聖徳大学附属小学校って、どんな学校なんですか?
聖徳大学附属小学校(千葉県松戸市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
聖徳大学附属小学校の基本情報
聖徳大学附属小学校は、千葉県松戸市秋山にある共学の私立小学校です。1986年に創立され、児童数は約418名、1クラス平均26名の規模です。
幼稚園から大学までを擁する聖徳学園の一員で、北総線「秋山」駅から徒歩10分のほか、各方面からの直通バスで通えます。
「和」の精神を土台とした教育が行われる、落ち着いた環境が特徴です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
「和」の精神と礼法が特色
聖徳大学附属小学校は、「和」の精神を建学の理念に掲げ、思いやりの心と「知・徳・体」のバランスを大切にしています。
伝統ある礼法の教育や、あいさつを重んじる校風が特徴です。礼法を通じて、品格や思いやりの心を育てます。
学力だけでなく、人としての土台をしっかり育てるのが、聖徳大学附属小学校の教育の魅力です。
英語・国際文化とICT
聖徳大学附属小学校では、全学年で英語の授業が行われ、国際レベルの文化や芸術に触れる機会も用意されています。
ICTを活用した学びも取り入れ、伝統と現代の教育を両立しています。豊かな感性と、世界に目を向ける視野を育てています。
礼法などの伝統的な教育と、英語やICTといった現代的な学びのバランスが取れているのが特徴です。
聖徳学園のつながりと会食
聖徳大学附属小学校は、幼稚園から大学までを擁する聖徳学園の一員で、系列の中学・高校・大学へのつながりがあります。
給食は「会食」として実施され、土曜授業もあります。落ち着いた品格ある学校生活が特徴です。
長い見通しのなかで、じっくりと学力と人間性を育てられる環境が整っています。
公式サイトで確認できる基本データ
学校の印象は人によって変わりますが、公表されている事実は変わりません。2026年8月時点で聖徳大学附属小学校の公式サイトから確認できることを並べておきます。
- 所在地は千葉県松戸市秋山600(郵便番号270-2223)、電話 047-392-3111、FAX 047-391-4519
- 開校は昭和61年4月。聖徳学園短期大学附属小学校として始まり、平成2年に現在の校名になった
- 学園そのものの創立は昭和8年。創立者の川並香順・孝子両氏が「和」の精神を建学の理念に掲げた
- 児童数は419名(令和7年5月現在)。学校長は三須吉隆先生
- 教職員は専任教職員23名、非常勤講師等16名、事務職員4名(令和4年4月現在)
- 平成16年から全学年3学級の編成
- 教育方針は礼節・知育・勤労の3つ
- 2027年度の新1年生の募集人員は男女105名
- 最寄りは北総線秋山駅で徒歩10分。都営浅草線・京成線からの乗り入れで都心から乗り換えなしで通学できる
どこから通っているかが公開されています
公式の学校情報には通学地域の内訳まで示されています。千葉県が299名で、なかでも松戸市が159名、市川市が39名。東京都が91名で、葛飾区が50名、足立区が12名。さらに埼玉県が26名、茨城県が3名です。1都3県から通う学校であることが数字で分かります。登校時には松戸駅、市川駅、北総線の北国分駅・秋山駅、京成線の市川真間駅から学園直行バスが運行され、下校時は課業日に附属小前から松戸駅・市川駅への直行バスが出ます。
この学校を特徴づける3つの柱
ひとつめは礼法です。1年生から6年生まで週1時間、小笠原流礼法師範の先生が指導し、6年間の履修を終えると全員が小笠原流礼法宗家から「若葉の伝」という許状を受けます。ふたつめは会食です。千葉県では数少ない昼の会食を提供する小学校で、土曜日も含めて毎日、食堂「じきどう」で全校児童が明和班ごとにテーブルを囲みます。みっつめは明和班という1年生から6年生の縦割り班で、毎日の会食に加えて運動会などの年中行事や校外学習も明和班単位で行われます。
算数と理科の授業時間
