聖セシリア小学校って、どんな教育なんですか?
聖セシリア小学校(神奈川県大和市)の教育の特色が気になる方へ。校訓や、表現・体験を大切にする教育、英語の学びについて、お受験指導のプロが整理します。
校訓「信じ 希望し 愛深く」
聖セシリア小学校は、校訓「信じ 希望し 愛深く」を掲げています。カトリックの精神に基づき、21世紀を生きる子どもたちが、現在と未来をたくましく生きる力を育てます。
「最後までやりぬく子」「まわりの人を大切にする子」の育成を目指しています。学力だけでなく、人としての土台を大切にする教育です。
宗教的な情操教育を通じて、感謝や思いやりの心が育まれます。落ち着いた校風が特徴です。
「表現」を大切にする教育
聖セシリア小学校では、「表現」を大切にしています。演劇や合唱、共同制作などを通じて、自分を表現する力を育てます。
自分の思いや考えを、さまざまな方法で表現する経験を積み重ねます。表現する喜びが、子どもの自信につながります。
英語の授業も重視され、ネイティブ教員による授業を通じて、英語で表現する力も育まれます。
「体験」を大切にする学び
聖セシリア小学校は、「体験」を大切にしています。理科では実験を重視し、社会科では宿泊行事などの体験を大切にしています。
自然体験など、実際に手や体を動かして学ぶ機会が豊かに用意されています。体験を通じて、好奇心や考える力が育まれます。
教室のなかだけでは得られない学びが、子どもの成長を支えます。
少人数・専科制で個を生かす
聖セシリア小学校は、少人数を生かし、「個を生かす」教育を大切にしています。一人ひとりに目が届く、丁寧な指導が特徴です。
少人数制や専科制のもと、各学年の放課後活動なども行われ、一人ひとりの力を最大限に発揮できる環境が整えられています。
系列の聖セシリア女子中学校・高等学校へとつながる環境も整っています。
家庭で意識しておきたいこと
あいさつや思いやりの心、自分を表現する力など、生活の基本を家庭でも大切に育てましょう。学校の校訓に共感できるかが、家庭選びの軸になります。
表現や体験を大切にする教育、英語の学びに魅力を感じる家庭には、聖セシリア小学校はぴったりです。
教育方針や学校の雰囲気は、説明会や体験会で実際に確かめておくと安心です。子どもに合った環境かどうかを、じっくり見極めましょう。
聖セシリア小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【聖セシリア小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
資料に示された3つの教育目標
手もとの受験ガイド資料には、聖セシリア小学校の教育方針として、校訓「信じ 希望し 愛深く」とあわせて、3つの教育目標が挙げられています。
- 進んで考える子
- 最後までやりぬく子
- まわりの人を大切にする子
21世紀を生きる子どもたちが「現在」と「未来」をたくましく生きるために、学校生活の全般を通して総合的な人間力を備えられるように、という考え方のもとに定められた目標だと資料には記されています。
3つを並べてみると、性格がはっきり分かれていることに気づきます。1つ目は自分から動き出す力、2つ目は続ける力、3つ目は他者に向き合う力です。学力そのものではなく、学力を支える土台のほうに目が向けられている言い方だといえます。
ご家庭で準備をされるときも、この3つは手がかりになります。答えを先に教えてしまわずに考える時間を待つこと、途中で投げ出さずに終わりまで付き合うこと、家族のなかで相手を思いやる言葉を交わすこと。日々の生活のなかで積み重ねられることばかりです。
英語は専任のイギリス人講師が担当します
資料の学校からのメッセージには、教育の中身について具体的な記載があります。なかでも数字まで示されているのが英語です。
専任のイギリス人講師による英語の授業が行われ、1年生から3年生は週2時間、4年生から6年生は週3時間と記載されています。低学年のうちから週2時間の英語があり、高学年でさらに1時間増える形です。
小学校の英語は、教科として本格的に扱われるのは高学年からというのが一般的な流れです。そのなかで1年生から週2時間という配当は、英語にかける時間の厚みを示す数字だといえます。
資料から分かる、そのほかの学びのかたち
英語のほかにも、資料には教育の中身についていくつかの記載があります。
