小学校受験に受かる子は分かるって本当?
コロナ禍で公立小学校のICT教育への遅れや対応の悪さが見えて、小学校受験を決意するご家庭が増えています。しかし小学校受験は入試を突破しなければならず、限られたご家庭にしか入学の機会がありません。
では小学校受験で受かる子はいったいどんな特徴があるのでしょうか?またご家庭にも特徴があるのでしょうか?
今回は小学校受験のプロである私が、小学校受験に受かる子やご家庭の特徴について詳しく解説していきます。小学校受験を検討している親御さんは必見です。
小学校受験に受かる子はわかる!お子様の特徴
小学校受験には偏差値がありませんので、学力ですべてが決まるわけではありません。小学校で受かる子には特徴がありますので見ていきましょう。
メリハリがある
オンとオフがきっちりしているお子さんは良い意味で目立ちます。元気にするときと静かにするときをしっかり理解して行動で表せることが大切です。小学校によっては入試の時に在校生の劇やクイズを見ながら待つ時間があります。その時はもちろん盛り上がってもよいのですが、そのあとで行われる試験では気持ちを切り替えて真剣に取り組む必要があります。
リアクションがとれる
先生から何かを問いかけられたときに、ぼーっと下を向いていたり無反応ではいけません。「はい」と返事をしたりうなずいたり、面接では会話をする必要があります。リアクションがとれるということは先生のお話をきちんと聞いている証拠ですので、入試での評価は高くなります。これは小学校に入学した後でも大事なことですので、しっかりと身につけましょう。
前向きに取り組める
受験対策ではやりたくないことや苦手なこともあると思いますが、諦めるのではなく前向きに頑張れることが大切です。小学校受験では失敗したらすぐに不合格になる訳ではありません。失敗しても諦めずにやり切る力や気持ちがあるかどうかを見られています。気持ち一つで大きく変わるので日頃から前向きになれるような声がけを意識してみましょう。
自覚がある
「自分は今、入試を受けているんだ」と自覚を持って臨めるお子さんは合格する可能性が高いです。自覚がある子は周りの状況を判断して何をしなければならないか、何をしてはいけないかをしっかり理解出来るからです。メリハリのある行動、リアクション、前向きに取り組めるのはベースに自覚があるからです。すべての基礎になりますので、意識付けをするようにしましょう。
小学校受験に受かる子はわかる!家庭の特徴
ここまでは受かる子の特徴をご紹介しましたが、受かるご家庭にも特徴はありますので、見ていきましょう。
家庭に一体感がある
小学校受験は家族一丸となって取り組む必要があります。夫婦で違うことを言ったり指示していては子どもは混乱してしまいます。家族が同じ方向を見てお互いを信頼して取り組めば効果も上がりますし、モチベーションも維持できます。一体感のあるご家庭は常に前向きで子どもに全力を注げます。
子どもに寄り添っている
大きな愛情でお子さんを包み込んであげれば、お子さんも安心して過ごせます。子どもに寄り添っている親は子どもの変化にも気づきますし、フォローも欠かしません。受験対策では苦手なことも出てくると思います。親が寄り添って励ますことで子どもも前向きに取り組めるようになるので、視野を広く持つことが肝要です。
小さな経験をたくさんさせている
とにかくたくさんの経験を積ませているご家庭のお子さんは視野も広く出来ることも多くなります。成功だけでなく失敗も経験することで次はどうすれば失敗しないかを考えますし、成功体験の積み重ねは自己肯定感を高めます。「やれば出来るんだ」という気持ちがなんでもやってみようとする前向きな気持ちを作るので、小さな体験をたくさんさせることは大切です。
あきらめない
子どももそうですし、親も諦めないことが大事です。小学校受験は長期戦です。首都圏の場合、長い方だと埼玉校の9月から都内国立の12月まで長丁場となります。その間に合否も出て一喜一憂するでしょうし、落ち込むこともあると思います。それでも子どもを信じて最後まで走り抜ければ満足いく結果が得られるでしょう。
小学校受験に受かる子はわかる!ポイントをプロが解説まとめ
小学校受験は今までご家庭で取り組んできた結果を示す場です。すべてを一気に出来るお子さんはいません。一つずつの毎日の積み重ねが大切です。受かるご家庭は子どもへの声がけが上手です。あれやりなさい、これやりなさいと指示するのではなく、しっかりお子さんの話を聞いて子どもに考えさせています。お子さんが前向きに取り組んでくれるようなアプローチをしています。親が不安になると子どもにも伝わります。「小学校受験を楽しむ」ぐらいの気持ちでぜひ取り組んでみてください。