公式の学習ページによると、算数の授業時間は公立小学校の1,011時間に対して1,394時間、理科は公立の405時間に対して525時間です。算数は6年生の2学期前半までに教科書を終え、理科は6年生の1学期までに終えて、そこから発展的な内容に進む構成だと説明されています。4年生の3学期からは算数と国語でコース別授業が週1回行われ、進学塾と連携した講師も指導にあたります。実力テストは4年生が年1回、5・6年生が年3回で、6年生の後半には志望校判定が行われます。
英語と国際的な体験
英語はネイティブの講師とのチームティーチングで行われ、1・2年生はゲームや文化への気づきを中心に、3年生以上は会話の力に重点を置くと説明されています。平成27年には聖徳大学語学教育センターによる英語カリキュラムが始まりました。6年生は3月にシンガポールへ修学旅行に行き、本物の英語に触れることを目的に現地の小学生と交流します。
学校選びの前に確かめたいこと
施設はどのようなものがありますか
公式の施設紹介では、壁で仕切らずワークスペースでつながる普通教室、玄関から床の間・障子・土壁まで正式な日本建築でつくられた礼法教室、大壁画「生命の樹」を前にした床暖房完備の吹き抜け「ふれあい広場」、食堂「じきどう」が挙げられています。運動施設はトラックを除いて全面に芝が敷かれたグラウンド、床にスプリングが入った体育館、屋外プール。学習施設は約1万冊の図書室と1人1台のコンピュータ室です。校庭には教科書に載っている樹種をすべて植え、隣接地には明和班で作物を育てる「聖徳の子農園」があります。
安全面はどうなっていますか
正門には24時間有人監視の守衛所が置かれ、校舎内と学校裏は赤外線センサーで警備されています。児童が正門を通過すると保護者に自動でメールが届くICタグを導入。登校時は市川駅と松戸駅のバス乗り場で教員が見守り、下校時は1・2年生が全バスに教員同乗、3年生から6年生は駅で教員が見守ります。避難訓練は毎月実施され、松戸駅周辺で災害が起きた場合は聖徳大学が避難場所になります。児童の携帯電話の所持は許可制で認められています。
放課後はどう過ごせますか
公式のアフタースクールは、課業日が月曜から金曜の15時10分から19時まで、長期休業中が8時から17時までです。プログラムは曜日ごとに、月曜がかけっこ教室と運動教室、火曜がバスケットボール、水曜がゴルフ、木曜がバレーボール、金曜がプログラミング。17時10分から18時10分の放課後あずかりにはライトミールが付き、アレルギー対応も可能です。松戸駅・市川駅・秋山駅を利用する児童には駅までの送迎が付きます。料金は本文に示されていませんので、要項でご確認ください。
1年の行事はどのようなものですか
年間行事には、4月の入学式と明和班顔合わせ、5月のこいのぼりと運動会、6月の望月校外学習と親子会食会、7月の七夕まつりとすいかわり、9月の全校遠足、10月の聖徳祭、11月の感謝の集会・マラソン大会・一輪車大会、12月の行く年を送る集会、1月の書き初め展と吹奏楽の夕べ、2月の豆まきと親子一日入学、3月のひなまつりと卒業式、そして6年生のシンガポール修学旅行が挙げられています。
受験を考えるときの入り口はどこですか
2027年度は専願・Ⅰ期が10月3日(土)、Ⅱ期が11月7日(土)、Ⅲ期が12月5日(土)、Ⅳ期が1月9日(土)に試験が行われます。選考はペーパーテスト、運動能力検査、集団遊び、保護者と本人が別々に受ける面接で、本人の面接時に言語と巧緻性の実技があります。まずはオープンスクールや授業見学会に足を運んでみてください。
こんな家庭に向いている
あいさつや礼儀、思いやりの心を大切にする教育を望む家庭、「和」の精神に共感する家庭、大学までのつながりを重視する家庭に向いています。
礼法や英語教育、落ち着いた品格ある環境に魅力を感じる家庭にも、聖徳大学附属小学校はぴったりです。
まずはオープンスクールで、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
聖徳大学附属小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【聖徳大学附属小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
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