横浜国大附属鎌倉小学校の教育の特色は何ですか?
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
自立を目指す教育
横浜国大附属鎌倉小学校は、「自立に向けてたくましく生きる」ことを教育目標に掲げています。夢をふくらませ、心ゆたかに、力をあわせる子どもを育てています。
自分で考え、自分で行動する力を大切にし、子どもたちの主体性を育てる教育が行われています。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、心の成長と自立を大切にした教育が行われています。
大学附属校としての教育
横浜国大附属鎌倉小学校は、横浜国立大学教育学部の附属校です。教育の研究や教員養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
研究と実践の学び
附属校として、横浜国大附属鎌倉小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
歴史と環境
横浜国大附属鎌倉小学校は、1875年創立という長い歴史を持つ伝統ある学校です。歴史ある鎌倉の地で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自立を大切にする校風にも合っています。
約620名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
資料に示された教育目標
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の教育目標として、資料には次の言葉が記載されています。
「自立に向けてたくましく生きる」。そこに「夢ふくらませ、心あたたかく、力あわせる」という言葉が添えられています。
中心に置かれているのは「自立」です。そして、そこへ向かう姿勢として「たくましく生きる」ことが掲げられています。守られるだけの存在ではなく、自分の力で立っていける子どもを育てるという方向がはっきり示されています。
添えられた3つの言葉も、それぞれ意味を持っています。「夢ふくらませ」は将来への意欲、「心あたたかく」は他者への思いやり、「力あわせる」は協力する姿勢です。自立が孤立と取り違えられないよう、人との関わりが並べて示されているところに、この目標の丁寧さがあります。
なお、この目標をどのような教育課程で実現しているのか、授業や行事の具体的な内容については、資料に記載がありません。
制服がなく、スクールバスもないという環境
教育目標に掲げられた「自立」は、日々の学校生活の枠組みにも表れています。資料で確認できる条件は次のとおりです。
- 制服 なし
- スクールバス なし
- 土曜授業 なし(登校日あり)
- 昼食 給食、弁当(年10回程度)※アレルギー対応あり
- 児童数620名(1クラス35名)/教員数約25名
制服がないということは、毎日の服装を自分で考えるということです。スクールバスがないということは、自分の足で通うということです。どちらも小さなことのようですが、6年間積み重なれば自分で判断する経験の量は相当なものになります。
児童数620名は、私立小学校と比べても大きな規模です。1クラス35名で、6学年に分かれています。多くの子どもたちのなかで学ぶ環境ということになります。
土曜授業はありませんが、登校日があると記載されています。日数までは示されていません。
年表でたどる、150年におよぶ歩み
この学校の歴史は、資料の沿革によると1875年にさかのぼります。
1875年、横浜の第一番小学壮行学舎、第二番小学如春学舎、第三番小学同文学舎の3つが合併して第一番小学横浜学校となり、その一部に横浜師範学校が設立されました。これがのちの神奈川師範学校です。
1892年には、神奈川尋常師範学校が横浜から鎌倉に移転し、町立鎌倉小学校を附属小学校に代用したと記載されています。鎌倉の地との関わりは、ここから始まっています。
その後、学部名称の変更にともなって校名が2回変わっています。1997年に「横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校」と改称し、2017年の学部名称の変更にともなって、同年4月から現在の「横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校」となりました。
古い資料では旧名称のまま記載されていることがありますので、調べ物の際はご注意ください。なお、正しい表記は「附属」の字を用います。
横浜国立大学とつながる学校群のなかで
資料には、系列の学校として次が挙げられています。
- 小学校 横浜国立大学教育学部附属横浜小学校
- 中学校 横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校
- 特別支援学校 横浜国立大学教育学部附属特別支援学校
- 大学 横浜国立大学・同大学院
鎌倉と横浜のそれぞれに小学校と中学校が置かれ、特別支援学校もあります。そして大学と大学院につながっています。
転入学・編入学の制度は「附属間のみ」と記載されています。同じ大学の附属学校のあいだでの異動に限られるということです。復学については、海外へ転居し、復学時に欠員がある場合に認められるとされています。帰国子女の受け入れは「なし」です。
内部進学の条件や進学の割合についての記載は資料にありませんので、学校にご確認ください。
安全対策から見える学校の姿勢
資料に記載されている安全対策は次のとおりです。
- 警備員を配置し、定期的に校内を巡回
- 防犯カメラの設置
- 校内に入る場合は入校証を着用
警備員が入口に立つだけでなく、定期的に校内を巡回すると明記されている点が特徴です。児童数620名という規模の学校では、校内の目の行き届き方が課題になりますが、人が動いて確認するしくみが置かれているということになります。
入校証の着用も、外部の人が校内にいるかどうかをひと目で分かるようにする工夫です。自立を掲げる学校であっても、安全の枠組みは大人が用意する。その線引きがはっきりしています。
教育についてよくある質問
教育目標は何ですか
「自立に向けてたくましく生きる」で、「夢ふくらませ、心あたたかく、力あわせる」という言葉が添えられています。
制服はありますか
「なし」と記載されています。
1クラスは何人ですか
1クラス35名で、児童数は620名です。
土曜日に授業はありますか
土曜授業は「なし」ですが、登校日があると記載されています。
系列の中学校はどこですか
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校です。同じ大学の附属として横浜中学校もあります。
途中から転入できますか
転入学・編入学は「附属間のみ」と記載されています。帰国子女の受け入れは「なし」です。
授業料はかかりますか
国立小学校のため授業料は徴収されません。月額のPTA会費等(給食費・振興会費を含む)が11,100円と記載されています。
教育の中身は、説明会で確かめるのが確実です
資料から読み取れるのは、教育目標と沿革、学校生活の枠組みまでです。日々の授業がどのように進むのか、行事にどのようなものがあるのかといった部分は示されていません。
2026年度入試に向けては、学校説明会が2025年9月3日に実施され、入学選考事前説明会がオンラインで2025年10月28日から11月4日にかけて行われました。学校説明会は9月ですので、出願の時期と重なります。教育の中身を知りたい場合は、この機会を逃さないようにしたいところです。
次年度の日程は学校の公式サイトでご確認ください。
こんな家庭におすすめ
横浜国大附属鎌倉小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自立や主体性、豊かな心を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の受験情報は「横浜国大附属鎌倉小学校まとめ」でまとめて確認できます。
学校全体の雰囲気からつかみたい方は、どんな学校?校風と歴史をプロが解説をご覧ください。
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