- 「表現」「体験」「個を生かす」をコンセプトに教育を行っている
- 演劇、合唱、共同制作などのオリジナル授業を通して「表現力」を育てている
- 理科では実験、社会科では校外学習を多く取り入れている
- 各学年に宿泊行事があり、校内では体験できない自然体験を行っている
- 少人数制・専科制によるきめ細かな授業と、多彩な放課後活動
演劇・合唱・共同制作という並びが、この学校の色をよく表しています。いずれも一人では成立しない活動です。人前で表現することと、仲間と力を合わせることが、同じ場面のなかで育つように組まれています。教育目標の「まわりの人を大切にする子」とも自然につながります。
各学年に宿泊行事があるという点も押さえておきたいところです。6年間で毎年、校外に泊まりがけで出かける機会があるということになります。ただし、行事の時期や行き先、費用が学費のどこに含まれるのかまでは資料に記載がありません。学校にご確認ください。
年表でたどる、学校の歩み
資料には沿革が載っています。年だけを取り出すと、次のような歩みです。
- 1929年:伊東静江が大和学園女学校を創立
- 1930年:大和学園高等女学校を創立
- 1932年:大和学園小学校を併設(男女共学)
- 1980年:校称を「聖セシリア」と改める
- 1998年:小学校専用体育館が完成
- 2024年:創立95周年
小学校の創立は1932年、創立者は伊東静江と記載されています。始まりは女学校で、その2年後に小学校が併設されました。しかも小学校は当初から男女共学です。女子教育から始まった学園のなかに、男女がともに学ぶ小学校が置かれているという成り立ちを知っておくと、学校の話が立体的に聞こえてきます。
現在の「聖セシリア」という校称になったのは1980年です。それ以前は大和学園という名でした。過去の資料や卒業生の話に別の名前が出てくることがありますが、同じ学園の歩みです。
児童182名・教員21名という規模
資料には、児童数182名、1クラス約30名、教員数21名(非常勤4名を含む)と記載されています。全校で182名ですから、1学年およそ30名、つまり各学年1クラスという規模です。
児童182名に対して教員21名という比率は、大人の目の数が多い環境だということを意味します。専科制が取り入れられているとの記載とあわせて考えると、担任だけでなく複数の教員がお子さまに関わる体制が想像できます。
一方で、各学年1クラスということは、6年間クラス替えのない環境になる可能性があります。人間関係が固定されることをどう捉えるかは、ご家庭によって受け止め方が分かれるところです。実際の学級編成やクラス替えの有無は、説明会などで直接おたずねになるとよいでしょう。
教育についてよくある質問
カトリックの学校ですが、信者でないと入れませんか
資料には、入学の条件として信仰を求める記載はありません。宗教教育の内容についても具体的な記載はありませんので、気になる場合は説明会でおたずねください。
時間割や年間の行事予定は分かりますか
資料に記載があるのは、英語の授業時数(1〜3年 週2時間、4〜6年 週3時間)と、各学年に宿泊行事があるということまでです。時間割の全体や行事の一覧は載っていません。
土曜日に授業はありますか
資料には土曜授業なしと記載されています。週5日で学校生活が組まれているということです。
放課後の過ごし方はどうなりますか
資料にはアフタースクールがあると記載されており、学校からのメッセージにも「多彩な放課後活動」とあります。実施日や利用料金までは分かりませんので、学校にご確認ください。
なお、ここに挙げた内容はすべて資料に基づくものです。教育課程は年度によって見直されることがありますので、最新の内容は学校の募集要項や説明会でご確認ください。
聖セシリア小学校の対策はプロにご相談ください
志望理由・願書・面接・家庭学習など、お子さまとご家庭に合わせてサポートしています。気になる方は下記をご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ほかの学校との違いは、どんな学校?特徴・校風をプロが解説で整理しています。
卒業後の進路については、進学・系列校は?聖セシリア女子への道をプロが解説でまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























