横浜の山手にあるサンモールというインターナショナルスクールが気になっています。小学校受験と迷っているのですが、どんな学校で、入学には何が必要なのでしょうか。
サンモールインターナショナルスクールは、横浜市中区山手町にある、1872年創立のインターナショナルスクールです。2歳半からGrade 12までの男女が通い、モンテッソーリ、IPC、IGCSE、国際バカロレア(IB)という流れで学ぶと、公式サイトに書かれています。出願は一年を通して受けつけています。
大切なのは、以下の3点です。
・幼児はモンテッソーリ、小学部はIPC、高校はIGCSEとIBという学びの流れ
・Grade 1〜8のお子さまの英語力は必須ではないが、保護者の英語力には条件があること
・学費の金額は年度ごとの公式文書で確かめる必要があること
サンモールインターナショナルスクールの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
サンモールインターナショナルスクールを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【サンモールインターナショナルスクール】どんな学校?所在地と歴史
公式サイトは英語で作られており、学校名は Saint Maur International School と書かれています。日本語では、アクセスのページに「学校法人 サンモールインターナショナルスクール」という表記があります。この記事では、この日本語の表記を使います。
所在地は、〒231-8654 神奈川県横浜市中区山手町83番地です。道のりは公式サイトのアクセスのページでご確認ください。
創立は1872年です。公式サイトには、カトリックの学校として創立されたこと、創立のときと同じ丘の上に今も学校があることが書かれています。1973年に日本でインターナショナルのモンテッソーリ教育を始め、1982年に共学になったという歩みも、沿革のページで紹介されています。
対象は、2歳半からGrade 12までの男女です。学校は、モンテッソーリ・キンダーガーテン、エレメンタリースクール、ミドルスクール(Grade 6〜8)、ハイスクール(Grade 9〜12)に分かれています。
なお、日本の法律上どの種類の学校にあたるか(いわゆる一条校かどうか)は、公式サイトでは確認できませんでした。就学とのかかわりが気になる方は、学校と、お住まいの市区町村の教育委員会にご確認ください。考え方はインターナショナルスクールと私立小学校の違いにまとめています。
くわしくはサンモールインターナショナルスクールの公式サイトをご覧ください。
【サンモールインターナショナルスクール】カリキュラムと認定
公式サイトには、モンテッソーリ、International Primary Curriculum(IPC)、IGCSE、国際バカロレア(IB)のプログラムを行っていると書かれています。年れいごとに整理すると、次のようになります。
| 段階 | 公式サイトにある内容 |
|---|---|
| モンテッソーリ・キンダーガーテン | 2歳半〜5歳以上の子どもが、年れいのまざったクラスで学ぶ |
| エレメンタリースクール | 歴史・理科・社会・地理はIPCを土台にする。日本語の授業もある |
| ミドルスクール(Grade 6〜8) | 英語、理科、数学、社会などに加えて、日本語とフランス語またはスペイン語を学ぶ |
| ハイスクール(Grade 9〜12) | Grade 9・10はIGCSEの試験に向けた科目、Grade 11からは全員がIBのプログラムに入る |
AP(アドバンスト・プレイスメント)については、公式の「よくある質問」に、APの試験を受ける機会はあるが、APの授業は行っていないと書かれています。同じページには、IBのフル・ディプロマの候補になることは必須ではない、という説明もあります。
公式サイトの下部には、かかわりのある団体として、次の名前が並んでいます。
- Cambridge International Education
- Council of International Schools(CIS)
- International Baccalaureate Organization
- International Primary Curriculum
- Japan Council of International Schools(JCIS)
- New England Association of Schools and Colleges(NEASC)
- Trinity College London
認定か加盟かの区別は、学校へおたずねください。カリキュラムのちがいはインターのカリキュラムの種類でくわしく説明しています。
【サンモールインターナショナルスクール】出願の流れと必要な英語力
公式サイトの出願ページには、次の3つの段階がのっています。
- 問い合わせフォーム(Inquiry Form)を送る。入学担当が内容を見て、出願用のページへのリンクを知らせる
- 必要なものを用意する。お子さまの写真、パスポートの写真、過去2年分の成績の記録、出願料
- 入学担当からメールで、その後の手続きの案内がある