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【小学校受験】受かる子に育つ、毎日の関わり方
「受かる子」の特徴を読んでも、明日から何をすればよいのかが分からなければ意味がありません。ここでは、ご家庭で今日から始められることを、5つに絞ってご紹介します。どれも、特別な教材は要りません。
- 最後まで聞いてから答えさせる……ご家庭での会話で、お子さまが話し終える前に先回りしないでください。保護者が先に言葉を足す家庭ほど、お子さまは考査で黙ります。1日1回、意識して待つだけで変わります
- 1日1つ、自分で決めさせる……着る服、夕食の副菜、公園でする遊び。決めた結果がうまくいかなくても、口を出さないでください。自分で決めた経験の数が、行動観察での動き出しの速さになります
- やりかけを片づけさせる……遊んだあとに、自分で元に戻す。試験では、この場面が必ず見られています。片づけまでが遊びだと決めておくと、言わなくてもするようになります
- 「どうしてそう思ったの」と聞く……正解を確かめるのではなく、理由を言葉にする練習です。答えが的外れでも、否定しないでください。理由を言うことが習慣になると、口頭試問で強くなります
- 大人以外と話す機会をつくる……お店の方に自分で注文する、近所の方にあいさつする。家族としか話さない子は、初対面の先生の前で固まります
この5つは、いずれもペーパーの成績には表れません。しかし、考査の場でいちばん差が出るところです。
【小学校受験】直前3か月で、まだ伸びるところ
夏を過ぎてから「うちの子は受かる子ではないかもしれない」と感じられる方は少なくありません。ただ、直前期に伸びるところは、はっきりしています。ここに絞ってください。
伸びるもの
返事、あいさつ、姿勢、話の聞き方、指示に従う速さ、片づけ。いずれも、意識すればその日から変わるものです。とくに「呼ばれたらすぐに返事をする」は、1週間で身につきます。行動観察で最初に見られるのもここです。ペーパーで多少とれなくても、この部分が整っているお子さまは、最後まで見てもらえます。
直前に無理をしないほうがよいもの
新しい分野のペーパーを増やすこと、教室を増やすこと、初めての模試を何度も受けること。この3つは、直前期に始めても間に合わないうえ、お子さまの自信を削ります。9月以降は、できるものを確実に取る形に切り替えてください。
10月からの1日の過ごし方
朝は、いつもより30分早く起きる生活に切り替えます。考査は午前中に行われることが多く、その時間に頭が動く状態にしておく必要があります。日中は、外で体を動かす時間を1時間はつくってください。夜は早く寝かせ、直前の詰め込みはしません。この時期にいちばん怖いのは、体調を崩すことです。ペーパーを1枚多くやることより、睡眠を30分増やすほうが、結果につながります。
【小学校受験】よくある質問
Q うちの子はおとなしいのですが、不利でしょうか
不利ではありません。学校が見ているのは、声の大きさや積極性そのものではなく、その子なりに関われているかどうかです。おとなしいお子さまであれば、うなずく、道具を渡す、順番を守るといった形で十分に伝わります。無理に「元気な子」を演じさせると、かえって不自然になり、本人も苦しくなります。
Q ペーパーはできるのに、行動観察でうまくいきません
家庭の中に、同じ年ごろの子と関わる時間が足りていないことが多いです。教室の授業だけでは足りません。公園や、きょうだいのいるご家庭との集まりなど、指示されずに遊ぶ時間をつくってください。うまくやらせようとせず、もめても手を出さずに見ていることが大切です。
Q 途中で「向いていないのでは」と思ってしまいます
そう感じるのは、お子さまではなく保護者が疲れているときです。まずは1週間休んでみてください。休んで元に戻るなら、疲れが原因です。それでも同じなら、志望校や進め方のほうを見直す時期かもしれません。第三者の目で見てほしいときは、オンライン個別相談もご利用いただけます。
Q いま年中です。何から始めればよいですか
生活習慣からで構いません。決まった時刻に起きて寝る、あいさつをする、自分で身支度をする。この3つが整っていれば、年長からの1年で十分に間に合います。年中の一年の過ごし方は年中の過ごし方にまとめています。
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