聖マリア小学校の面接は、どんな形で行われるのかしら。
公式サイトを見ても入試の詳しい案内が見つからなくて、困っています。
聖マリア小学校は、募集要項や入試日程を公式サイトで細かく公表していない学校です。ただし面接の進み方については、志願者本人だけで始まり、途中から保護者が加わる形だと分かっています。日程や所要時間までは示されていませんので、そこは学校へ直接お問い合わせいただくのが確実です。
一方で、学校が何を大切にしているかは公式サイトにはっきり示されています。「確かな学力の定着を図る教育」「逗子の自然を活かした教育」「カトリックの精神に基づいた教育」という3つの柱です。面接で語る言葉は、ここから組み立てていきます。
大切なのは、以下の3点です。
・入試の細かな案内は学校へ直接確認すること
・学校が掲げる3つの柱を、ご家庭の言葉に置きかえておくこと
・併設の中学校がない学校であることを踏まえて、六年後の見通しを語れること
聖マリア小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
聖マリア小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【聖マリア小学校】面接はどんな形で行われる?
公式で確認できること、できないこと
はじめに、正直にお伝えしておきます。聖マリア小学校は、募集人員・出願期間・考査日・面接の形式といった入試の細部を、公式サイトで一覧の形では公表していません。編入については各学年で随時受け付けている旨の案内が出ています。
とはいえ、面接の進み方そのものは見えています。はじめは志願者本人だけで始まり、途中から保護者が加わる形です。つまりお子さまは、お父様やお母様がそばにいない状態で、最初のやりとりに向き合うことになります。所要時間や当日の細かな流れまでは示されていませんので、その点は学校へ直接お尋ねいただくのが確実です。学校説明会は、こうした疑問をその場で解消できる貴重な機会になります。学校説明会の記事もあわせてご覧ください。
本記事では、確認できていない日程や金額を書くことはしません。代わりに、分かっている進め方を前提に、当日そのまま使える準備の順序をお伝えします。細部が示されていない段階でも、話す中身の用意は先に進められます。
準備の順番だけは先に決めておく
面接の細部が示されていなくても、準備の順番は決められます。まず学校が掲げる3つの柱を読み込み、次にご家庭の日常と重なる部分を探し、最後にそれを30秒で話せる形にまとめる。この順番です。
多くのご家庭が逆をやってしまいます。話し方の練習から入り、中身を後回しにするのです。中身が固まっていない状態でいくら練習を重ねても、少し角度の違う問いかけをされただけで崩れます。
【聖マリア小学校】保護者に問われるテーマ
面接で確かめられているのは、話し上手かどうかではありません。ご家庭が大切にしているものと、学校が育てたい姿が重なっているかどうかです。保護者に向けられるテーマは、おおむね次の領域に分かれます。
- 志望のきっかけと学校理解
- ご家庭の教育方針
- お子さまの性格と成長の様子
- 園生活や日々の暮らしぶり
- 入学後の学校生活への関わり方
志望のきっかけというテーマでは、カトリックの精神にもとづく教育をどう受け止めたかが軸になります。信仰の有無そのものより、祈りや感謝を大切にする毎日をご家庭として受け入れられるかどうかです。
教育方針のテーマでは、立派な理念を語る必要はありません。ご家庭で毎日繰り返している習慣、たとえば食卓での過ごし方や、うまくいかなかったときの声のかけ方を短くまとめておきます。そこに学校の考え方と重なる部分があれば、無理なく橋渡しができます。
お子さまの性格については、よいところと課題の両方に触れられるよう準備しておきましょう。課題を話すときは、いまご家庭で取り組んでいることとセットにします。直そうとしている姿を添えるだけで、受け取られ方は変わります。
お父様には仕事と家庭との関わり方、お母様には日々の子育ての様子というように、役割が分かれて扱われる傾向があります。どちらが答えても困らないよう、志望理由と教育方針の芯だけはそろえておいてください。
