる学歴がなくても家族や周囲を大切にする家庭が合格します。
【雙葉小学校】親の学歴を書く欄・伝えることはある?
雙葉小学校を受験するにあたって、学歴を伝える機会があるかを解説します。
願書
入学願書には保護者の学歴を書く欄はありません。
しかし、参考票の保護者氏名・年齢の横に設けられている備考欄に、学歴を記入することは可能です。
雙葉出身など学歴がアピールポイントになる場合は記入した方がいいですし、学歴を書くとマイナスになりそうな場合は記入する必要はありません。
学校側は、きちんと学費の支払いがおこなえるか・育児と仕事の両立について知っておきたいため、学歴を記入しない場合では職業や役職を記入しておきましょう。
面接
雙葉小学校の面接では、保護者の学歴を問われることはありません。
面接では、たとえば以下のような質問をされます。
「最近の家族の思い出はなにか」
「どのような家庭で育ったか」
このように、親子関係と保護者の幼少期の育ちが分かる質問が多いです。
保護者の育ち方や内面に焦点が置かれる可能性はありますが、どの大学で何を専攻したのかなど表面的な経歴を問われる可能性は低いです。
【雙葉小学校】親の学歴がないからと諦める前にするべきこと
雙葉小学校の受験は、親に学歴がないからと諦める必要はありません。
出身大学や偏差値ではなく、何を大切にして生きてきたのかを見つめてみましょう。
- 保護者が幼少期に受けた教育から得られたものはなにか
- 祖父母から学び、子どもにも受け継ぎたいものはなにか
- 保護者が現在、社会や会社において何に尽力しているのか
このようなポイントを通して、保護者が人生で何を大切にし、何を子どもに教育したいと思っているのかを雙葉小学校にアピールできるようにしておいてください。
たとえば、
「母からは、目を合わせて丁寧に挨拶をすることの大切さを教わり、現在も続けている。子どもにも、相手を敬う気持ちを込めて挨拶するよう伝えている」
などです。
決して学歴からは分からない、気品・生活への丁寧さ・育ちのよさ・家族愛がエピソードから伝わるよう、情報を整理しておきましょう。
【雙葉小学校】親の学歴は関係ある?プロが解説まとめ
雙葉小学校は両親の育ちや家庭力を重視する学校です。
医師など高学歴の保護者が多く合格される傾向はありますが、社会貢献を大切にする校風が保護者の教育方針と一致するためであり、学歴を重視して選考しているわけではありません。
表面的な学歴よりも、保護者(とくにお母様)の幼少期の育ちなど家庭の芯の部分が合否に関係します。
学歴については気にしすぎず、ご自身の歴史をひも解いて、ご家庭のよさがアピールできるように準備しましょう。
【雙葉小学校】学校が「優遇しない」と明言していること
親の学歴が気になるとき、まず確かめたいのは、学校自身が何を語っているかです。雙葉小学校の公式サイトのQ&Aには、次の2つがはっきり書かれています。
- 「関係者に卒業生がいるということで、入学試験に優遇されることはありません」
- 「ご家族や本人の宗教は、入学試験に影響ありません」
卒業生の家庭であっても優遇はしない、と学校が明言しているのは、とても大きな意味を持ちます。伝統校では「代々続く家庭が有利では」と語られがちですが、その最たる例である卒業生枠すら否定されているわけです。まして学歴が合否を左右する、という考え方には根拠がありません。
なお、願書にどのような記入欄があるかについては、公式サイトに詳細が掲載されていません。学歴を書く欄があるかどうかも含め、出願書類の様式は募集要項でご確認ください。推測で「こう書けば有利」と考えるより、配られた様式に沿って正確に書くことのほうが、はるかに大切です。
実際に「条件」とされているのは別のこと
学歴について何も条件を設けていない一方で、雙葉小学校がQ&Aで「入学の条件」という言葉を使って示しているものがあります。
- 通学時間は「徒歩を含めて60分以内であることが、入学の条件になります」
- 単身赴任の場合でも、保護者のお一人が同居していることが入学の条件
学歴には触れず、通学と同居についてははっきり条件と書く。この対比に、学校が何を見ているかが表れています。毎日安全に通えること、家庭で子どもを支える人がいること。求められているのは、経歴ではなく生活の実態のほうです。
【雙葉小学校】学歴よりも、家庭と学校が重なっているか
面接は、2027年度入試では2026年11月2日(月)・3日(火)のいずれか指定された日に、保護者2名と本人で行われると入試案内に記載されています。単身赴任などで両親がそろわない場合も、父親のみ、母親のみで受験できるとQ&Aで説明されています。
この場で語られるのは、どこの学校を出たかではなく、どんな家庭かということです。手がかりになるのは、学校が掲げている言葉です。
校訓と教育目標を、自分の言葉に置きかえる
校訓は「徳においては純真に義務においては堅実に」。そして教育目標には、次の3つが掲げられています。
- 祈る心のある子ども(感謝、礼儀、正直さ)
- 思いやりのある子ども(連帯感、協調性、責任感)
- 実行力のある子ども(勇気、誠実性、向上心)
この9つの言葉を並べて、「わが家では、どの場面でこれを大事にしてきたか」を思い出してみてください。ひとつずつに、日常の小さな出来事が結びつくはずです。学歴を語る言葉より、その出来事のほうが、面接では確かな説得力を持ちます。
学校を知る努力は、経歴の代わりになる
公式サイトによると、2027年度入試に向けた小学校説明会は2026年7月17日(金)・18日(土)に開かれ、7月21日(火)から27日(月)には動画配信も行われます。内容は「雙葉小学校について」「カリキュラム・入試情報」「映像による学校生活紹介」「校内見学」と案内されています。さらに2026年8月25日(火)には個別相談会が予定されており、対象は2020年4月2日から2021年4月1日生まれのお子さまの保護者のみ、一家庭につき保護者2名までとされています。
教育の中身も公開されています。国語と算数は1年生から6年生まで学級担任が指導し、社会と理科は3年生から専科教員が担当。音楽、図工、体育、英語、宗教・道徳は全学年で専科教員が受け持ち、5・6年生は週1時間の委員会活動またはクラブ活動に参加するとされています。
これだけの情報が公開されている以上、学校を理解しているかどうかは、経歴ではなく行動で示せます。説明会に足を運び、動画を見て、公開されている資料を読み込む。ご家庭が学校を本気で知ろうとしたかどうかは、面接での言葉の細やかさに必ず表れます。学歴を悔やむ時間があるなら、その時間を学校を知ることに使ってください。
なお、日程・条件は年度によって変わります。最新の情報は雙葉小学校の公式サイトと募集要項でご確認ください。
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