転勤が決まり、賢明学院小学校への編入を考えています。
どの学年でも受け入れていただけるのか、試験の内容も知りたいです。
賢明学院小学校は、全学年で転入・編入学を受け入れています。ただし定員に達している学年は欠員が出ないと受け入れができないため、まずは学校へ問い合わせるところから始まります。
大切なのは、以下の3点です。
・試験は国語・算数のテストと親子面接で、出題範囲は前月までに学習する内容から作られること
・新入生のB日程・C日程に合わせて実施されるほか、必要が生じたときには随時実施されること
・帰国のお子さまは「日本語で日常会話が可能」であることが原則とされていること
賢明学院小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
賢明学院小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【賢明学院小学校】転入・編入学は全学年で受け入れています
賢明学院小学校は、公式サイトのよくある質問の中で、全学年で転・編入学を受け入れていると説明しています。転居などの事情が生じた場合は、まず電話またはホームページの問い合わせフォームで連絡してほしいという案内です。
ただし、無条件に入れるわけではありません。定員に達している学年については、欠員が生じない限り受け入れができないと明記されています。同じ時期に問い合わせても、学年によって答えが変わるということです。第一希望の学年に空きがない場合もありますので、早めに確認しておくことをおすすめします。
実施の時期は、新入生対象のB日程・C日程と併せて実施されるほか、必要が生じたときに随時実施されるとされています。新入生のB日程は2026年11月14日(土)、C日程は2027年2月6日(土)に行われますので、この時期がひとつの目安になります。
なお、転入・編入学児童募集要項のページは現在更新中とされており、細かな条件は公開されていません。2027年度(令和9年度)の転入・編入学に関する正式な日程は、学校公式の発表後に更新します。詳細が必要な場合は問い合わせフォームを利用してほしい、というのが学校の案内です。
【賢明学院小学校】試験の内容は国語・算数と親子面接
転・編入学試験の内容について、学校は次のように説明しています。文部科学省が定める学習指導要領の内容で、試験を行う前月までに学習する内容から作成した国語・算数のテストと、親子面接を行うというものです。
ここで大切なのは、出題範囲がはっきりしているという点です。特別な受験対策の教材を新しく買いそろえるよりも、いま通っている学校の教科書とノートを見直すほうが確実です。前月までに習った内容が範囲ですから、直前になって新しい単元を先取りする必要はありません。
国語であれば、漢字の読み書き、文章の内容を正しく読み取る力、指示語や接続語の使い方といった基礎が中心になります。算数であれば、計算の正確さと文章題の読み取りが土台です。学年が上がるほど、途中の考え方を書く場面が増えますので、答えだけでなく式や図をていねいに残す習慣をつけておきましょう。
親子面接は、お子さまと保護者が一緒に受ける形です。転入の理由、これまでの学校生活、賢明学院小学校でどのように過ごしたいかといった、家庭の考えを確認する意図の質問が中心になると考えられます。新入学の面接と同じく、ご家庭の教育観と学校の方針が重なっているかどうかが見られる場です。面接の考え方は面接の傾向と準備の記事にまとめていますので、参考にしてください。
【賢明学院小学校】手続きの流れと問い合わせの仕方
学校が示している手続きの流れは、次のとおりです。
- 電話またはホームページの問い合わせフォームで学校に連絡する
- 学校と試験日を相談して決める
- 願書などの書類一式が郵送で届く(海外にお住まいの場合はEMS)
- 書類を提出し、指定された日に国語・算数のテストと親子面接を受ける
新入学の入試がWEB出願のみであるのに対し、転・編入学は郵送でのやりとりが基本になっている点が違いです。海外からの場合はEMSでの送付になりますので、日程には余裕を持って動きましょう。
問い合わせのときは、お子さまの現在の学年、転居の時期、希望する編入時期を整理して伝えると話が早く進みます。転勤の内示が出た段階で、まず空き状況だけでも確認しておくと、その後の予定が立てやすくなります。学校の電話受付時間は平日の日中ですので、ご夫婦のどちらが連絡を担当するかも決めておくとよいでしょう。