【聖マリア小学校】お子さまに問われるテーマ
お子さまへの受け答えで見られているのは、知識の量ではありません。はじめて会う大人と、落ち着いてやりとりができるかどうかです。扱われやすいテーマは、次のように身近な世界に限られます。
- 自分の名前と年齢
- 幼稚園や保育園での過ごし方
- 好きな遊びや得意なこと
- お友だちや家族との関わり
- お手伝いや身のまわりのこと
準備は、答えを覚えさせることではありません。話す場に慣れさせることです。暗記した言葉は、少し言い回しが変わっただけで止まってしまいます。夕食のときに「今日いちばん楽しかったこと」をひとつだけ話してもらう、祖父母に電話で近況を伝えてもらう。この積み重ねが、当日の落ち着きにつながります。
親子で臨む形になった場合は、保護者が話している間の待ち方も自然と目に入ります。じっと座っていられるか、話しかけられたときに顔を上げられるか。特別な訓練は要りませんが、大人が話している時間を静かに過ごす練習を家庭の中でしておくと安心です。
聞き取れなかったときに「もう一度おねがいします」と言えること、わからないときに黙り込まずに正直に伝えられること。この2つができていれば十分です。答えの正しさより、やりとりが続くかどうかが見られています。
【聖マリア小学校】実際にどんなことが聞かれているか
テーマの名前だけを並べても、当日どんな受け答えになるのかは見えてきません。ここでは、これまでの面接でどのような中身が扱われてきたのかを、やりとりをそのままなぞる形ではなく、何を答える場面になるのかがわかるように整理しておきます。
ご両親に向けられる中身は、多くはありません。まず、なぜこの学校を志望したのかという理由です。そこから、この学校に何を期待しているのかへと話が進みます。志望した理由と期待することは似ているようで角度が違い、前者はご家庭が学校をどう見たか、後者は入学後に何を託したいかという先の話になります。二つを同じ内容で答えてしまうと、そこで会話が止まってしまいますので、分けて考えておきましょう。
お子さまの長所と短所を、両方挙げるよう求められる場面もあります。短所は隠すところではなく、ご家庭でいまどう働きかけているかとセットで話せば、それだけで受け取られ方が変わります。
そしてこの学校ならではなのが、キリスト教にもとづく教育をどう考えているかを尋ねられる点です。信者であるかどうかを確かめる問いではありませんので、身構える必要はありません。毎日のお祈りやミサがある学校で六年間を過ごすことを、ご家庭としてどう受け止めているのか。学校見学などで実際に見た場面を一つ添えて、率直に話せば十分です。
お子さまに向けられる中身は、身近な世界に限られています。
- 自分の名前を答える場面
- 誕生日がいつかを答える問い
- 通っている園の名前を答える問い
- 園でどんな遊びをするのが好きかを話す問い
- 好きな食べ物を挙げる問い
どれも変わったところのない中身です。だからこそ、覚えた文章を読み上げるような答え方をすると、かえって目立ってしまいます。好きな遊びや好きな食べ物は、正解のない話題です。声の大きさや、聞かれてから答えるまでの間、そして相手の顔を見て話せるかどうかが見られていると考えてください。
ご家庭での練習は、想定問答をつくるよりも、答えたあとにもう一言そえる習慣をつけるほうが役に立ちます。好きな食べ物を言えたら、それをいつ食べるのが楽しみなのか。園の遊びを言えたら、だれと一緒なのか。一言そえられるだけで、面接の場は会話になります。
【聖マリア小学校】学校のかたちを知ってから、面接の言葉を選ぶ
三つの柱を、家庭の言葉に置きかえる
公式サイトが掲げている3つの柱は、そのまま口にするだけでは学校案内の読み上げになってしまいます。ひとつずつ、ご家庭の場面に置きかえてみてください。
「確かな学力の定着」であれば、毎日の宿題やドリルにどう向き合っているか。「逗子の自然を活かした教育」であれば、休みの日に外へ出かける習慣があるか。「カトリックの精神」であれば、人に何かしてもらったときに家族でどんな言葉を交わしているか。この置きかえができていれば、どんな聞かれ方をされても答えが出てきます。
