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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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お茶の水女子大学附属小学校

【お茶の水女子大学附属小学校】教育方針と校風|協力学年担任方式と創造活動

お茶の水附属小学校 教育方針
ママ
ママ

お茶の水女子大学附属小学校は、どんな教育をしている学校なのでしょうか。

国立の附属小学校と聞くと、研究の学校というイメージがあります。

塾長
塾長

お茶の水女子大学附属小学校は、大学に附設された教育機関として、小学校教育の理論と実際についての研究と、その実証を行うことを使命として掲げています。日々の実践を積み重ね、毎年開く研究会で全国の先生方に授業を公開している学校です。

大切なのは、以下の3点です。

・学年を数名の教員が協力して受けもつ、独自の担任のかたちをとっていること
・教科の枠にとらわれない「創造活動」や「てつがく」の時間があること
・研究の学校であるため、家庭にも学びへの理解と協力が求められること

お茶の水女子大学附属小学校の個別相談家庭学習サポート願書作成面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

お茶の水女子大学附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

【お茶の水女子大学附属小学校】大学に附設された研究の学校であること

関連動画:お茶の水女子大学附属小学校について

お茶の水女子大学附属小学校の公式サイトには、本校は大学附設の教育機関として、大学と協力して小学校教育の理論および実際に関する研究とその実証を行う使命をもつ、と示されています。そのために日々実践研究を積み重ね、毎年「教育実際指導研究会」を開いて、全国から集まる先生方に授業を公開しているとされています。

ここが、私立の小学校といちばん違うところです。私立の学校は、建学の精神を受け継ぎ、その学校らしい子どもを育てることを目的にしています。お茶の水女子大学附属小学校は、それに加えて、日本の小学校教育そのものをよりよくするための実践を担っています。

公式サイトには、社会や価値観が大きく変わり、技術が急速に発展する今日だからこそ、学校には本当に大切なことは何かを見据えた実践が求められる、という考え方も示されています。伝統の中から未来に通じる考え方をくみ取り、新しい時代に合う形を作り上げる。この姿勢が、日々の授業のかたちに表れています。

受験を考えるご家庭は、この点を最初に理解しておいてください。研究の学校に子どもを通わせるということは、授業が公開されることや、新しい試みが行われることを受け入れるということでもあります。

【お茶の水女子大学附属小学校】協力学年担任方式という独自のかたち

お茶の水女子大学附属小学校の教育の特色として最初に挙げられているのが、協力学年担任方式です。公式サイトでは、通常の学級担任方式とは異なり、学年を4名から5名の教員が協力して学年学級の指導と運営を行うものだと説明されています。さらに、3年生以上は教科担任制をとっているとされています。

ひとりの担任の先生がすべてを抱えるのではなく、複数の目でその学年を見ていくかたちです。これには、ご家庭にとってもよい面があります。

  • お子さまが、担任1人との相性だけで学校生活を左右されにくい
  • 複数の教員が関わるため、子どもの姿を多面的に見てもらえる
  • 教科ごとに専門性の高い指導を受けやすい
  • 相談したいことがあるとき、話しやすい先生を選びやすい

一方で、私立の小学校のように「担任の先生がわが子のすべてを把握してくれる」という手ざわりとは少し違います。ご家庭の側からも、気になることがあれば早めに伝えるという姿勢が必要になります。

【お茶の水女子大学附属小学校】創造活動と「てつがく」の時間

お茶の水女子大学附属小学校には、教科の枠に収まらない独自の時間が置かれています。ひとつが「創造活動」です。公式サイトによれば、1975年から、特別活動・道徳・総合的な学習の時間を弾力的に運用する領域として教育課程に位置づけられています。その源流は、東京女子高等師範学校で1918年から始まった作業教育にあるとされ、100年を超える研究の積み重ねの上にある時間だとわかります。

もうひとつが「てつがく」です。公式サイトでは、互いの想いや捉えを聴き合いながらじっくりと考える時間だと説明されています。子どもが興味をもった問題や素朴な疑問をもとに、対話したり書いたりしながら、日常の当たり前を問い直していく時間です。また、子ども自身が自分の学びを選び、それぞれの活動を共有する時間も設けられているとされています。