入学の基準のページには、パスポートの写しと英語で書かれた2年分の成績の記録が必要なこと、先生2名からの推薦(非公開)の連絡先を伝えることも書かれています。出す書類にまよったときは、早めに学校へたずねましょう。
年れいと英語力については、次のように書かれています。
- モンテッソーリ:2歳半〜5歳で、トイレトレーニングがすんでいること
- Grade 1:10月30日までに6歳になる子どもが対象になりうる
- Grade 1〜8:英語力は望ましいが、必須ではない。必要に応じてEAL(英語を母語としない子への支援)などを行う
- Grade 10以上:学習のための英語力が必要
同じページには、ご家庭についての条件もあります。
- 保護者の少なくとも1人が、学校と協力していけるだけの英語を話し、読めること
- 通学制の学校のため、日本で保護者(1人または両方)と暮らしていること
- 日本とほかの国の国籍をあわせ持つお子さまは、保護者の1人が英語を十分に話し、読み、書いてやりとりできる場合に出願できること
対象は「インターナショナルな生徒」とされ、海外から帰国する日本人のお子さまや、国内のほかのインターナショナルスクールからの転校などが例にあがっています。日本の園に通うお子さまが対象になるかどうかは、最初の問い合わせで学校に確かめてください。
入学前の評価もあります。Grade 4〜11は英語と算数・数学について、Grade 1〜3も受け入れの前に評価を行うと書かれています。受け入れられると判断されても空きがないときは、待機の扱い(Waiting Pool)になります。
入学の時期は、多くの子どもが学年の始まる8月ですが、空きがあり基準をみたせば一年を通して受け入れているとのことです。出願は通年で受けつけていますが、中学・高校の学年は、次の年度の席が前の年の春ごろに早くうまりやすいと「よくある質問」にあります。
なお、入学の基準のページには2020年11月10日の日付があります(2026年10月7日の時点の掲載内容)。最新の条件は学校にご確認ください。
【サンモールインターナショナルスクール】学費と見学
学費のページには、費用の種類が次のように説明されています。
- 出願料(Application Fee):出願のときに払う
- 登録料(Registration Fee):受け入れが決まった新入生が払う。日本に住んでいる場合は5営業日以内、海外の場合は10営業日以内
- 授業料(年額):2回に分けて払うことができ、1回目は5月末、2回目は11月末まで
- このほか、施設の整備・維持の費用、保護者の会の費用、生徒会の費用(Grade 6以上)
教科書、外部試験(IB、IGCSE、PSATなど)、学校での健康診断の費用は、授業料にふくまれると書かれています。
出願料は、公式サイトのページによって金額の書き方がちがっていました(2026年10月10日確認)。そのため、この記事では金額を書いていません。出願の前に、学校へご確認ください。
授業料などの金額は、学費のページからリンクされた別の文書にまとめられています。今回、その文書は読み取れなかったため、この記事では金額を書いていません。入学する年度の金額を、公式の文書か学校への問い合わせで確かめてください。
見学については、入学担当に連絡してスクールツアーの日を決めるよう、入学案内のページに書かれています。Admissions Open House の申しこみフォームへのリンクもあります。日程は公式サイトでご確認ください。
見学では、次の点を見ておくとよいでしょう。
- 英語がまだ十分でない子への支え方
- 日本語の授業の内容
- 通学の道のり(スクールバスは運行していないと公式にあります)
- 昼食(校内にカフェテリアがあります)や制服のこと
【サンモールインターナショナルスクール】小学校受験と迷うご家庭へ
どちらがよいかではなく、ご家庭の方針に合うかどうかで考えてみてください。話し合っておきたいのは、次の点です。
- 高校を出たあと、日本の大学と海外の大学のどちらを主に考えるか
- 家庭で使う言葉と、日本語(とくに読み書き)をどう育てるか
- 学校とのやりとりを英語で続けていけるか
同じ横浜の学校として横浜インターナショナルスクールの記事も読みくらべてみてください。
迷うときは、個別相談でいっしょに整理することもできます。
【サンモールインターナショナルスクール】よくある疑問
Q. 英語が話せない子どもでも入学できますか?
公式サイトには、Grade 1〜8の英語力は望ましいが必須ではない、と書かれています。一方で、入学前の評価があり、保護者の少なくとも1人には英語力が求められています。お子さまとご家庭が対象になるかどうかは、学校に直接たずねるのが確実です。
Q. 日本語は学べますか?
エレメンタリースクールの教科の中に日本語があります。日本の小学校の国語と同じ内容や量かどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。漢字や読書を家庭でどう続けるかも考えておきましょう。
Q. 1クラスの人数はどのくらいですか?
公式の「よくある質問」には、平均のクラス人数は10人と書かれています。先生1人あたりの子どもの数は、公式サイトのページによって数字がちがうため、ここでは書いていません。見学のときに、希望の学年のようすを聞いてみてください。
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