聖マリア小学校って、どんな学校なんですか?
聖マリア小学校(神奈川県逗子市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
聖マリア小学校の基本情報
聖マリア小学校は、神奈川県逗子市逗子にある共学の私立小学校です。1951年に創立され、児童数は約117名の規模です。少人数を大切にする学校です。
JR横須賀線「逗子」駅から徒歩約10分、京急逗子線「逗子・葉山」駅から徒歩約7分の立地です。海に近い、落ち着いた環境にあります。
カトリックの精神に基づく、あたたかい雰囲気の学校です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
カトリックの精神に基づく教育
聖マリア小学校は、カトリックの精神に基づく教育を行っています。児童の心に働く神を信じ、他者のために最善を尽くす、明るく円満な人間の育成を目指します。
高いものへの畏敬の心や、清らかな感覚を尊ぶ教育が行われています。心の育ちを大切にする、落ち着いた校風が特徴です。
宗教的な情操教育を通じて、感謝や思いやりの心が育まれます。
少人数を生かした全人教育
聖マリア小学校は、少人数制の利点を生かし、児童一人ひとりに即した教育を行っています。実質を伴った、丁寧な指導が特徴です。
体力の徹底的な習得・養成にも力を注ぎ、健やかな体を育てます。心・体・学力をバランスよく育てる全人教育が魅力です。
系列に聖母幼稚園や横浜みこころ幼稚園など、多くの幼稚園があり、カトリックのネットワークのなかで学べます。
あたたかい環境と安全対策
聖マリア小学校は、少人数のあたたかい雰囲気のなかで、子どもがのびのびと成長できる環境です。先生と子どもの関わりが深いのが魅力です。
登下校連絡システムを導入し、登下校の時刻を各家庭にメールで連絡するなど、安全対策にも力が入れられています。安心して預けられる環境です。
海に近い、落ち着いた環境で、家庭的な雰囲気のなかで学べます。
こんな家庭に向いている
少人数の丁寧な教育を望む家庭、カトリックの精神に共感する家庭、体力づくりや全人教育に魅力を感じる家庭に向いています。
一人ひとりをじっくり見てほしい家庭や、あたたかい環境で子どもを育てたい家庭にも、聖マリア小学校はぴったりです。
まずは説明会や公開授業で、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
聖マリア小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【聖マリア小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
年表でたどる、開校から現在まで
学校の性格は、歩んできた道筋によく表れます。資料に記載された沿革は次のとおりです。
- 1951年(昭和26年):開校。創立者はジョン・カリネンです
- 1974年(昭和49年):校舎を改築
- 1998年(平成10年):南校舎を取得。体育室、制作室、会議室などを増設
1951年の開校から70年を超える歴史があります。1998年に南校舎を取得して施設を広げた点は注目に値します。体育室と制作室が増設されたということは、体を動かす場と手を使う場が確保されたということです。
教育方針に「基礎学力・体力の徹底的修得と養成」が掲げられていることを踏まえると、この増設は方針を施設の面から支える動きだったと読むことができます。
資料で確認できる学校の基本データ
学校選びの土台になる数字と条件を、まとめて確認しておきましょう。
- 所在地:神奈川県逗子市逗子6-8-47/電話 046-871-3209
- JR横須賀線「逗子」駅より徒歩10分、京急逗子線「逗子・葉山」駅より徒歩7分
- 児童数:117名(1クラス15〜(予定)30名)
- 教員数:21名(非常勤6名を含む)
- 制服:あり
- 土曜授業:月1回
- 昼食:弁当(注文弁当あり)
- スクールバス:なし
- 転・編入制度:あり(試験あり)/復学制度:あり/帰国子女の受け入れ:あり
- カトリック校・共学
全校で117名という規模は、私立小学校のなかでもかなり小さい部類に入ります。1学年あたりおよそ20名という計算です。数字は資料に記載された時点のものですので、最新の状況は学校にご確認ください。
教育方針として掲げられていること
資料によると、この学校はカトリック精神に基づき、児童の心の内奥に働く神の御手を信じ、その御業に協力することを教育の本旨としています。
そのうえで、児童の中に高きものへの畏敬の心と真摯な態度をはぐくみ、周囲の愛に支えられて愛を学び、自他の完成のために常に最善を尽くす、明るく力強い人間に成長することを目標としています。
さらに、少人数制の利点を生かして児童の個々に即して資質を伸ばすこと、基礎学力と体力の徹底的な修得と養成に力を注ぐことが挙げられています。
信仰に根ざした人間形成を掲げながら、同時に基礎学力と体力という具体的な力にも触れている点が特徴です。理念だけで終わらず、日々の学習と体づくりに落とし込む姿勢が読み取れます。
学校からのメッセージに表れている姿勢
資料には、学校からのメッセージとして次のような内容が記載されています。
人を大切にし、自分にできることを自発的に実行する子どもを育てることを、教育の指針としている。そして「できたか・できなかったか」よりも、子ども自身が愛を感じ、自己価値感を持つ方向にあるかを問う姿勢である、というものです。
この後半の一文が、この学校を理解する鍵になります。結果の達成度ではなく、その子が自分に価値があると感じられているかどうかを見るという立場です。基礎学力と体力の徹底を掲げながら、評価の軸はそこに置かないという構えは、全校117名という規模だからこそ取れるものかもしれません。
学校選びでは、こうした「何を見て子どもを評価するか」という部分がご家庭の考えと合うかどうかが、6年間の満足度を大きく左右します。
安全対策と、系列の幼稚園
資料の安全対策の欄には、登下校連絡システムを導入し、登下校の時刻を各家庭にメールで連絡すると記載されています。記載されているのはこの1点のみです。月額の費用に安全対策費400円という項目があることとあわせて確認しておきましょう。
系列校としては、幼稚園が挙げられています。聖マリア幼稚園、聖母幼稚園、横浜みこころ幼稚園、天使幼稚園ほか、計14園があるとされています。
一方で、中学校・高等学校の系列校については資料に記載がありません。卒業後の進路は、学校選びの重要な要素です。この点は必ず学校に直接ご確認ください。学校見学・個別相談会が随時受け付けられていると資料に記載されていますので、その機会が使えます。
入試の輪郭を、ひととおり押さえておく
最後に、受験を考えるうえでの基本情報を整理しておきます。いずれも資料に記載された内容です。
- 募集人数:男女36名
- 志願者数:2026年度は男子17名・女子14名(計31名)、2025年度は男子10名・女子10名(計20名)、2024年度は男子10名・女子10名(計20名)、2023年度は男子15名・女子8名(計23名)、2022年度は男子24名・女子13名(計37名)
- 考査の区分:ペーパー、運動、制作、面接
- 面接は志願者が1人で始めて、後から保護者が入ってくる形式です
- 受験番号:願書受付順/受験日:生年月日順(遅い順)/月齢の考慮:あり
- 2027年度入試はA〜Dの4日程で予定されています
- 考査料20,000円、入学金200,000円、施設費200,000円
合格者数の記載が資料にないため、実質倍率を計算することはできません。最新の募集人数や日程は、学校の募集要項でご確認ください。
どんな学校かについてよくある質問
共学ですか
資料にはカトリック校・共学と記載されています。募集人数も男女36名です。
カトリックの信者でないと入学できませんか
入学の条件として信仰を求める記載は資料にありません。
学校の規模はどのくらいですか
児童数117名、1クラス15名から(予定)30名、教員数21名(非常勤6名を含む)と記載されています。
系列の中学校はありますか
資料の系列校の欄に記載されているのは幼稚園(計14園)のみです。中学校・高等学校の記載はありませんので、学校にご確認ください。
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