聖マリア小学校って、どんな教育なんですか?
聖マリア小学校(神奈川県逗子市)の教育の特色が気になる方へ。カトリックの精神に基づく教育や、少人数を生かした学びについて、お受験指導のプロが整理します。
カトリックの精神に基づく教育
聖マリア小学校は、カトリックの精神に基づく教育を行っています。児童の心に働く神を信じ、その御業に協力することを教育の本旨としています。
児童の中にある高いものへの畏敬の心や、清らかな感覚を尊び、他者のために最善を尽くす、明るく円満な人間に成長することを目標としています。
宗教的な情操教育を通じて、感謝や思いやり、人を大切にする心が育まれます。落ち着いた校風が特徴です。
少人数を生かした教育
聖マリア小学校は、少人数制の利点を生かし、児童一人ひとりに即した教育を行っています。一人ひとりに目が届く、丁寧な指導が特徴です。
実質を伴った教育を大切にし、子どもの個性や力を、じっくりと伸ばしていきます。あたたかい環境のなかで、のびのびと成長できます。
少人数だからこそ、先生と子ども、子どもどうしの関わりが深く、あたたかな学校生活が送れます。
体力づくりと基礎学力
聖マリア小学校では、体力の徹底的な習得と養成に力を注いでいます。健やかな体を育てることを大切にしています。
あわせて、基礎学力をしっかり育てる教育も行われています。心・体・学力をバランスよく育てる全人教育が特徴です。
丈夫な体と確かな学力の両方を育てることで、子どもの将来を支える土台がつくられます。
系列の幼稚園とのつながり
聖マリア小学校は、系列に聖母幼稚園や横浜みこころ幼稚園、天使幼稚園など、多くの幼稚園があります。カトリックのネットワークのなかで学べます。
同じ理念を持つ系列園とのつながりのなかで、幼少期からの連続した学びの環境が整っています。
あたたかい雰囲気のなかで、じっくりと子どもの成長を見守れる環境です。
家庭で意識しておきたいこと
あいさつや思いやりの心、体を動かす習慣など、生活の基本を家庭でも大切に育てましょう。学校のカトリック精神に共感できるかが、家庭選びの軸になります。
少人数の丁寧な教育や、体力づくりに魅力を感じる家庭には、聖マリア小学校はぴったりです。
教育方針や学校の雰囲気は、説明会や公開授業で実際に確かめておくと安心です。子どもに合った環境かどうかを、じっくり見極めましょう。
聖マリア小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【聖マリア小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
教育方針として掲げられていること
資料によると、この学校はカトリック精神に基づき、児童の心の内奥に働く神の御手を信じ、その御業に協力することを教育の本旨としています。
そのうえで、児童の中に高きものへの畏敬の心と真摯な態度をはぐくみ、周囲の愛に支えられて愛を学び、自他の完成のために常に最善を尽くす、明るく力強い人間に成長することを目標として掲げています。
さらに、少人数制の利点を生かし、児童の個々に即して資質を伸ばすこと、基礎学力と体力の徹底的な修得と養成に力を注ぐことが挙げられています。
信仰に根ざした人間形成を掲げながら、同時に基礎学力と体力という具体的な力にも触れている点が特徴です。理念だけで終わらず、日々の学習と体づくりに落とし込む姿勢が読み取れます。
少人数制という前提
教育方針のなかで繰り返し出てくるのが「少人数制」という言葉です。資料に記載された規模は次のとおりです。
- 児童数:117名(1クラス15〜(予定)30名)
- 教員数:21名(非常勤6名を含む)
全校で117名という規模は、私立小学校のなかでもかなり小さい部類に入ります。1学年あたりおよそ20名という計算です。教員数21名に対して児童117名ですので、大人の目が届きやすい環境だと言えます。
1クラスの人数が15名から(予定)30名と幅をもって記載されているのは、学年によって在籍数が異なるためと考えられます。少人数の環境は、一人ひとりに目が届く一方で、同学年の人数が限られるという面もあります。どちらをどう受け止めるかは、ご家庭の考え方次第です。実際の学年ごとの人数は、学校見学の際にお尋ねください。
沿革からたどる学校の歩み
学校が何を積み重ねてきたかは、沿革を追うとよく分かります。資料には次のように記載されています。
- 1951年(昭和26年):開校。創立者はジョン・カリネンです
- 1974年(昭和49年):校舎を改築
- 1998年(平成10年):南校舎を取得。体育室、制作室、会議室などを増設
1951年の開校から70年を超える歴史があります。1998年に南校舎を取得し、体育室と制作室を増設している点は注目に値します。教育方針に掲げられた「体力の徹底的修得と養成」を、施設の面から支える動きと読むことができます。
制作室があるということは、手を使う活動に取り組む場が確保されているということです。ただし、実際にどんな授業で使われているかまでは資料に記載がありません。
学校からのメッセージに表れている姿勢
資料には、学校からのメッセージとして次のような内容が記載されています。
人を大切にし、自分にできることを自発的に実行する子どもを育てることを、教育の指針としている。そして「できたか・できなかったか」よりも、子ども自身が愛を感じ、自己価値感を持つ方向にあるかを問う姿勢である、というものです。
この後半の一文は、この学校を理解するうえで重要です。結果の達成度ではなく、その子が自分に価値があると感じられているかどうかを見るという立場です。基礎学力と体力の徹底を掲げながら、評価の軸はそこに置かないという構えは、少人数だからこそ取れるものかもしれません。
学校選びでは、こうした「何を見て子どもを評価するか」という部分がご家庭の考えと合うかどうかが、6年間の満足度を大きく左右します。
資料で確認できる学校生活の条件
教育の中身を支えるのは、日々の環境です。資料に記載された条件を挙げておきます。
- 制服:あり
- 土曜授業:月1回
- 昼食:弁当(注文弁当あり)
- スクールバス:なし
- 転・編入制度:あり(試験あり)/復学制度:あり/帰国子女の受け入れ:あり
- カトリック校・共学
土曜授業が月1回ある点は、学習時間の確保という面で意味があります。また、月額の費用にICT機器維持費3,000円が含まれていることから、機器を使った学習環境が整えられていることがうかがえます。ただし、授業でどう使われているかは資料に記載がありません。
教育についてよくある質問
カトリックの信者でないと入学できませんか
入学の条件として信仰を求める記載は資料にありません。カトリック校であるという事実のみが確認できます。
英語やICTの授業はどのくらいありますか
授業時数や教科ごとの取り組みについては、資料に記載がありません。月額費用にICT機器維持費が含まれている点から、機器を使う環境があることは分かります。
1クラスは何人ですか
資料には15名から(予定)30名と記載されています。学年によって異なると考えられます。
宗教の時間はありますか
時間割についての記載は資料にありません。学校見学や説明会でご確認ください。
教育の中身を確かめる機会が用意されています
方針の言葉だけでは、実際の授業の様子までは分かりません。資料には、学校を見る機会として次の日程が記載されています。
- 学校説明会:2026年5月8日、6月20日、7月14日、8月29日
- 公開授業:2026年6月20日
- 学校見学・個別相談会:随時受付(電話または学校ホームページの問い合わせフォームから予約)
6月20日は学校説明会と公開授業が同じ日に予定されています。方針の説明を聞いたうえで、実際の授業を見られる日ということになります。教育の中身を知りたいのであれば、この日はとくに価値があります。
さらに、学校見学と個別相談が随時受け付けられている点は見逃せません。少人数の学校ならではの対応です。授業時数や英語の扱いなど、資料からは分からないことを直接尋ねられる機会になります。日程は変更されることがありますので、学校の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
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