問い合わせのタイミングは早いほうが有利です。学年に空きがあるかどうかは時期によって変わりますので、転居が決まった時点で一度連絡を入れ、その後の変化があればあらためて相談するという進め方が現実的です。
【賢明学院小学校】帰国のご家庭が確認しておきたいこと
海外から戻られるご家庭については、学校が帰国子女への配慮についても説明しています。原則として「日本語で日常会話が可能」であることが必要とされており、生活面で慣れないことについては担任や管理職が対応するという内容です。
つまり、日本語の力がまったくない状態での受け入れは想定されていない一方で、学校生活に慣れるまでの部分は学校が支えるという姿勢です。試験が国語・算数である以上、日本語での読み書きがどの程度できるかは、事前にご家庭で把握しておく必要があります。
英語については、賢明学院小学校は低学年からネイティブ教員による授業を行い、習熟度に応じた少人数指導を取り入れています。学校は「英語経験がない子どもでも入学できます」と説明しており、グループ学習では習熟度に差があることがむしろよい刺激になるという考え方を示しています。海外で英語を使ってきたお子さまにとっては、その力を活かしやすい環境だと言えます。英語やICTの詳しい内容は教育の特色・英語の記事をご覧ください。
なお、英語の宿題は毎日出ますが、カードやタブレットなどを使ったリスニング中心の内容で、保護者は決められた回数を聞いたときに確認印を押すだけとされています。日本語での学習支援に時間を割きたいご家庭にとっては、負担の見通しが立てやすい形です。
【賢明学院小学校】転入後の学校生活で戸惑いやすい点
編入は、合格したら終わりではありません。途中から入るお子さまがつまずきやすいところを、あらかじめ知っておきましょう。
ひとつめは、カトリック校としての生活習慣です。賢明学院小学校は朝の祈りから一日が始まり、校訓に「祈り・学び・奉仕する」を掲げています。宗教の時間や行事も学校生活の一部です。信者であることは入学の条件ではありませんが、この空気に納得できるかどうかは、ご家族で話し合っておきたいところです。
ふたつめは、毎日の宿題です。学校は毎日の学習を定着させるため、原則として宿題を出すと説明しています。英語の宿題も毎日あります。前の学校と比べて家庭学習の量が変わることは十分にありますので、放課後の時間の使い方を早い段階で組み立て直しましょう。放課後の預かりや講座についてはアフタースクールの記事にまとめています。
みっつめは、通学です。専用のスクールバスはなく、JR阪和線の上野芝駅から徒歩13分、または南海バスのバス停から徒歩3分という経路になります。通学区域に制限はなく、1時間以内で通う方が多いとされています。堺市西区・堺区からの通学が多い一方、大阪府南部から通う方も年々増えているという説明です。通学の詳細はアクセス・通学の記事をご覧ください。
【賢明学院小学校】転入・編入についてよくある質問
希望する学年に空きがあるか、どうすれば分かりますか
学校へ直接お問い合わせください。電話またはホームページの問い合わせフォームで受け付けています。定員に達している学年は欠員が生じない限り受け入れができないとされていますので、まずは空き状況の確認から始まります。
試験の準備はどのくらい必要ですか
出題範囲は、試験を行う前月までに学習する内容とされています。まずは在籍校の教科書とノートを振り返り、抜けている単元をつぶすことが最優先です。そのうえで、初めての場所で落ち着いて取り組む練習をしておくと、当日の力の出方が変わります。
6年生でも編入できますか
学校は全学年で受け入れていると説明しています。ただし学年ごとの空き状況によりますので、高学年ほど早めの相談が必要です。中学進学の見通しも含めて、学校に相談されることをおすすめします。
入学後にかかる費用を知りたいです
学費や諸経費は公式サイトで公開されています。年度によって改定される可能性がありますので、最新の金額は募集要項でご確認ください。目安は学費の記事にまとめています。
中学はそのまま内部進学できますか
併設の賢明学院中学高等学校へ進学する児童が最も多いとされ、小学校長の推薦により受験料・入学金が免除になるなどの優遇制度があります。国立や他の私立中学校を受験することも可能です。詳しくは内部進学の記事をご覧ください。
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