答えを早く出す力ではなく、問いをもち続ける力を育てる。これがお茶の水女子大学附属小学校の教育の中心にある考え方だと言ってよいでしょう。ご家庭で受験の準備をされるときも、「早く正解する」ことだけを追いかけないでください。なぜそう思ったのかをお子さまに尋ね、その答えをじっくり聴く時間を持つことが、この学校の空気につながります。

【お茶の水女子大学附属小学校】帰国児童教育に長く取り組んできた学校

お茶の水女子大学附属小学校は、1978年度から帰国児童の受け入れを行ってきたと公式サイトに示されています。対象は第4学年以上とされ、一人ひとりに応じた言語の習得や生活への適応を支えてきた歴史があります。現在は、一般の学級の子どもたちとの関わり合いを重んじた共生の研究が進められており、帰国児童支援室を設けて学習の支援を行っているとされています。

異なる背景をもつ子どもが同じ教室にいることは、すべての子どもにとっての学びになります。説明会のQ&Aでは、外国籍のお子さまも数名在籍しており、年度によって人数が変わることが示されています。多様な子どもが集まる環境をよいと感じるご家庭には、相性のよい学校です。帰国のご家庭に関わる詳しい内容はお茶の水女子大学附属小学校の帰国子女の記事にまとめています。

【お茶の水女子大学附属小学校】学校のことを自分で確かめられる情報公開

お茶の水女子大学附属小学校の公式サイトには、学校経営計画と学校評価が年度ごとに公開されています。いじめの防止に関する基本方針や、使用する教科書の一覧と採択の理由も掲載されています。

この情報公開の姿勢は、受験を考えるご家庭にとって心強いものです。学校がどこを目指し、その年に何を振り返ったのかを、外から読むことができるからです。志望理由を考えるときも、パンフレットの言葉ではなく、経営計画に書かれた学校自身の言葉に触れておくと、書ける中身が変わります。

いじめについては、どの学校でもゼロだと言い切れるものではありません。大切なのは、起きたときに学校がどう向き合うかです。方針が公開され、相談を担う専門の職員が定期的に在校していることが示されている点は、確かめておく価値があります。

【お茶の水女子大学附属小学校】どんなご家庭に向いているか

ここまで見てきた特色から、この学校に合うご家庭の姿がはっきりしてきます。

  • 子どもが自分で考え、言葉にする過程を大切にしたいご家庭
  • 正解を先に教えるより、一緒に考えることを楽しめるご家庭
  • 新しい試みや研究授業を前向きに受けとめられるご家庭
  • さまざまな背景をもつ友達と過ごすことを歓迎するご家庭
  • 学校の情報を自分で読み、必要なときは自分から相談できるご家庭

逆に、決められたことを効率よく身につけさせたい、進学のための指導を学校に期待したい、というお考えのご家庭には、戸惑いが出るかもしれません。説明会のQ&Aでは、通塾について学校としては勧めておらず、各家庭の判断であるという趣旨の説明がされています。学校が受験指導を担う場ではない、ということです。

中学への進み方については、附属中学校への進学にあたって全員が検定を受けるかたちが示されており、結果として5割から6割ほどが進むという説明があります。年度によって変わりますので、詳しくはお茶の水女子大学附属小学校の内部進学の記事をご覧ください。

【お茶の水女子大学附属小学校】教育方針をどう受験準備につなげるか

学校の考え方を理解することは、そのまま準備の質につながります。お茶の水女子大学附属小学校を志望されるご家庭には、次のことをおすすめしています。

  • お子さまの「なぜ」を打ち消さず、一緒に考える時間を毎日少しとる
  • 絵本や身近な出来事について、答えの出ない話をしてみる
  • できあがったものより、取り組んでいる途中の姿をほめる
  • 家庭で公式サイトの学校経営計画を読み、夫婦で感想を交わす
  • 説明会に参加し、聞いた言葉をその日のうちに書き留める

説明会の日程と申し込みについてはお茶の水女子大学附属小学校の学校説明会にまとめました。学校全体の姿はお茶の水女子大学附属小学校の総合ガイドを、検定の流れはお茶の水女子大学附属小学校の抽選と倍率をご覧ください。準備の進め方に迷ったら、オンライン個別相談もご利用ください。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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