三つ全部に触れようとすると、どれも薄くなります。いちばん実感のあるひとつを掘り下げるほうが伝わります。
学校生活のかたちを知っておく
公式サイトには、昼食は給食ではなくお弁当であること、放課後の預かりがあることが示されています。毎日の暮らしに直結する部分ですので、共働きのご家庭は特に確認しておきたいところです。
こうした細部を知っているご家庭は、話の端々に落ち着きが出ます。入学後の生活を具体的に思い描けているかどうかは、聞き手に伝わるものです。昼食やアクセスの記事も参考にしてください。
六年後の見通しをそろえておく
聖マリア小学校には併設の中学校がありません。つまり、多くのご家庭にとって六年後には中学受験が待っています。これは学校選びの前提そのものに関わる話です。
ここはご夫婦で考えが分かれやすいところですので、面接の前に一度そろえておいてください。「六年間をどう歩みたいか」を語れるご家庭は、志望理由にも自然と厚みが出ます。進学先の記事も、話し合いの材料になります。
【聖マリア小学校】答えの組み立て方とつまずきやすい型
結論を先に、具体例はひとつだけ
答えは「結論→具体的な場面→これからどうしたいか」の順に置くと、短くても伝わります。最初に言いたいことを一文で示し、それを裏づける場面をひとつ添え、今後の姿勢で閉じる。目安は30秒、長くても1分です。具体例を三つ並べるより、ひとつを丁寧に描くほうが記憶に残ります。
お父様とお母様で軸をそろえる
食い違いが出やすいのは、志望理由の重点、教育方針の言い方、中学受験に対する考え方の3つです。事前に15分だけ時間をとり、声に出して確認しておきましょう。書いて見比べるより、話してみたほうがずれに気づけます。
調べたことを、そのまま並べない
学校について調べた内容を長く話すと、かえって借りものの印象になります。事実の紹介は一文で十分です。そのあとに続ける「わが家はこう受け止めた」という一文のほうが、ずっと大きく響きます。
つまずきやすい4つの型
ひとつめは、暗記した文章の棒読みです。覚えるのは全文ではなく、話の骨だけにします。ふたつめは盛りすぎで、していないことを話すとあとの話とつじつまが合わなくなります。みっつめは、前の発言を否定する形での言い直しです。補足したいときは「加えて」の姿勢で重ねましょう。よっつめは、他校との比較で語ってしまうことです。比べるのではなく、この学校で何をしたいかに言葉を使ってください。
【聖マリア小学校】面接についてよくあるご質問
面接の日程や形式はどこで確認できますか
日程は公式サイトに一覧の形では示されていません。形式については、志願者本人から始まり、途中で保護者が加わる進め方だと分かっています。日程や所要時間は、学校説明会でお尋ねになるか、学校へ直接お問い合わせいただくのが確実です。
カトリックの信者でないと不利になりますか
信仰の有無を条件とする記載は公式サイトにありません。信者であるかどうかより、カトリックの精神にもとづく教育を理解し、賛同できるかどうかが問われます。
中学受験を考えていることは、正直に伝えてよいのでしょうか
併設の中学校がない学校ですので、六年後に外部の中学を受験するご家庭が多くなります。その前提を隠す必要はありません。学校の学びをどう生かしたいかまで語れると、前向きな話になります。
昼食やお預かりについても聞いてよいものでしょうか
説明会や個別の問い合わせであれば、遠慮は要りません。公式サイトでは昼食がお弁当であること、放課後の預かりがあることが示されています。そのうえで、細かな運用を確かめておくと安心です。
準備はいつから始めればよいでしょうか
日程が分からない段階でも、志望理由と教育方針の骨組みづくりは進められます。夏のうちに中身を固め、形式が分かってから話し方を整える順番が無理がありません。受験情報まとめもあわせてご覧ください。
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